BS12、『イノセンス』を3月28日に放送 カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に出品された押井守監督作品

劇場版

BS12は、日曜よる7時より放送中の劇場版アニメや長編アニメに特化した「日曜アニメ劇場」にて、『イノセンス』を3月28日に放送する。

『イノセンス』は、押井守監督、制作プロダクションI.G.によるアニメーション映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編として2004年に公開された作品。
日本アニメとしては史上初となるカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品となり、大きな話題となった。

■ストーリー
人々が電脳化され、声を出さずとも、コンピューター端末を打たなくとも、ネットワークを通じたデジタルコミュニケーションが可能になる一方、肉体の機械化も進み、人とサイボーグ(機械化人間)、ロボット(人形)が共存する、2032年の日本。魂が希薄になった時代。決してそう遠くない近未来を舞台に物語の幕が開く。主人公は、続発するテロ犯罪を取り締まる政府直属の機関・公安九課の刑事バトー。バトーは、生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、一人の女性、”素子”(もとこ)の記憶だけ。ある日、少女型の愛玩用ロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。「人間のために作られたはずのロボットがなぜ、人間を襲ったのか」。さっそくバトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する”謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていく。

■出演
大塚明夫
田中敦子
山寺宏一
大木民夫
仲野裕
竹中直人
ほか

■スタッフ
脚本・監督:押井守
原作:士郎正宗(「攻殻機動隊」講談社刊)

公式サイト
©2004 士郎正宗/講談社・IG,ITNDDTD