『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』松たか子が「アナ雪」以来の声優出演。花澤香菜、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴も

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8月18日より公開予定の映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』に、松たか子さんの出演が決定した。松さんが演じるのは主人公の中学生・及川なずなの母親だ。
松さんのアニメーション映画への参加は、『ブレイブストーリー』(06)の主人公【ワタル】役、さらに『アナと雪の女王』(13)の主人公【エルサ】役があり、特に『アナと雪の女王』では日本語吹き替え版劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が日本中で社会現象となった。
存在感のある声でアニメーション界でも確かな定評がある松さんが、新房昭之総監督の世界観に参加することで、どのような化学変化が起きるのかに期待しよう。

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また、なずな・典道・祐介のクラスの担任三浦先生を声優・花澤香菜さん(『PSYCHO-PASS サイコパス』主人公:常守朱、『言の葉の庭』雪野百香里)、クラスメイトの純一を浅沼晋太郎さん(『四畳半神話大系』主人公・私)、和弘を豊永利行さん(『ユーリ!!! on ICE』主人公・勝生勇利)、稔を梶裕貴さん(『進撃の巨人』主人公・エレン)といった、人気実力を兼ね備えた声優たちが、それぞれ声を担当することが発表された。

松たか子コメント

今回オファーをいただいたときは、私でいいんでしょうか?と思いましたが、岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに「青春!」で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました。いままで何度か声のお仕事をしていますが、アニメーションに描かれたキャラクターとどこまでひとつになれるのかが、難しいです。今回“なずなの母親”を演じる上で、なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば…と。でも、どこか似ている母娘の姿が伝わったら、と思い演じました。アフレコでは、「なずな!」という台詞の言い方を新房監督に色々と教えて頂きながら名前を呼び続けました。
岩井俊二さんのドラマが新たにアニメーションとして生まれ変わるということで、魅力的なスタッフ、キャストの皆さんによって、また色鮮やかによみがえることを、私自身も楽しみにしています。

新房昭之総監督コメント

松さんの圧倒的な存在感に驚きました。自分の再婚のために娘を転校させてしまう自由な母親という役でしたが、松さんの声には娘に対する様々な気持ちが滲み出ていました。マイクの前で声を発しているのに、あたかも実際にそこにいるかのような迫力を感じ、声だけでなく全身で芝居をしていただいていました。やっぱりすごいんだ…と感動。全力でぶつかってくるなずな(声:広瀬さん)に、きちんと大人の声で応えていただきました。

川村元気プロデューサーコメント

岩井俊二監督の「四月物語」、における松たか子さんの印象が鮮烈で、今回岩井作品を原作とするにあたり、ぜひ参加していただきたいと思いました。「アナと雪の女王」で、松さんの声の演技が素晴らしいことは日本中の方が知っているところだと思いますが、今回は広瀬すずさん演じるヒロイン・なずなの母親役ということで、また新しい一面を見せていただいております。僕自身は映画「告白」以来の松さんとのお仕事でしたが、新しい表現を魔法のように繰り出す松さんに今回も圧倒されました。

出演解禁キャスト

松たか子【なずなの母親】…なずなが“駆け落ち”を思い立つきっかけをつくる、なずなの母親
花澤香菜【三浦(みうら)先生】…なずな、典道、祐介の担任の先生
浅沼晋太郎【純一(じゅんいち)】…なずな、典道、祐介のクラスメイト
豊永利行【和弘(かずひろ)】…なずな、典道、祐介のクラスメイト
梶裕貴【稔(みのる)】…なずな、典道、祐介のクラスメイト

公式サイト

(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会