押井守監督最新作『ぶらどらぶ』キービジュアルが公開! 『うる星やつら』以来となるドタバタコメディが展開

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『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『機動警察パトレイバー』などで知られる世界的な映像クリエイター・押井守氏の最新作『ぶらどらぶ』のビジュアルが公開された。

キャッチコピーは「ゲイジュツはバクハツだ!」。これまでのシリアスなキービジュアルとは一転、登場人物たちのコミカルな表情が印象的なキービジュアルとなっている。
本編で繰り広げられる『うる星やつら』以来となる「ドタバタコメディ」、そして“本作はぜひ女の子に見てほしい”と語る押井守氏の新作シリーズアニメに期待しよう。

また、YouTube「ぶらどらぶチャンネル」にて本予告動画が公開。12 月 18 日(金)より『ぶらどらぶ』本編 “第 1 話 -特別版-“ の無料配信が行われる。
本予告動画では、既に公開されている特報映像内で使用されているカットに加え、シリーズ全体の作風が存分に詰まった内容が追加されている。

押井総監督コメント
ガール・ミーツ・ガールを真面目にやりたくて。人と人の繋がりの話。だから「血」なんです。「血縁」とか、「血で繋がった友達」という言葉もありますが、僕は真面目に「血」の話をやりたかった。
だから「吸血鬼」。「血を吸う」とは象徴的な行為かもしれないけど、いろんな意味で象徴的に「血」の話にしようと考えたんです。そして吸血鬼を扱うということは、同時に異文化の話でもあって。異文化であり、いわゆる人外(じんがい)。人間なんだけど人間じゃないもの。ある種の宿命として誰かの供犠(くぎ)であり、誰かの犠牲の上でしか生きられない存在。そうした異質なものとの出会い、それが繋がっていく話。血の話となると、暗くて陰惨になりがちなんだけど、そうじゃなく割と軽やかにやってみたかったんですよ。

『ぶらどらぶ』

【ストーリー】
重度の献血マニアの女子高生・絆播 貢(ばんば みつぐ)。
足繁く献血車に通っては、看護師に邪険に扱われる日々……。
そんなある日、献血車で外人(?)の美少女と遭遇する。
青白く今にも倒れそうな彼女は、血を抜かれそうになった瞬間、豹変し献血車を破壊!
貢は、意識を失った少女を、なんとなくの勢いで保護し家に連れ帰ることに……。

【スタッフ】
製作:いちごアニメーション
総監督・原作・シリーズ構成:押井 守
監督:西村 純二
脚本:押井 守・山邑 圭
ビジュアルデザイン:水野 歌
キャラクターデザイン:新垣 一成
色彩設計:梅崎 ひろこ
美術設定:加藤 靖忠
美術監督:小幡 和寛
美術:smartile
音響監督:若林 和弘
音響効果:山田 香織
録音調整:今泉 武
音響制作:Production I.G
音楽制作:AUBE
音楽:川井 憲次
アニメーション制作:Drive
アニメーション制作協力:Production I.G
制作:コミックアニメーション

【Cast】
絆播 貢役:佐倉 綾音
マイ・ヴラド・トランシルヴァニア役:日高 里菜
血祭 血比呂役:朴 璐美
渡部 マキ役:早見 沙織
墨田 仁子役:日笠 陽子
雲天 那美役:小林 ゆう
紺野 カオル役:高槻 かなこ
勝野 真澄役:三宅 健太
岡田役:石川 界人
神原役:綿貫 竜之介
堀田役:木内 太郎
マイのパパ役:岩崎 ひろし
貢のとーちゃん役:中田 譲治

公式サイト 公式Twitter 作品概要
Ⓒ2020 押井守/いちごアニメーション