『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』新宿駅の「シビュラシステムゾーン」に『攻殻機動隊 新劇場版』の草薙素子、『ハーモニー』の御冷ミァハが登場

1月9日より全国公開となる『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』と連動して、1月5日から東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードに出現し、通行人の犯罪係数を計測できる事で連日賑わいを見せている「シビュラシステムゾーン」。このシビュラシステムゾーンにて、『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』公開前夜1月8日に、『攻殻機動隊 新劇場版』より全身義体の女刑事“草薙素子”とProjectItoh『ハーモニー』より世界の転覆を企む14歳の少女“御冷ミァハ”が登場することになった。

場所:東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナード
時間:1/8(木)20時~から1/11(日)までの間にランダムに登場する予定

『攻殻機動隊 新劇場版』

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1989年、士郎正宗の手によりマンガ『攻殻機動隊』が誕生。1995年には、押井守監督の映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が登場し、硬質でスタイリッシュなビジュアルでSF映画の映像を変革した。ラナ&アンディ・ウォシャウスキー(『マトリックス』監督)やジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバター』監督)など世界中のクリエイターが影響を受けた。そして 2015年、連載開始から 25年の時を経て完全新作長編映画『攻殻機動隊 新劇場版』が誕生。主人公・草薙素子は、脳以外の全てを機械化した全身義体(サイボーグ)。彼女はなぜ全身義体となり、何のために戦うのか。今まで原作・アニメシリーズでも語られたことのない、草薙素子の出生の秘密が明らかになる。2015年初夏ロードショー

『ハーモニー』

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極端な健康志向と社会の調和に倒錯した、超高度医療社会へと移行した近未来世界。そんな優しさと慈愛に満ちたまがい物の世界に、立ち向かう術を日々考えている少女、御冷ミァハは、世界への抵抗を示すため、自らのカリスマ性に惹かれた二人の少女、霧慧トァン・零下堂キァンとともに、ある日自殺を果たす。そして 13年後、生き残ったトァンは再び世界が混沌に陥ろうとするその陰にある重大な秘密に気づく―。
【ProjectItoh】夭折の作家・伊藤計劃が遺したオリジナル長編 3 作、『虐殺器官』、『ハーモニー』、『屍者の帝国』(共著:円城塔)を劇場アニメ化するプロジェクト。2015年、全国ロードショー。

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』1月9日(金)全国公開

人々の精神が数値化される近未来で、正義を問われる警察のドラマを描くアニメーション作品「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ。それは「踊る大捜査線」シリーズを生み出した本広克行(総監督)が新たに挑む警察ドラマであり、「仮面ライダー鎧武/ガイム」や「楽園追放」を手掛けた虚淵玄(ニトロプラス)が緻密且つ大胆に書き上げたディストピアSF作品である。

そんなTV第1期で虚淵玄が築き上げた重厚な世界観を、TV第2期では「攻殻機動隊ARISE」「マルドゥック・スクランブル」の冲方丁がシリーズ構成を担当し、更なるSFクライムサスペンスに昇華させている。また、シリーズを通じてキャラクター原案の人気漫画家・天野明が人間味あふれる個性豊かなキャラクター達を生み出した。そして、それらの交錯する鋭いクリエイティブを纏め上げ、ドラマチックな映像・演出に仕上げたのは、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズを通じて監督を務める塩谷直義。第1期、新編集版、第2期で構成される「PSYCHO-PASS サイコパス」TVシリーズ。そしてTV2期に後続する形で、新たなストーリーが劇場版アニメーション作品としてつむがれる。正義をめぐる物語の行方は?

STORY

世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラシステムを採用。銃弾が飛び交う紛争地帯の中心部にありながらも、水上都市シャンバラフロートはつかの間の平和を手に入れることに成功した。シビュラシステムの実験は上手くいっている――ように見えた。

そのとき、日本に武装した密入国者が侵入する。彼らは日本の警備体制を知り尽くしており、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロ行為に及ぼうとしていた。シビュラシステム施行以後、前代未聞の密入国事件に、監視官・常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者たちと対峙する。やがて、そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物が浮上する。

その人物は―― 公安局刑事課一係の執行官だった男。そして常守朱のかつての仲間。
朱は単身、シャンバラフロートへ捜査に向かう。自分が信じていた男の真意を知るために。男の信じる正義を見定めるために。

スタッフ

総監督:本広克行 監督:塩谷直義 脚本:虚淵玄(ニトロプラス)、深見真
キャラクター原案:天野明 キャラクターデザイン:恩田尚之、浅野恭司、青木康治 総作画監督:恩田尚之 
色彩設計:上野詠美子 美術監督:草森秀一 3D監督:三村厚史 撮影監督:荒井栄児 編集:村上義典
音楽:菅野祐悟 音響監督:岩浪美和 
主題歌:凛として時雨「Who What Who What」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
アニメーション制作:Production I.G 制作:サイコパス製作委員会
配給:東宝映像事業部

キャスト

花澤香菜
野島健児
佐倉綾音
伊藤 静
櫻井孝宏
沢城みゆき
東地宏樹
山路和弘
日髙のり子
神谷浩史
石塚運昇
関 智一

公式サイト
(C)士郎正宗・ProductionI.G/講談社・「攻殻機動隊新劇場版」製作委員会
(C)ProjectIto/HARMONY
(C)サイコパス製作委員会