2月7日、東京・ヤクルトホールにて、西明日香さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「西明日香のデリケートゾーン！」初の単独イベント「西明日香のデリケートゾーン！～あっちゃん生誕祭2016～」が開催された。一般発売のチケットも即日完売となるほど多くのファンが訪れ、2月10日に誕生日を迎える西さんを祝福。そんな西さんも、さまざまな企画で会場を盛り上げた。本稿では、二部構成で行われたイベントの、昼の部の模様を紹介する。

半生を振り返る「西明日香ヒストリー」では、過去のか●やつひろしさん似の髪型も披露

イベント開始の時間になると、いきなりサングラスにおもちゃの銃（光線銃の設定）という出で立ちの西さんが登場。満員の会場に「デリケートビーム！」と銃を向けると、それに合わせてのけぞるファン。西さんのイベントらしい、ファンとの結びつきの強さをいきなり見せつけてのスタートだった。一旦舞台を後にした西さんが再び登場すると、今度はイベントグッズとして販売されていたデリケートゾーンユニフォームを題材にトークを展開。実際に着用していたファンに向けて「（価格が）高かったよね？妥当？嘘つけ！」とツッコミを入れ、笑いを取っていた。

会場の空気も温まったところで始まった最初のコーナーは、西さんの半生を振り返る「西明日香ヒストリー」。ここでは、イベントのために実家から持ってきたという秘蔵の写真とともに、子供のころから学生時代までのエピソードを紹介。中には、生後間もない時期の写真や、小学生のとき大好きだった指人形、さらには高校時代の修学旅行での写真まで飛び出し、会場を大いに沸かせていた。さらにここでは、ラジオ番組「洲崎西」でも話題になっていた、か●やつひろしさん似の髪型をしている写真も披露された。このエピソードを知っていた人も多かったのか、さらに大きな歓声と笑いがあふれていた。

続いて、西さんの誕生日を祝うべく、ステージ上にはバースデーケーキが登場。西さん自身が考案したバースデーソングをファンが一体となって歌い、盛大にお祝い。さらに誕生日をお祝いするコメントとして、昼の部では内山夕実さん、大橋彩香さん、洲崎綾さんからのコメントも紹介。3人から贈られた思い思いのコメントに、西さんも喜んでいる様子だった。

生のフルート演奏、さらにラジオのレギュラーコーナーも

続いてのコーナーは、西さんの特技のひとつでもあるフルートの生演奏。会場内で特技としての認知度は高かったものの、実際の演奏を見たことがあるファンはなかなかいない貴重な機会だっただけに、ファンからは大きな歓声が湧き上がった。
「めっちゃ久しぶりなので…」と謙遜する姿を見せつつも、見事な演奏を披露し、会場全体から惜しみない拍手が贈られた。さらに高校時代、吹奏楽部として高校野球の応援に行ったエピソードを明かすと、当時の応援歌を立て続けに披露。さらにはフルートをバットに見立て、元プロ野球選手のある選手のモノマネまで飛び出し、会場は笑いであふれていた。

続いて、ラジオのレギュラーコーナー「デリケートにキスして」が行われた。普段はリスナーのデリケートなエピソードを紹介し、そのデリケートな部分に西さんがキスをする、という内容のコーナーだが、今回は来場者からとったアンケートの中から「物販に長い時間並んで冷えた体と心に」など、いつものラジオと同様に自由なエピソードが連発され、それに対する西さんも会場全体を使ってキスを送っていた。

加えてアンケートでは、「2016年の西明日香に期待すること」という質問もあり、こちらへも面白い回答が連発。「大人の色気とこれまでのかわいさの融合」との書き込みに頷いたかと思えば、「熱愛発覚」というネタコメントに西さんが大爆笑する一幕も。
また、「西明日香を一言で表すと」の質問には「ふんどし声優」との回答があったが、これはつい先日、ふんどしの普及に貢献した人に贈られる「ベストフンドシスト」を西さんが受賞したことによるもので、それを受けて、「大事なイベントでは絶対ふんどしで行くぞ」と意気込みを語ってくれた。

こんな具合で、最後まで盛り上がりを見せた「西明日香のデリケートゾーン！～あっちゃん生誕祭2016～」。盛大な誕生日を迎えられた西さんにとっても、それを見届けたファンにとっても、思い出に残るイベントとなったはずだ。