三上枝織が税について語る「税理士記念日」特別イベントが開催。トークを通してお金との付き合い方を知る1日に

イベント

東京税理士会主催/東京税理士協同組合共催による「税理士記念日」特別イベント≪TAX MEETING –NO TAX,NO LIFE.- 税金と人生の関わりを知ろう!≫が実施された。

ゲストにお笑い芸人のカミナリと声優の三上枝織さん、落語家の笑福亭鉄瓶さん、女子大生SNSマーケターのくつざわさんを迎え、会場からは終始笑いや拍手が絶えず、トークと落語を通して楽しみながらお金との付き合い方を知るイベントとなった。

<以下オフィシャルレポートより>

若者に税のしくみや税理士の仕事内容を楽しんで学んでいただくことを目的に、「税理士記念日」特別イベントとして開催された本イベント。最初に東京税理士会副会長の内田景俊が登壇し、「今回のイベントタイトルにもなっているとおり、税金のない人生はありえないのではと思っています。今日のイベントで税と人生の関わりを学んでいただき、にこやかな顔でお帰りいただけたらと思います。」と挨拶しスタートしました。第一部は、お笑い芸人のカミナリと、声優の三上枝織が登壇し仕事についてのトークセッション。カミナリの竹内まなぶが「本日は朝からバタバタして息が整っていなくて…ゼイゼイ(税税)しております。」と挨拶すると会場は笑いに包まれ、和やかな雰囲気に。カミナリの石田たくみも「僕も朝からゼイゼイ(税税)しております。久しぶりにスーツを着てきました!」、三上「私もカミナリさんと一緒ということで緊張してゼイゼイ(税税)しております。今日は楽しんで税について学びたいと思います。」と3人とも冗談を交えながら挨拶。

MCより今の職業を目指したきっかけを聞かれると、石田「”俺が一番面白いだろう”という勘違いから芸人になろうと思いました。幼なじみのまなぶとは小学校が違ったのですが、中学校で久しぶりに再会したら自分より上がいる、これは仲間にしないとと思い、芸人に誘ったんです。」、竹内「僕自身が笑いを生み出していたと思っていたのですが、気づいたら頭叩かれていました(笑)」とコンビ結成秘話を披露。声優の仕事をするまで、眼科の受付をしていたという三上は「アニメが好きで自分の声で面白くできたらと思って声優を目指したんです。働いていたこともあって、私は声優の中では遅咲きでして…。今の仕事で食べられるようになるのに3~4年かかりました。」とコメント。

また仕事の魅力について聞かれると、三上「声優は男性や動物、宇宙人など自分でないものになれるんです。共通点を探したり映画や漫画を見たりして演じていきます。」、石田「僕らは逆に何かを演じるコントができなくて。役を作らない漫才をしています。漫才で笑ってもらえるのは、昔友達を笑わせていたのが間違いでなかったのだなと思えてやりがいを感じます。」、竹内「コンプレックスが仕事になっていて、過去の自分を肯定できるはいいなと思っています。」と語りました。また本日が税金について学ぶイベントということもあり、竹内が「自分で税金を払っているときに大人だな、社会人だなと思います。今の時代、本当にちゃんと税金を払わないといけないですからね!」と語ると、石田も「心を込めて”税”を払えば、”悦”ぶになるからね!」と税を払う大切さについて語る一幕も。本日来場されたお客様への応援メッセージとして竹内は「今辛いことがあったり悩むことがあったりするかと思いますが、乗り越えればのちに自分のエピソードとして、意味のあることに絶対なります!」石田は「やりたいと思うことを追求してください。諦めないことが大事です!」、三上は「情熱を持ち続けて、好きなことを見つけてくださいね。」と語り、最後に竹内が考えた「みんなで頑張るぜい(税)!」を会場のお客さんと一緒に発声をして一部は終了しました。

続いて第二部は、笑福亭鶴瓶の弟子であり落語家の笑福亭鉄瓶による【租税落語】。租税落語とは、笑いを交えながら税の役割やしくみについて説明するもの。家族間での相続についての会話という身近な話題から、相続税についての仕組みがコミカルに語られ、会場からは終始笑いが起こりました。

最後の第三部ではゲスト全員が登壇し、税のしくみや税理士の仕事について学ぶトークセッションへ。最初に普段お金を使うにあたり気を付けていることを聞かれると、竹内は「お酒を飲みながらネットショッピングをしないように気を付けています。昔エメラルドグリーンの冷蔵庫を買っていたことがあって…。」、家族がいる石田と鉄瓶は、家族への投資、特に子どもには惜しまず使ってしまうことで共感し、三上は「ゲームの課金に使ってしまうので、限度額を決めるようにしています!」、くつざわは「貯金が趣味なのですが、大学生なので飲み会なども多く、ついつい使ってしまうこともあります。」と告白。難しいと思われがちですが、実は身近な存在である税金。東京税理士会会員の武嶋賢治が「皆さんが払っているものとして、消費税や所得税、法人税などがあるかと思います。日本には実は50種類以上の税金があるんです。酒税や入湯税、ゴルフ税など意外なところにも税はあるんですよ。」と語ると、会場からは驚きの声も。登壇ゲストから、確定申告をするにあたり、提出書類を忘れてしまう、数字というだけで難しいと感じてしまうといった声があがると、武嶋は「よく分からないという方が多いと思います。そういったとき、税理士を頼ってもらえると嬉しいです。また今では国税庁のホームページで簡単に確定申告をできるソフトもあります。難しいと思わずに、身近に感じてもらいたいなと思います。」と話しました。

税理士の仕事について、東京税理士会会員の益田あゆみは「税理士はみんなが税を払うことを助けたり、どんなことに使われているかを教えたりしています。税理士になるまでには試験で5科目あるのですが、1科目ずつ働きながらとれるのです。私自身も数字が苦手なのですが、仕事を通して頑張れているというメリットもあります。また働いている方の裏側を見ることができるというのも面白いと思います。」、武嶋は「僕はもともと銀行や商社などの仕事をしていたのですが、途中から方向転換をして税理士になりました。別の仕事をしていても途中からなれることや、働き方を自分で決めていけるのも税理士のいいところかなと思います。」と税理士という仕事の魅力が語られ、会場からは感嘆の声があがりました。

続いて、税理士との付き合い方について聞かれると、石田は「税理士の方とまなぶで3人のトークグループがあるんです。そこで質問したり足りないものがあれば教えていただいたりしています。」、くつざわ「母も自営業なので本当にお世話になっています。仕事がうまくいけば一緒に喜んでくれますし、いいパートナーだなと思っています。」と語り、武嶋は「なんでも聞いてもらいたいです。収入を見せるということは人生を預けるような関係性になるかなと思うので、信頼関係を築いていきたいですね。」と話しました。最後に竹内は「税金は身近なことなので難しく考えることではないと改めて感じました。広めていくためにも、全国でイベントをやりたいので、あと46箇所で呼んでください!(笑)」、石田「税理士は本当に大切なパートナーだと思います。ファミリーとして仲良くなるために、プレゼント渡したりしようと思いました。一応プレゼント代は領収書渡します(笑)」、三上「お金を身近に感じるイベントでした。お金の使い方や税理士さんとの付き合い方を見直そうと思います。」、鉄瓶「僕は長いこと租税落語をやっています。ぜひ。他のイベントでもよろしくお願いいたします!(笑)」、くつざわ「税金について身近に感じてもらえるように発信していきたいと思いましたし、個人事業主は不安なことも多く、心細いんです。税理士さんはパートナーとして大事な存在だなと思いました。」と締めると、会場からは拍手が起こりました。

最後に、東京税理士協同組合 副理事長の鳩岡恒篤が、「本日のイベントで税理士になりたいという方が1人でも増えるといいなと思っております。全国には約78,500人、東京都では23,200人の税理士がおります。2月17日から3月16日まで確定申告の期間ですし、2月23日は税理士記念日なので、税理士の仕事に触れる方も多いと思います。ぜひ本日のイベントや税理士の存在を思い出していただけたらと思います。」と閉会の挨拶をし、本日のイベントが終了しました。