『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』Blu-rayが90,000枚を突破! ロケハンスタッフのトークイベントレポートも到着

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6月11日(金)より公開中の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』について、劇場全館にて鑑賞者限定で販売されている劇場販売Blu-rayの売り上げ枚数が6月11日~7月4日の24日間でついに90,000枚を突破した。
2019年5月に一般発売した前作『機動戦士ガンダムNT』の累計販売枚数94,648枚を一月もたたずに劇場販売のみで上回る勢いとなっている。

また、7月7日(水)にスタッフトークイベントが実施された。本イベントにはフィリピンのダバオ・ロケハンに一緒に参加したバンダイナムコアーツの柿谷太一朗、フィリピン出身で7月22日(木・祝)に公開される劇場版『Gのレコンギスタ Ⅲ』「宇宙からの遺産」ベルリ・ゼナム役の石井マーク、そして司会を務める本作のプロデューサー小形尚弘が登壇。3人が本作の舞台となったフィリピン・ダバオについて楽しい思い出を語った。

BD販売数:上映全215館
・劇場限定版:売上52,989枚
・劇場先行通常版:売上37,694枚
合計90,683枚※速報値

『機動戦士ガンダムNT』(2018年11月30日上映/90館/興収6.7億):累計販売枚数 94,673枚

以下レポート
6月11日(金)に公開した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。公開4週で興行収入15億円を超え、大ヒット公開中の本作のロケ地フィリピン・ダバオについてのスタッフトークイベントが実施された。本イベントにはフィリピンのダバオ・ロケハンに一緒に参加したバンダイナムコアーツの柿谷太一朗、フィリピン出身ということで急遽参加が決定した劇場版『Gのレコンギスタ』ベルリ・ゼナム役の石井マーク、そして司会を務める本作のプロデューサー小形尚弘が登壇し、フィリピントークで盛り上がりました!

本作は、フィリピンのダバオを舞台としており、ロケハンは2泊3日で行ったという。マニラ、セブに次ぐ、フィリピン第3位の都市になる。小説の舞台もダバオということで、最初はGoogleマップでこなせると思っていたのだが、2019年の3月に行くことになった。小形と柿谷が行った焼肉屋の店長がダバオとつながっており、一緒に行きましょうとなったという、面白いエピソードが披露された。

また、フィリピン出身ということで急遽スタッフトーク出演が決まった石井マークは、4歳までフィリピンで過ごし、1年くらいは幼稚園にも通っていたが、ダバオには行ったことがなかったという。石井は「本編を観ていて個人的にびっくりしたのが、Jollibeeというファミリーレストランのような場所があったのがびっくりしました! (フィリピンに)住んでいた頃、店内で自分の誕生日会とかもしたことがあったんです。スパゲッティが甘いんですよ」と住んでいた頃の思い出を語った。この場所は、ハサウェイとミヘッシャが話している場所である。もう一つハサウェイとミヘッシャが最初に落ち合うシーンのダバオ植物園はフィリピン・イーグル・センターというダバオ郊外の熱帯雨林に位置する保護施設である。イーグル・センターでは村瀬修功監督がたくさん写真を撮っていたという。柿谷は「監督は現地の音も録音していたんです、それがすごく本編に活かされていましたね」と振り返った。また小形は「『写真みたいに書いてください』という監督のオファーに対し、背景担当が困っていた」と裏話を明かした。

そのほか、ハサウェイが渡る桟橋なども、ロケハン時の写真をそのまま描写されているようで、石井も観客も驚いていた。

フィリピンのガンプラ売り場にも行き、買った人に話しかけると、『新機動戦記ガンダムW』のガンプラを購入していたので、「ガンダムWのキャラデザイナーだよと、監督を紹介して、喜んでくれたんです」と海外にも多くのガンダムファンがいることがわかった。
モビルスーツ(MS)の戦闘シーンについては、柿谷が「MSの戦闘シーンのロケ地は公園だったんですが、行く時間が遅くなりすでに真っ暗で閉鎖されていたんですが、わざわざ開けて灯をつけてくださり、すごく協力的でした。本当に会う人々全員親切でした」と回顧した。

柿谷は「今日お話しした裏話をイメージして、BDや劇場でもう一度観ていただけると楽しいのではないかと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします」と挨拶し、石井は「7月22日から『Gのレコンギスタ』第3部が公開になります、新しい『G-レコ』になっているので、こちらも観に来ていただけると嬉しいです。」と語り、最後に小形は「今回はダバオに行かせてもらったんですが、次回はオーストラリアに行きたいんです。ただこのご時世なので、コロナが落ち着きましたら、(柿谷たちに)みなさんで行きたいなと思っております。そして、7月22日からは『G-レコ』も公開が始まりますので、両映画共に応援していただければと思います。これからもスタッフトークもどんどんして行きますので、賞品目当てで(笑)来ていただけると嬉しいです! ありがとうございました」という挨拶で幕を閉じた。

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