「声優と夜あそび」新人声優の教育論を熱弁。岡本信彦の芝居に影響を与えた子安武人からのアドバイスとは?

動画番組

「ABEMA(アベマ)」は、「アニメLIVEチャンネル」において、平日毎日(月~金)夜11時30分から夜11時50分(※生放送延長ウィーク実施週は深夜0時~深夜0時20分)にわたり、『声優と夜あそび ウォーカーズ【森久保祥太郎】』を放送した。

金曜日MCの岡本信彦さんがゲスト出演した本週の放送。2人の学生時代の話題で盛り上がったり、間近に控えた特別番組『声優28時間テレビ大感謝祭 ~Challenge Again~』(以下、『声優28時間テレビ』)に向けて、昨年の『声優28時間テレビ』を振り返ったりと、リラックスした雰囲気でトークを繰り広げていく。

また、森久保さんが、『声優28時間テレビ』の企画で声優の卵たちに会ってきたことをあげると、話題は、実際に後輩を指導することもあるという2人の教育論へ。まずは、最初に教えることとして「とりあえず第一段階は、恥ずかしさとか自我を捨てること」と語った岡本さん。そこが芝居をする上での最初のポイントとしつつも「そこが難しいんですよね。緊張もあるし」と続ける岡本さんに、森久保さんも大きく頷く。また、森久保さんは後輩によく言っている言葉があると話し「出る杭にならなきゃ打たれない」と断言。

その真意について「みんな遠慮して出ていかないから、打たれることすらない。多少でもやりすぎて“お前やりすぎ”って言われたり、そういう子に対しては、別に嫌な感じしないじゃん」「出てきてない杭を引っ張り上げていく方が大変だから、いい意味で“出る杭”って大事だと思ってる」と語った森久保さんに、岡本さんも「あ~なるほど」と感嘆の声を上げた。

また番組の終盤には、森久保さんが「岡本信彦すげぇ」と思ったという、共演エピソードを披露。岡本さんの新人時代に共演した『バクマン。』で、実は、岡本さんが演じた役を落ちていたことを告白した森久保さん。気になって岡本さんの芝居を観察していると、自分では浮かばないアイディアの芝居に、「こんなやり方ある!?」「これは素晴らしい」と衝撃を受け、以降、岡本さんは「いい意味で裏切るお芝居をする人」というイメージを持っていると語る。すると、その芝居について岡本さんは、ある先輩声優の一言が、役作りへの意識を変えたことを告白。

当初は自分が感じたまま自分の反応で芝居をしていたという岡本さんだが、そんなとき、芝居を見ていた子安武人さんに「そしたら全部のぶになっちゃう」と注意され、「キャラクターに魅力を足してあげるのも、また一つ声優の醍醐味だよね」とポロッとアドバイスを受けたことを語る。
以来、キャラクターの好きなところから嫌いなところまで、「魅力を探すってことを永遠とやっています」と語った岡本さん。「“僕はこの子のここが好きなんです”をどうやって見せてあげられるか」を意識して演じていると、役作りのこだわりを明かした。

〈「アニメLIVEチャンネル」/『声優と夜あそび ウォーカーズ【森久保祥太郎】#6669』〉
番組URL:https://abema.tv/video/episode/218-562_s18_p66(#66)
出演者(敬称略):森久保祥太郎、岡本信彦(ゲスト)