『Dance with Devils』スペシャルコンサート“カーテン・コール”が開催。斉藤壮馬、羽多野渉、近藤隆、木村昴、平川大輔、茜屋日海夏がライブ&トークを披露

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オリジナルミュージカルアニメ『Dance with Devils』のスペシャルコンサート“カーテン・コール”が、さいたま市文化センター大ホールで12月27日(日)に行われ、鉤貫レム役の斉藤壮馬さん、立華リンド役の羽多野渉さん、楚神ウリエ役の近藤 隆さん、南那城メィジ役の木村 昴さん、棗坂シキ役の平川大輔さんらメインキャスト5人と、立華リツカ役の茜屋日海夏さんが登壇し、ライブやトークを行った。
今回、昼夜あわせて4000人以上のファンを魅了した、このスペシャルコンサートの昼の部のレポートが到着したので紹介しよう。

※以下、メーカー発表の情報をもとに記事を掲載しております。

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イベントがスタートすると、ステージには羽多野さんが登場し、本作のオープニングテーマである「覚醒のAir」を歌い上げます。自身が演じるリンドのキャラクターカラーとなる赤のライトと、観客からの赤のサイリウムに包まれ、迫力のある印象的な歌声で熱いロックナンバーを披露。観客のテンションは早くも最高潮となり、大きな歓声が響きました。オープニングの興奮そのままに、続いて斉藤さん、近藤さん、木村さん、平川さん4名がステージに登場し、歓声が巻き起こります。5人のユニット“PENTACLE★”で、エンディングテーマの「マドモ★アゼル」を熱唱。黒いスーツ姿に、それぞれのキャラクターカラーを取り入れたスタイリッシュな衣装を身に纏い、息がぴったり合った歌声とダンスを披露しました。

そして、それぞれのキャラクターソングを歌うパートへと移ります。スクリーンには、TVアニメの印象的なシーンを振り返りつつ、リツカへの想いを綴るオリジナルシナリオが流れる演出で各曲が紹介されます。

ここからは息もつかせぬほどの展開に。トップを飾るのは斉藤さんの「我が名はレム・アーロンド」。キャラクターのイメージそのままのクールな歌声で歌い上げ、会場を魅了します。続いては近藤さんの「キミはエストレージャ」。フラメンコをイメージした情熱的な楽曲で、キャラクターと同様に赤いバラを手にし、印象的なステージを見せました。また、手にしたバラを客席へと投げ入れるシーンも見られました。

そして、オープニングで激しいロックチューンを披露した羽多野さんが「君だけの守護騎士(エクソシスト)」を熱唱。リンドのひたむきで情熱的な想いを綴るせつない歌声が会場に響きます。

木村さんが歌う「Hello!! CrazyWorld」では、ワイルドなラップが特徴の印象的なロックナンバーを披露。息つぎもできないほど難しい曲を見事に歌い上げます。ステージのあちこちでクールにダンスするパフォーマンスに会場の視線が釘付けとなりました。変わって平川さんが登場し、「憐憫 揺籃歌」を披露。アクマのような黒い羽を纏った妖艶な衣装で登場し、ミステリアスなシキの雰囲気が漂う鮮烈な歌詞をしっとりと歌い上げます。
各キャラクターの個性が際立つ5曲を終えると、客席から茜屋さんが登場。暖かい拍手で迎えられ、主人公リツカの気持ちを綴る「風の予感」を歌唱。さわやかな歌詞とメロディー、そしてその澄んだ歌声に会場が聴き入ります。そして、そのままステージに登壇すると、斉藤さんとともに、デュエット曲「いつか夢で見た場所へ」を熱唱。リツカとレムの2人の想いを表現した楽曲を、やわらかく暖かい歌声で聴かせてくれました。

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ここまでノンストップでステージが展開。そして6人が再び集合し、トークパートへと移ります。それぞれの楽曲を歌ってみた感想を求められると、みなさん、キャラクターごとのカラーにあわせたサイリウムで曲を盛り上げ、声援を送ってくれた会場の観客に対し、とても気持ちの良いステージになったと感謝の気持ちを込めて伝えられました。また、5人で歌ったエンディングテーマ「マドモ★アゼル」では、曲の感想というよりは、本編のEDに登場する謎のシャドウマンの話題に触れ、コミカルな動きを6人全員がダンスし、会場が爆笑の渦となりました。

そして、平川さんの衣装については「一人だけ別格でカッコよかった」と全員が納得の様子。ステージの演出でもスモークがたかれ「まるで雲の上にいるような気分でした」との感想が述べられました。茜屋さんは、会場から登場して歌った感想について、「ファンの皆さんの顔が良く見えて、楽しかったです」とコメントがありました。

ここでさらにライブパートに戻り、近藤さん、木村さん、平川さんの3名による「EMOLIAR」。3人が別々のパートを歌うという複雑な構成ながらも、息もぴったりの歌声で激しいロックナンバーを歌い上げます。

そして最終話のナンバー「Dance with Destinies」を斉藤さん、羽多野さん、茜屋さんの3人が披露。壮大な世界観のメロディーと歌詞によるミュージカルらしいこの楽曲を、輝くようなハーモニーで歌います。会場を包み込むような歌声に大きな拍手が贈られ、ここでライブが終了となりました。

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会場からの大きなアンコールを受けて、斉藤さん、近藤さん、木村さん、平川さんが黒のイベントTシャツを身に着けて再びステージに登場。観客の大きな声援を受けながら、生徒会メンバーによる「我ら四皇學園生徒会」を熱唱。続いて、本日が初披露となる羽多野さんによるゲームの主題歌「運命のCoda」を披露します。ドラマティックな楽曲と歌詞に会場が盛り上がります。

再びステージに集合したキャスト陣は、まずは初披露となった「運命のCoda」についての感想を語ります。作編曲を担当した藤田さんが「やりたいものを作ってしまった」と語った楽曲は、リズムの緩急が激しく、かなり難易度の高い曲なのですが、それを見事に歌い上げ、とてもカッコよかったと賞賛の声が上がりました。

また、「我ら四皇學園生徒会」に関しては、はじめて曲を聴いた時に、サビの部分の「第三図書館」という衝撃的な歌詞に驚いたと口々に告げられます。しかし、TVアニメが最後まで放送されると「こんなにも愛おしい歌詞」に印象が変わったことが語られました。「ダンデビ」の世界観を決定付けたような印象的な曲だったとのこと。

また、ここでインフォメーションのコーナーとなり、好評発売中のBD&DVDシリーズの紹介や、キャラクターシングル、ミュージカルコレクションの発売情報が告知されました。
さらにゲームの初解禁映像も告知され、「魅惑のダンスパーティーシーン」を含む初公開のイベントCGにファンの大歓声が巻き起こりました。そして、Gファンタジーより発売となったばかりのコミックス第1巻の発売情報に加え、木村 昴さんも出演するミュージカルの初解禁PVが公開され、アニメが終わった後も盛り上がる最新情報が紹介されました。

最後に、キャスト一人一人より挨拶が述べられます。羽多野さんからは、最終話はスタッフとキャストが集まり、オンタイムでTV放送を楽しんだエピソードが語られ、また、斉藤さんからは、演じるレムの口調で「四皇學園の生徒のみんな、今日は来てくれて本当にありがとう」と感謝の言葉が贈られたりと、作品への愛が伝わるコメントが述べられました。

そして、遂に迎えたラストでは、登壇者6名全員で「マドモ★アゼル」を再び熱唱。茜屋さんはシャドウマンに負けないくらいの明るく楽しいダンスを披露し、観客とともにステージを盛り上げてくれました。また、最後にキャノン砲で金色に輝くテープが放たれ、全14曲もの魅力的な歌声に包まれたスペシャルコンサートは、熱狂のうちに幕を降ろしました。

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セットリスト

01.覚醒のAir/羽多野 渉
02.マドモ★アゼル/PENTACLE★(斉藤壮馬、羽多野 渉、近藤 隆、木村 昴、平川大輔)
MC
03.我が名はレム・アーロンド/鉤貫レム(CV.斉藤壮馬)
04.キミはエストレージャ/楚神ウリエ(CV.近藤 隆)
05.キミだけの守護騎士(エクソシスト)/立華リンド(CV.羽多野 渉)
06.Hello!Crazy World/南那城メィジ(CV.木村 昴)
07.憐憫 揺籃歌/棗坂シキ(CV.平川大輔)
08.風の予感/立華リツカ(CV.茜屋日海夏)
09.いつか夢で見た場所へ/立華リツカ&鉤貫レム(CV.茜屋日海夏・斉藤壮馬)
MC
10.EMOLIAR/楚神ウリエ&南那城メィジ&棗坂シキ(CV.近藤隆・木村昴・平川大輔)
11.Dance with Destinies/立華リツカ&鉤貫レム&立華リンド(CV.茜屋日海夏・斉藤壮馬・羽多野渉)

EN1.我ら四皇學園生徒会/四皇學園生徒会(CV.斉藤壮馬、近藤隆、木村昴、平川大輔)
EN2.運命のCoda/羽多野 渉
MC
EN3.マドモ★アゼル/PENTACLE★&立華リツカ(斉藤壮馬、羽多野 渉、近藤 隆、木村 昴、平川大輔、茜屋日海夏)

公式サイト

(C)グリモワール編纂室/Dance with Devils製作委員会