『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』舞台挨拶に高橋李依、堀江由衣の現役プリキュアに加え、嶋村侑、中島愛、生天目仁美も集結

3月19日(土)から公開中の『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』について、大ヒットを記念した2週連続開催のオールナイト上映が開催された。

4月2日は、初代プリキュア声優の本名陽子さん、ゆかなさんの2名と、『魔法つかいプリキュア!』の高橋李依さん、堀江由衣さんが奇跡のコラボトークショーを繰り広げた。そして第2弾となる4月9日は、『GO!プリンセスプリキュア』から嶋村侑、『ハピネスチャージプリキュア!』から中島愛、そして、「ドキドキ!プリキュア」から生天目仁美の先輩プリキュア声優が駆けつけた。

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本キャストたち1人1人の名乗りが終わると、盛大な拍手とともに、来場者全員にプレゼントされたミラクルステッキライトを点灯させ、会場が一機に盛り上がり、舞台挨拶がスタート。今、現在の現役プリキュアである堀江さんが、キュアフローラ(嶋村)に対して「フローラちゃん、めっちゃ好きなんです」と告白すると、嶋村が恐縮しながらも「私は、堀江さんが大好きです」と相思相愛が判明。間に挟まれる高橋さんが、「あ、すごい。お幸せに♪」と照れながら祝福。

また、今回がオールナイト上映ということもあり、堀江さんから観客に「お客さんの体調が心配」と正直な気持ちを吐露すると、生天目さんが「なんなら今、寝てもらっても」と冗談でかぶせ、観客をいたわる場面も。トーク中はキャスト同士、先輩後輩のつながりを感じながらも、敬愛しあう姿に、大ヒットというタイミングと重なり、お祝いムードがあふれる舞台挨拶となった。

キャストコメント

先輩プリキュアとして劇中に登場されました。後輩ができた気持ちは?

嶋村:とっても嬉しくって、後輩って、頼もしいですね。(と先輩たちに同意を求めて)
最初お話をいただいた時は、今まで続いてきたプリキュアが、私たちの代で終わったら嫌だなって思っていました。その後、「続きができるよっ」て、聞いたので、本当によかったと思ってました。そして、今日こうして一緒に立たせてもらっているのが、嬉しいです。

高橋:私、そういえば「GO!プリンセスプリキュア」で、最初の頃、女子生徒役でちょこっと出させてもらって。(堀江に)あ、でも、浮気じゃないんです。すいません。(と懸命にフォロー) それで、一緒のLINEグループで共有させていただいてて、そんな中から、今こうしてピンクになって、っていうのが、本当に、嬉しいです。

堀江:私も「ハピネスチャージ」に出させてもらってたのに、入れてもらってないんですけど。(と懇願しつつ、中島にクレーム。)

中島:ライン聞けないですよ。でも、今日、皆さんの前で言っていただけたので、これで、聞けます(笑)。堀江:ぜんぜん、教えるよ。だって、寂しいもん。

久々にアフレコで再会されたとおもいます。それぞれ、思い出深いエピソードは?

生天目:今まで5人で言っていた、「響け、愛の鼓動」って、久々に言えたのが、嬉しかったです。今では悪者(わるもの)チームは悪者チームで仲良しで、この間「飲み会やった」と聞いたので、「いいなっ。行きたい」て言ったら、「だって、アンタ、良い者だけど、いいの?」なんて言いながら、今だに繋がってます。(笑)こうして培ってきたものを皆さんに観てもらえるのが幸せです。

中島:ハピネスチームも時々会ってますが、スタジオで会うのが1年振りなので、嬉しかったです。ただ、周りの方から、「わかるよね、先輩だよ。声、一発でそろえられるよね?」って、言われました。そうですよね、って思いつつ、ちょっと気を引き締めなおさないとね、と(アフレコの時)思ってました。そして、この(会場の)空気、懐かしいな、と思います。

どんな先輩(プリキュア)になりたいですか?

堀江:後輩のことが心配なので、いつでも、本編に出られるようには、と思ってますけど(笑)。プリキュアは、(続いて)出ちゃいけないって、決まりはないので、(「魔法つかいプリキュア」が)2年目に突入するって言うのが、野望なので(笑)

今日は単独映画を観ていただくのですが、みどころは?

嶋村:私は、まだ1年たってなくて、プリキュアとしては短編3作品というのが初めての試みでした。そうした、短編というのもありますし、音楽で、感情を沢山表現するということをしたんですが、(その表現が)とっても素晴らしくって、こんなことも(作品で)できるんだということ、プリキュアはもっとできるんだ、と思えた作品でした。(作品の可能性の)そんなところが見どころです。

中島;人形のつむぎに、堀江さんがゲストでいらしていただきました。この「ハピネスチャージ」はシリアスなシーンが多く、大人の心に響く作品。人を助けるということが、相手にとって本当にいいかどうか、がむしゃらに助けるだけでいいのか、と深いメッセージがあります。そして、劇中歌などの歌もかっこいいので、そういうところを、改めて観てほしい。

生天目:私は、(自分が出演する「ドキドキプリキュア」に)泣きましたね。うちの代は、感動的でした。「ドキドキ!プリキュア」で、マナが(劇中で)結婚した次の年に、私も結婚したんですけど、思い出深いですね。(映画のイベントで)ウエディングドレスを着させてもらったことも思い出深いですし、この「ドキドキ!プリキュア」というのは、プリキュアという作品から攻めた作品。「ドキドキプリキュア」のオープニングの歌詞を見ると、この(描いている)世界がつながってるというのがわかってもらえる作品なので、オープニングから改めて観てほしい。

うちのチームのここがすごい、というのは何がありますか? 

生天目:うちは、とことんマイペース。グループとしても仲がいいんですが、みんなが自由にやった結果が、一個になるということが多い気がします。言葉では言えないくらい、フィーリングが会う。たとえば、一緒にご飯に行って来れなくても、また後から来て、(その人が)先に帰っても何も言わないし、みんなマイペースの塊。それが1(いち)になってるのが、うちのいいところかな。

中島:ハピネスチャージは4人組で、全員同世代。女子高ノリですかね。収録が始まった頃は、クラスが同じ子たち、という感じが、収録が進んでいくと、幼馴染な感じになりましたね。親友感みたいな感じがあって、そこが特色かな。めっちゃ仲いいって、よく周りの人によく言われました。

嶋村:“GOプリ”は、ノーブル学園に通っているので、ノーブルさかな。(観客に)ごきげんよう。私たちもマイペースだとおもいます。沢城さんがノーブルさの底上げをしてくれてます。どのプリキュアよりもノーブルであったろうと思ってます。

生天目:ノーブルなの、そこだけに決まってるじゃんっ。(会場爆笑) 

堀江:魔法であふれてますね。キュアップラパパと唱えれば、何でもできます。

生天目:でも、いつも、何か失敗してなかったっけ?

堀江:いいえ、予定通りだし、狙い通りだし(笑)。結構できてないですね(笑)。科学技術がない代わりに、魔法が発達してるのですが、それでも(魔法が)万能ではないし、努力をしないとできない。シリーズ初の魔法使い、というのが、私たちの特色かな。

高橋:マイペースに、仲良く、ノーブルらしさをもって、魔法をどうしよ…かけてもらった魔法を思い出して、今日を楽しんでください。(今おもいついた!(笑)

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