『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』ネタバレありのロング予告が公開

劇場版

現在上映中のの『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』より、それぞれの世界で主人公・暦を支え続けた和音の視点で語られたロング予告が公開された。

※以下ネタバレご注意ください。

「高崎和音様。私は瀧川和音です。そちらの世界での人生の終わりにどうか彼を約束の場所へ送り出してほしいのです」という『君愛』の和音(余貴美子)が『僕愛』の和音に向けた1通の手紙を読むシーンから映像は始まり、主人公の暦が7歳の時に離婚した両親のどちらについていくかで、世界が枝分かれしたことを語る。『君愛』の暦が栞という少女と出会い、永遠の愛を誓うほど惹かれあっていたが、事故で栞が幽霊となり事故に遭った交差点から動けなくなってしまう。「俺のせいで…」と自分を責める暦は、事故に遭う原因をはじめからなかったことにするために、自分と栞が絶対に出会うことのない『僕愛』の世界への移動(タイム・シフト)の研究を続ける。「愛する人と出会うことのない世界に何の意味があるのか」と和音は暦を止めようとするが、決意を固めた暦はタイム・シフトを成功させ 『僕愛』の世界へ—。

栞と出会うことのない世界で和音と出会い、愛する人との幸せな日々を過ごし、暦がその人生の終わりを迎えようとした時、『君愛』の和音は、暦の願いを叶えるために栞との約束の場所へ送り出してほしいと『僕愛』の和音に手紙で伝えるのだった。『僕愛』『君愛』は一見それぞれの世界でのラブストーリーが描かれているように見えるが、実は『君愛』の和音が物語のキーとなりふたつの世界を繋ぐことになっている。

©2022 「僕愛」「君愛」製作委員会