『放課後さいころ倶楽部』放送直前先行上映会が開催。宮下早紀、高野麻里佳、富田美憂、M・A・Oが語る作品とボードゲームの魅力

TVアニメ

9月11日(水)に、10月の放送に先駆け新宿バルト9にて『放課後さいころ倶楽部』の1~4話を上映する「放送直前先行上映会」が行われた。

上映後のトークショーでは宮下早紀、高野麻里佳、富田美憂、M・A・Oが登壇し作品のみどころやアフレコでの裏話、そして本作を通して実際に体験したボードゲームの魅力など余すことなく語った。

オフィシャルレポート

Q:それぞれのキャラクターの魅力について。
宮下さん
第一印象としては、大人しくて泣き虫でちょっと暗くて、マイナスなイメージを持った方もいるかもしれませんが、それを裏返してみると、優しくて、人の痛みとかそういうところもわかる魅力的な女の子になっています。
近くにいたら素敵だなと思う男性は多いと思います。
このメンバーのほかに好きなキャラクターでマキちゃんというキャラクターがいて、「美姫ちゃん!」のちゃんの言い方がすごくいいんです。TVアニメスタートの際には、ぜひ、マキちゃんも含めた他の魅力的なキャラクターもチェックしてください。

高野さん
上映会では4話分観ていただきましたが、みなさん、いかがでしたか?
私が演じる綾ちゃんは、なかなかゲームに勝てません(笑)。人を思いやる気持ちが強いからこそ、勝てないのですが、そこが魅力的です。結構元気な役回りです。ひとりでずんずんと前に行ってしまう中にも、困っている人がいたら、すっと手を出してあげられる優しさのある女の子です。

富田さん
普段は、先行上映会で緊張することはほとんどないのですが、今日は、(自身のソロデビュー曲となる)オープニングが流れていてすごく緊張しました。私が演じる翠は、みんなのまとめ役です。クールで近寄りがたい印象を持った方も多いかもしれませんが、回を重ねるごとに、意外と表情豊かな女の子だと気づいていただけたのではないでしょうか。今後もそれぞれのキャラクターの表情、顔に注目しながら楽しんで観ていただきたいです。

M・A・Oさん
はじめまして。エミーリア役のM・A・Oです。本日の上映会では、一番最後に、ちょこっと出させていただきました(笑)。
(ネタバレを気にしながら)同じ制服を着ているので大体想像はつくかと思いますが…、今後美姫ちゃん、綾ちゃん、翠ちゃんとどのように絡んでいくのか、注目していただきたいです。

Q: 4話までに登場した4つのボードゲーム 「マラケシュ」「ごきぶりポーカー」「ドブル」「インカの黄金」や、実際に体験したボードゲーム の中でのお気に入りは?

宮下さん
「ドブル」が面白かったです。アフレコ現場にはいつもボードゲームが置いてあるので、作中で絡みの少ないキャストの方たちとも一緒にゲームができてうれしいです。「マラケシュ」や「ごきぶりポーカー」は、顔合わせの時に、3人(宮下さん、高野さん、富田さん)でやったのですが、ルールも簡単なのですぐに楽しめておすすめです。皆さんも作品を観て興味が出たら、すごろくやさんに買いに行ってください!

高野さん
私は「インカの黄金」が好きです。実際に、石を触って確かめながらものにできるみたいなところに魅力を感じています。カードゲームもインスピレーションが膨らんでとても楽しいのですが、やっぱり惹かれるのは、触って自分のものになるゲーム ですね。宝物とか、石とか大好きなので。

富田さん
これから強くなっていきたいという意味で「ニムト」が好きです。翠ちゃんは理詰めなところがあり、ゲームがすごく強いキャラクターなのですが、私は異常にゲームに弱いんです。この作品のキャスト発表時に「富田さん大丈夫ですか?」とTwitterでファンの方に心配されるほどなので(笑)。この機会に翠ちゃんを見習うつもりで、挑戦したい、ゲームに弱い自分を克服したいと思います。強くなったら超カッコいいですよね。

M・A・Oさん
「ごきぶりポーカー」は、ごきぶりがボードゲーム に?!というインパクトがありました。(カードを見つめる仕草をしながら)イラストはとても可愛らしいですが、ごきぶり…、というちょっと複雑な気持ちもありますね(笑)。

Q:奈良出身、宮下さんへの質問!アフレコ時、京都弁で苦労したことは?
宮下さん
私は、父が大阪出身、母が京都出身、私は和歌山で生まれ、奈良で育ったという、いろいろな関西要素を取り入れた人間です(笑)。美姫ちゃんを演じて、実際に奈良県に住んでいて話していた関西弁とは全然違うことに気づきました。
台本チェックのときは、「あれ、これは関西弁?標準語?」と迷ったときには頼れる母に電話して確認しています。
「京都弁はフラットで優しい響きをする関西弁なのでそこを意識して」という母のアドバイスに従いながら、頑張りましたが、結構、監修の方に指摘されました(苦笑)。

Q:高野さん、富田さんへの質問!アフレコ時の方言について。
高野さん
私は標準語のキャラクターなので、美姫ちゃんと翠ちゃんの二人が頑張っている後ろで私だけがさぼっているのは…、と思い、二人の真似をしながら正しい京都弁を勉強しました。京都弁の特徴について持論を発見したのですが、残念ながら、それを披露する機会はこの作品の中ではなさそうです。また、別の機会で活かしたいと思っています。

富田さん
私は、何を隠そう?!埼玉出身なので、京都弁が全然わかりません。監修の方が入ってくださっていますが、ちょっとというか半音違うだけで京都弁じゃなくなると指摘されました。翠は感情が高ぶると京都弁になるというキャラクターなので、それがプラスされた難しさもあります。音楽の授業を受けているような感覚で指導していただきました。セリフを言うたびに、「(宮下)早紀ちゃん、これ合ってる?」ってしつこいくらい確認していました(笑)。

Q:M・A・Oさんへの質問!キャラクターについて、お芝居のときに特徴付けたことは?
M・A・Oさん
ビジュアルからも想像できるように独特の片言で、
あまり「てにをは」がないキャラクターです。ドイツ出身ということで、驚いたりするととっさにドイツ語が出てきます。発音が本当に難しかったのですが、スタッフの方にディレクションをしていただきながら、一生懸命頑張りました(笑)!

「さいころくらぶのなにができるかな?!」のコーナーにて
巨大さいころをふって、出た目のボックスから1枚質問用紙をひいて解答!
質問はTwitterで募集したもの。

宮下さん「3」
質問→美姫のように、何か変わるきっかけが欲しいです。キャストのみなさんの、人生においての変わったきっかけを教えてください。
答え→
富田さん
ここにいるみんなもそうだと思いますが、このお仕事についたこと、それが一個変わったきっかけかと思います。

高野さん
ゲームが好きでずっと一人でやっていました。今はオンラインゲームが主流となっていますが、この作品に関わったおかげで、ボードゲーム仲間が増えました!

高野さん「5」
質問→ボードゲーム には頭を使うゲームはありますが、みなさんは頭を使うゲームは得意ですか?
答え→
富田さん
なんでみんな私を見るの?

宮下さん、高野さん、M・A・Oさん
あはははは!(会場も大爆笑)

高野さん
美憂ちゃんはボードゲームは苦手ってことでいいと思います。
(会場から拍手!!和やかなムードに)

富田さん「6」
質問→ゲーム進行時に相手を撹乱するために、必要なポーカーフェイス。みなさんは、ポーカーフェイスはできますか?コツがあったら教えてください。

答え→

高野さん
M・A・Oさんは得意だと思います!真顔が。

M・A・Oさん
無になるのは得意です!でも、何かオプションが加わると難しいですね(笑)。

宮下さん
「ごきぶりポーカー」のときに、高野さんは下手だなと思いました(笑)。

高野さん
ゲームの数日後にも「負けオーラが出てました」って言われました…。

富田さん
優しいから嘘が苦手なんじゃない?本当に思っています。

高野さん
嘘をつくのは難しい。日常の嘘とは違うから。だから…弱いというか、ポーカーフェイスは苦手ってことになるのかな?

Q:会場(ファン)の皆様にメッセージを
宮下さん
天候の悪い中、ありがとうございます。5話以降も、いろんなキャラクターが登場し、それぞれにいろいろなことが起こります。そんな中で成長する美姫ちゃんの姿を楽しみに見届けてください。
(富田)美憂ちゃんが歌うオープニングはもちろんですが、3人で歌わせていただいているエンディングも、ぜひ購入して歌詞カードをチェックしながらじっくり聴いてください。思わず泣いてしまうところもありますよ。ご購入よろしくお願いいたします!

高野さん
この作品がきっかけで、ボードゲーム仲間が増えました。いろいろなボードゲームを知ることができるのもこの作品の魅力です。ボードゲームを好きな方はもちろん、あまりボードゲームを知らないという方でも楽しめる作品になっています。
気軽に観ていただき、ボードゲームのおもしろさに触れ、もっともっとボードゲームを好きになってもらいたいです。綾ちゃんと一緒に楽しんでください。

富田さん
本日はありがとうございました。作品には、たくさんのボードゲーム が登場し、それらを通してキャラクターたちの成長が描かれていきます。この作品を観て、「京都に行きたい!」「ボードゲーム をしたい」と思ってほしいです。オープニングも素敵に仕上がっているので、アニメと音楽を一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。よろしくお願いいたします。

M・A・Oさん
本日は本当にありがとうございました。エミーリアは4話の最後から登場するキャラクターですが、5話からはみんなと一緒にボードゲーム を楽しむ姿が描かれていきますので、是非チェックして下さい!

放送開始日
2019年10月2日より TVアニメ放送開始!
ABCテレビ 10/2(水)26:16~
TOKYO MX 10/3(木)24:30~
BS11 10/3(木)24:30~
AT-X 10/4(金)21:30~
※放送日時は変更になる場合がございます

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(C)中道裕大・小学館/放課後さいころ倶楽部製作委員会