企画展「アニメ地獄楽の世界」東京アニメセンターで開催決定。「伝匠美」を活用した金箔アートも登場

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2024年2月2日~2024年3月10日に、東京・渋谷で運営している「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」で、企画展「アニメ地獄楽の世界」が開催される。

本企画展では、DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころキューブ」を通して、アニメ制作陣の貴重なコメントや解説などを日本語と英語の二つの言語で楽しめる新しい鑑賞体験を提供する。また、水墨絵師・じんかい氏が描き下ろしたキービジュアルをDNPデジタル高精細複製「伝匠美」を活用し制作した特別展示物を紹介する。

企画展「アニメ地獄楽の世界」の開催概要

○開催日程 :2024年2月2日~3月10日
土日祝 10:00~20:00(展示最終入場19:30)
平日 11:00~20:00(展示最終入場19:30)
○会場 : 東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA(東京都渋谷区神南1丁目21-3渋谷MODI2F)
○入場料 : 前売券1,800円(税込)、当日券2,000円(税込)
○WebサイトURL : https://tokyoanimecenter.jp/event/anime_jigokurakuexhibition/
○X(旧Twitter)公式アカウント : https://twitter.com/tac_jigokuraku

■「アニメ地獄楽の世界」×「みどころキューブ」について

「みどころキューブ」は、キューブ(立方体)状のインターフェースを用い、文化財やアート作品について、テーマや関係性等の多様な視点で紹介する鑑賞システム。直感的な操作で、さまざまな情報を表示し、作品等に対する鑑賞者の興味・関心を喚起し、理解の促進につなげていく。

今回、企画展来場者が自分のスマートフォンで、企画展会場内にあるQRコードを読み取って「みどころキューブ」にアクセスすると、アニメ『地獄楽』の声優キャストによる音声コメントを聴けるほか、アニメプロデューサーによる特別コメントや作中の用語解説等といったコンテンツを日本語・英語の二つの言語で楽しめる。「みどころキューブ」の3D空間内に多様なコンテンツを配置することで、それぞれの関連性を俯瞰して鑑賞できるほか、詳細情報や音声解説によって多彩な鑑賞体験を楽しめる。

■「アニメ地獄楽の世界」×DNPの高精細複製「伝匠美」を活用した金箔アートのみどころ

「伝匠美」は文化財やアート作品の保存と公開の両立を目的に、デジタルアーカイブ・画像処理・印刷等のDNPのノウハウを結集して開発した複製。これまで、障壁画・屏風・掛軸など、広汎な文化財の再現などに展開してきました。DNPはまた、特許取得済の技術を活かして、金箔地に描かれた「金地作品」を原本に忠実に精緻に再現することもできる。この技術は、高い耐光性を持った顔料インキを用いて、金箔上に直接高精細な印刷を行うことで、耐久性を確保しながら金箔上の絵画部分を忠実に再現するもの。

今回の企画展では、水墨絵師・じんかい氏による描き下ろしキービジュアルの制作に、金箔上に直接印刷するDNPの特許技術を活用する。会場では水墨画の細かな筆のタッチを再現した、高さ1mに及ぶ印象強い展示品を鑑賞できる。