ノイタミナムービー第2弾「Project Itoh」として公開予定の『屍者の帝国』新ビジュアルが公開。ヴィクターの手記を求め旅をするメンバーが描かれる

『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』に続くノイタミナムービー第2弾として発表されている「Project Itoh」。これはた小説家・伊藤計劃氏(いとう・けいかく/1974-2009)が遺したオリジナル長編小説『虐殺器官』『ハーモニー』、そして彼が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔氏が書き継いで完成した『屍者の帝国』の3作品を映画化するというもので、今回は『屍者の帝国』の新ビジュアルが解禁となった。主人公ジョン・ワトソンと「ヴィクターの手記」を求めて旅をするメンバーが描かれている。

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(C)Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES

また、5月7日(木)18時より、【Project Itoh】公式サイト内のニュースページにて『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』3作品のイメージビジュアルの壁紙ダウンロードページがアップされている。本作に興味のある人、そして伊藤計劃氏のファンである人は、ぜひダウンロードしよう。

ダウンロードページ:http://project-itoh.com/news/

『屍者の帝国』

“死体蘇生技術”が発達し、「屍者」を労働力として活用している19 世紀末のロンドン。有能な医学生ジョン・ワトソンは、英国政府の秘密組織「ウォルシンガム機関」に招かれ、ある密命を受ける。

それは伝説の書物「ヴィクターの手記」の捜索。一世紀前にヴィクター・フランケンシュタイン博士が遺し、まるで生者のように意思を持ち言葉を話すオリジナルの屍者「ザ・ワン」を生み出す究極の技術が記されているという。第一の手掛かりはアフガニスタン奥地。ロシア帝国軍の従軍司祭であり天才屍者技術者と謳われたアレクセイ・カラマーゾフが、突如武装した新型の屍者を率いて叛乱を起こし、その地に姿を消したという。

彼が「手記」を既に入手し、新型の屍者製造にその手法を用いているのだとしたら…。すべての行動を記録する屍者フライデーを伴い、ワトソンの「ヴィクターの手記」をめぐる壮大な旅が始まる。

原作:伊藤計劃×円城塔(河出文庫)
監督:牧原亮太郎『ハル』
キャラクター原案:redjuice
制作:WIT STUDIO『ハル』『進撃の巨人』『鬼灯の冷徹』
公開:2015年12月公開

公式サイト