『ルパン三世 PART6』“次元大介”声優交代、新たなキャストは大塚明夫。「清志さんの想い、たしかに掴んで離さないよう精進します」

TVアニメ

10/9(⼟)より放送開始となるテレビアニメ最新作『ルパン三世 PART6』の声優キャストが発表された。
『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』(1995 年)以来 26 年担当し、今回も⼀味を率いるルパン三世役・栗⽥貫⼀が担当し、テレビスペシャル第 22 弾となる『ルパン三世 ⾎の刻印 〜永遠の mermaid〜』(2011 年)よりルパンファミリーに参加した、⽯川五ェ⾨役・浪川⼤輔、峰不⼆⼦役・沢城みゆき、銭形警部役・⼭寺宏⼀らも続投する。

『ルパン三世』アニメ化 50 周年という節⽬に次元⼤介声優が交代となります。1971 年のアニメシリーズ開始から唯⼀、初代として約50年間、次元⼤介に命を吹き込み続けてきた⼩林清志から、今回ルパンファミリー初参加となる⼤塚明夫へとバトンが引き継がれる。
⼋咫烏(やたがらす)五郎役・島﨑信⻑、アルベール・ダンドレジー役・津⽥健次郎に加え⼩原雅⼈、諸星すみれも参戦する。

※なお放送初回は、⼩林清志が最後に次元を演じる作品となる「EPISODE 0 ―時代―」を放送し、それ以降の放送回では⼤塚明夫が次元を演じる。

今回の最新作「ルパン三世」は、50 年前に放映された記念すべきテレビシリーズ 1 作⽬を彷彿させるかのごとく、⾚でもピンクでもブルーでもない、エメラルドグリーンのジャケットに⾝を包んだルパンが繰り広げる【新世界のための〈原点回帰〉】。新たにルパンが挑む宝、その裏に秘められた真実とは。そして対峙するのは、名探偵・シャーロック・ホームズ。今シーズンのルパンを紐解くキーワード〈ミステリー〉の世界へと誘う、王道かつ斬新な謎多き物語がついに幕を開ける。

⼩林清志コメント


ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。
我儘を言えば 90 歳までやっていたかったが残念。
何とかかじりついていたかったが 無理だった。
歳をとればそれなりの深みが出てくるはずだ。ただ映像とのギャップがあるか。

話は違うが以前、明夫ちゃんに聞かれたことがある。
「なぜ親父は五ェ門を辞めたんでしょう?」と。
親父とは大塚周夫先輩である。答えに窮したことがある。
さぞ先輩も 無念だったにちがいない。
一部の方々から言われる事があるのは、次元は歳をとった 聞きづらい。
当たり前だ わたしゃ 齢 88 歳であるぞ。俺なりに努力した結果だ。
これからはそう言われることを気にしないですむ。ほっとしている。

あとは明夫ちゃんに委ねます。
頑張ってちょうだい。
ただ、次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。
江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。
明夫ちゃん、これは難しいぞ。
雰囲気は JAZZ にも似ているんだ。

最後に
これまで応援してくれた人たちにお礼を申し上げる。ありがとうございました。

ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。
あばよ。

⼤塚明夫コメント


身が引き締まりました。
清志さんの想い、
たしかに掴んで離さないよう精進します。

思えば僕は大魔王シャザーンで清志さんの声に出逢い、妖怪人間ベムを経て、そして次元大介に憧れました。小学5年生だったと思います。
清志さんが 50 年をかけて生命を吹き込んだ次元大介は、もはや清志さんそのものだと思っています。
次元大介から清志さんじゃない声が聞こえてきたらイヤです。もしかしたら誰よりも。
だからこそ、そんな自分さえも納得させ得る次元大介になろうと
勝手乍ら心に決めました。
江戸の粋、江戸っ子、JAZZ、胸にしっかり刻んで

バトン、受け取らせていただきます!

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