『夏へのトンネル、さよならの出口』ウラシマトンネルを調査する新たな本編映像が公開。海外映画祭への出品も決定

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上映中の映画『夏へのトンネル、さよならの出口』より、新たな本編映像が公開された。

映像は、オレンジ色の紅葉が並び立つ幻想的で現実離れしたウラシマトンネルを検証するシーン。トンネルの中と外で時間の進み方が違うと気づいた2人は三連休を使って検証することに。トンネルの中にいられる時間は、たったの108秒。あっという間に時間が経ち、急いで引き返そうとするカオルの手を振りほどき、一心不乱に飛んできた紙を集めるあんず。彼女がどうしても置いていけなかった「欲しいもの」、そして心に秘めた想いとは。

※期間限定公開:2022年10月10日(月)23:59まで

また本作が海を渡り、プチョン国際アニメーション映画祭と、Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)に出品が決定!田口智久監督と松尾亮一郎プロデューサー(CLAP)から喜びのコメントが到着した。

プチョン国際アニメーション映画祭は、20年以上にわたり韓国北部のプチョン(富川)で開催され、映画芸術科学アカデミー公認の毎年高い注目を集める、アジアを代表する国際アニメーション映画祭。6つのカテゴリのコンペティションがあり、本作は長編映画部門にノミネートされた。

Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)は日本のアニメーションを積極的に取り上げる試みとして、2010年よりスコットランドの2大都市エディンバラとグラスゴーにて開催され、田口監督は『デジモンアドベンチャーLAST EVOLUTION 絆』(20)、松尾亮一郎プロデューサーは『映画大好きポンポさん』(21)に続く2作目の上映となる。

プチョン国際アニメーション映画祭
■会期:10/21(金)~10/25(火) ■部門:長編映画部門
■公式サイト:https://biaf.or.kr/

Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)
■会期:10/21(金)~10/30(日) ■部門:コンペティション部門
■公式サイト:https://www.lovesanimation.com/

【コメント】
■田口智久 (監督)
日本の多くあるアニメーションの中からこの作品が選出された事がとても誇らしいです。
このアニメーションのために才能ある多くのクリエイターが参加し、作り上げてくれました。
日本だけでなく、多くの人たちに見てもらいですし、世界でどういうアニメーション映画として見られるのか・・・。
今とてもワクワクしています。
この作品が世界でもひまわりの花の様に強く美しく咲き誇る事が出来たならそれはとても幸せな事だと思います。

■松尾亮一郎 (プロデューサー)
世界各地のアニメーション映画祭に選出されているとのこと、。
友人も多い韓国プチョン映画祭での上映とても光栄ですし、スコットランド・ラブズ・アニメーションは昨年CLAPで制作した『映画大好きポンポさん』以来、2年連続で上映することができて大変感謝しております。

『夏へのトンネル、さよならの出口』は田口監督をはじめスタッフ各位と丁寧に作り上げた美しい青春映画です。
夏の終わりにぴったりの作品なので楽しんでいただけましたら嬉しく思います。
本作が日本とは違う文化圏の方々にどのように映るのかとても楽しみです。

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