『プリマドール』AnimeJapanでスペシャルステージ開催 キャスト陣が黒猫亭で働くオートマタを紹介

TVアニメ

7月から放送がスタートする、TVアニメ『プリマドール』スペシャルステージがAnimeJapan 2022のNBCユニバーサル・エンターテイメントブースで行われた。登壇したのは、和氣あず未さん(灰桜役)、楠木ともりさん(鴉羽役)、富田美憂さん(月下役)、中島由貴さん (箒星役)、鬼頭明里さん(レーツェル役)、そしてプロデューサーの丘野塔也さんと司会進行の松澤千晶さん。

『プリマドール』は「AIR」「CLANNAD」「Planetarian」などの名作を送り出してきたゲームブランド・Keyが送る、“歌と自律式機械人形(オートマタ)”をテーマにキャラクターたちの思いと成長を描くメディアミックスプロジェクト。Keyとバイブリーアニメーションスタジオがタッグを組んで、TVアニメ化されることも発表されていた。そのアニメのストーリーは、大戦争が終結した世界、もとは兵器として作られたオートマタたちが、喫茶・黒猫亭を舞台に、平和な世界での新しい役目を探し歌声を上げていくというもの。

続いて、黒猫亭で働くキャラクターたちを紹介していく。灰桜は「好奇心旺盛な頑張り屋!」「世間知らずなポンコツ?人形!」「歌が大好き!」、鴉羽は「黒猫亭のリーダー!」「ちょっぴり勝ち気!」「想定外の事態は苦手!」、月下は「元偵察用人形!」「見た目は子供! 中身はぶっきらぼう!」「言われたことには忠実、それ以上は関わりません!」、箒星は「黒猫亭の厨房係!」「周囲を和ませる、お姉さん!」「筆まめ!」、レーツェルは「ローベリア製の自律人形!」「優雅な物腰とふとした瞬間に吐く毒!」「異国生まれの寂しさ!」と、重要ポイントを絞り、キャストそれぞれが自身が演じるキャラクターについて簡潔に解説していく。

そして、彼女たちは戦うのではなく、人を感動させる歌を歌うようになるというのが、この作品の大きなテーマ。和氣さんもたくさんレコーディングをしたと話していたが、丘野さんも「各話ごとに新しい歌が流れるんじゃないかなというくらい歌が流れますので、そこは作品の見どころだと思います」と語っていた。
さらにここで、PV第1弾も公開。黒猫亭から生まれたユニット【シャノワール】(和氣あず未、楠木ともり、富田美憂、中島由貴、鬼頭明里)が歌う「夢咲*ハレ舞台」も初公開され、作品の温かい雰囲気が伝わってくるPVになっているので、ぜひ何度も見ていただきたい。
ステージでは次に、バラエティコーナー「黒猫亭のチームワークを披露せよ!!」を実施。アフレコは分散収録の影響もあって、ほぼバラバラだったそうで、全員が揃うのはこのステージが初ということだったが、だからこそチームワークを見せつけるべく、それとなく気合いを入れる5人。

最初のゲームは「一致団結!〇〇クエスチョン!」。お題への答えが一致するかどうかというものだが、最初のお題では答えが見事に揃ったが、「オートマタと一緒にしたいことといえば 歌いたいor給仕したい」というお題で、和氣さんが仕掛ける。「この5人はみんなソロデビューをしているんです」と自ら答えが合うように誘導しつつ、ひとりだけ「給仕したい」を出して和を乱すというボケをかまし、鬼頭さんに鋭くツッコまれていた。
続く「イラストでつなげ!オーダー伝言ゲーム!」は、松澤さんが出すお題をイラストで伝達していくというもの。ただ、今回の5人は絵がうまいメンバーでもあったので、月下の好きな食べ物である「たいやき」のお題は、難なく鬼頭さんまで伝達され、しっかりチームワークを示すことに成功! それを見て丘野さんも、ヒット間違いなしと確信していた。

盛りだくさんのステージだが、ここでスクリーンに立体活動写真という形で灰桜が登場。さらにインフォメーションとして、オープニングテーマ「Tin Toy Melody」と、キャラクターソングアルバム「SHOW UP」が7月6日に発売されるとのこと。いよいよ動き出したTVアニメ『プリマドール』から目が離せない。

最後の挨拶で和氣さんが「世界観もストーリーも作画もすべてが愛に包まれた作品になっております。音楽も素晴らしい曲がたくさんです。めちゃめちゃ泣けるシーンもたくさんありますので、ぜひ7月からの放送を楽しみにしていただければと思います」と伝えると、プロデューサーの丘野さんは「Key作品でもあるということで、そこに求められていること。女の子のかわいさもそうですし、歌もそうですし、やはり感動するところを盛り込みたいと思って制作にあたっていました。キャストの皆さまが素晴らしい演技をしていただいたのと、天衝監督を始めスタジオの皆さんが素晴らしいアニメーションを作っていただき、面白いアニメになっていると思いますので、Keyファンの方もそうではない方も期待してほしいと思います!」と力強く語り、ステージを締めくくった。

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