殺生丸の娘達の物語『半妖の夜叉姫』TVアニメ化が決定! アニメ犬夜叉シリーズの制作スタッフが集結、高橋留美子も参加

TVアニメ

『犬夜叉』の登場人物である殺生丸と犬夜叉の娘達の物語『半妖の夜叉姫』の、TVアニメーション制作が決定した。放送は2020年秋を予定している。

高橋留美子氏原作の『犬夜叉』は、週刊少年サンデーにて1996年から2008年まで連載。妖怪が跋扈する戦国時代と現代を舞台に繰り広げられるファンタジー活劇でありながら、登場人物それぞれの人間関係、恋愛模様が繊細に描かれた。
2000年よりTVアニメシリーズが放送開始、映画4作品も劇場公開、様々なコンテンツで展開され、今でも多くのファンに愛され続けている大人気作品。そんな『犬夜叉』の登場人物、殺生丸と犬夜叉の娘たちが今回のメインキャラクターとなる。

アニメーション制作は、アニメ犬夜叉シリーズに引き続き、株式会社サンライズが手掛ける。
監督は佐藤照雄氏(『犬夜叉 完結編』副監督を担当)、シリーズ構成を隅沢克之氏(本作は氏のオリジナルストーリーで構成される)、メインキャラクターデザインに原作者の高橋留美子氏、アニメーションキャラクターデザインに菱沼義仁氏、音楽に和田薫氏など、アニメ犬夜叉シリーズを手掛けたスタッフが再集結し、新たな戦国御伽草子を生み出していく。

高橋留美子先生からのコメント:


「3人のヒロインそれぞれ、とても魅力的に仕上がっています。彼女達がどんな冒険の旅をするのか私も楽しみにしています。」

■『半妖の夜叉姫』あらすじ 
とわ、せつな、もろはは、妖怪と人間の血を引く半妖の少女たちだ。
幼い頃、森の火事に巻き込まれ、離ればなれになった双子の少女、とわとせつな。とわは、時代樹の時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代へとタイムスリップ。かごめゆかりの日暮家の娘として育てられ、武道に長けた女子中学生に成長した。一方、戦国時代に残された妹のせつなは、妖怪退治屋のお頭となった琥珀の下で妖怪退治を生業にしていた。もろはは、かごめと犬夜叉の娘。賞金稼ぎとして「化け殺しのもろは」の異名を取り、やはり妖怪退治に明け暮れている。
とわとせつなが別れ別れになってから、10年。時代樹の時空を越えるトンネルが再び開かれた。現代に現れたせつなと再会するとわだったが、せつなは何故かとわのことを忘れてしまっていた。
せつなと共に、現代にやって来たもろはも加わり、とわたち「半妖の夜叉姫」が、現代を、そして戦国時代を、縦横無尽に暴れ回る!

■『半妖の夜叉姫』メインキャラクター紹介

<とわ>
令和の時代に生きる現代っ子。14歳の女子中学生。10年前、時代樹のトンネルで現代にタイムスリップ。かごめの弟・草太に助けられ、娘として育った。武道が得意で、不良達に絡まれてはケンカ沙汰を起こし、転校を繰り返していた。今は女子校の聖ガブリエル学園に編入。現代にやってきた、せつなともろはと出会い、せつなの眠りを取り戻すため、戦国時代に戻ろうとする。男装は戦いやすいため。実は戦国時代に生きる殺生丸の娘。

<せつな>
14歳。琥珀がお頭を務める妖怪退治屋に参加し、妖怪退治を生業にしている。実は4歳の頃、双子の姉のとわと別れ別れになったが、10年後、もろはと共に現代にタイムスリップ。とわと再会する。しかし、夢の胡蝶に眠りを奪われたため、幼い頃の記憶がない。とわが姉だと言っても信じない。せつなの眠りを取り戻そうとするとわともろはと共に、戦国時代に戻ることになるが……。冷静沈着で物事に動じない様は殺生丸譲りと思われる。

<もろは>
14歳の賞金稼ぎ。妖怪退治をしては、退治した獲物(妖怪の首や牙や身体)を、賞金首を取引する屍屋獣兵衛に売っている。妖刀・倶利伽羅丸の使い手。通り名は「化け殺しのもろは」。赤真珠付きの貝の器に入った紅を差すと「国崩しの紅夜叉」となって大暴れする。性格は明朗快活。せつなやとわと比べると一番世間慣れしている。実は犬夜叉とかごめの娘だが、幼い頃からひとりで生きてきたので、両親のことはほとんど知らない。

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