「声優と夜あそび」古川登志夫が浪川大輔&谷山紀章と初“夜あそび”。谷山紀章は「古川さんがいなかったら声優になっていない」と愛を叫ぶ

動画番組

AbemaTVは、「アニメ LIVE チャンネル」において、2020 年 1 月 23 日(木)の夜 10 時から夜 11 時 30 分にわたり、『声優と夜あそび【木:浪川大輔×谷山紀章】#40 古川登志夫がゲストに登場!』を放送した。

本放送にゲストとして出演した古川さんは、『機動戦士ガンダム』のカイ・シデン、『うる星やつら』の諸星あたる、『ドラゴンボール』シリーズのピッコロ(マジュニア)、『ワンピース』のエースなど、数々の人気キャラクターを演じてきた、 “レジェンド”と呼ばれる声優のひとり。MC の谷山さんは、そんな古川さんを敬愛する大ファンであり、いつになく緊張した様子でゲストを迎え入れる。

スタジオに登場した古川さんに、谷山さんは「いままでおこがましすぎて、遠い存在すぎて言わなかったんですが……」「本当に 1 番なんです」「はっきり言って、古川さんがいなかったら俺は声優になっていない!」と古川登志夫さんへの“愛”をご本人へ初告白。古川さんは「いや~、嬉しいです!」と満面の笑みを浮かべ、谷山さんと固い握手を交わす。

「古川さんのレジェンド年表トーク」のコーナーが始まるとでは、“15 人兄弟の末っ子”という古川さんの家族のエピソードから、アニメの初主演となった『マグネロボ ガ・キーン』収録の当時の秘蔵写真を公開したり、『ドラゴンボール』でピッコロを演じた際は「もっと低く、もっと低く、と指示があった」「(声を張っていない時は)ほとんど息声で話している」と演技に苦労したことを振り返ったり、さまざまなエピソードを披露していく。

また『ドラゴンボール』では、「戦闘シーンの掛け声はスタジオにあるものを手あたり次第に叫んでみた」と“紙コップ”や“ピアノ”、朝食の“納豆”などを掛け声として叫んでいた、という裏話を披露。これには浪川さんと谷山さんも「ええっ!?」「全然わからなかった!」と驚愕。柔軟な発想を演技に生かしてきた古川さんのテクニックに脱帽していく。

「古川さんにギリギリ質問!」のコーナーでは、「こいつはすごい!と思った声優は?」という質問に対して「いま 40 代、50 代の声優さんは本当にすごいですよ」と語った古川さん。
浪川さんと谷山さんにも「演技巧者ですよ」「頑張って声を出さない“引き算の演技”ができる上手い方たち」と称賛を送り「ちょっと負けられないな、と思うわけですよ」と年下の世代からも演技を学び続けていることを明かした。

90 分の生放送を終え、「光栄でした。本当に楽しかったです」と朗らかな笑顔で語る古川さん。
「短い!ぜんぜん言い足りないし、もっと伝えたかった」と語る谷山さんに、古川さんは「こんど飲み会やりましょう!」と気さくに提案する。そんな優しい大先輩に、谷山さんは「古川さんの演技は、全部心に刺さってきている」とあらためて自分の“声優”のルーツになっていることを告白。古川さんは照れ臭そうに笑いながら、MC の 2 人と「声優 Next Night!」と決まりのセリフで番組を締めくくった。

『声優と夜あそび【木:浪川大輔×谷山紀章】#40 古川登志夫がゲストに登場!』
2020 年 1 月 23 日(木)放送:https://abema.tv/video/episode/218-101_s4_p40
出演者(敬称略):浪川大輔、谷山紀章、古川登志夫(ゲスト)

(C)AbemaTV