『NOMAD メガロボクス2』第10話『過去の敗北は幸運の兆しと共にある』先行カットが到着。小嶋健作(脚本)のコメントも

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6月6日(日)より放送がスタートする『NOMAD メガロボクス2』第10話「過去の敗北は幸運の兆しと共にある」のあらすじ、先行カットが到着した。
また、第10話の放送に向けて、本作の脚本を手掛ける小嶋健作さんよりオフィシャルコメントが到着。「こんな風に生きたい、と思えるようなカッコいい大人を描くことがテーマでした」と語る本作のキャラクターへの思いや、制作中のエピソードをたっぷりと語っている。

ROUND10「過去の敗北は幸運の兆しと共にある」
突然、マックの対戦相手に指名され戸惑うジョーだったが、番外地に再び灯りをともすため、自分に出来ることは何なのか思いを巡らせていた。そんなジョーへ心を開いていくボンジリ、サンタ、オイチョとは対照的に、どんどん孤立化していくサチオは、かつての南部の言葉を思い出していた。

第10話の放送に向けて、小嶋健作(脚本)よりオフィシャルコメント到着!

―ご自身の中で『「NOMAD メガロボクス2』で描こうとしたテーマ、またそれを描く上で作品の中で挑戦したことや苦労したことを教えてください
「こんな風に生きたい、と思えるようなカッコいい大人を描くことが自分の中のテーマでした。チーフや中盤から再登場するかつてのジョーのライバルたちは、人はときに過ちを犯してしまうものだということを経験的に知っています。だからこそ、ひねくれたり、道を踏み外してしまった人を簡単にはジャッジせず、信じて待つことができるのだと思います。彼らの言葉が、口先だけではない、経験と実感に裏打ちされたものとして響くよう心掛けました。」

―制作の中で印象深いエピソードはありましたか?
「およそ一年半も続いた脚本作業でしたが、打ち合わせは毎回充実していて楽しかったです。昼に始まり、気がつけば夜の十一時近くになっていたこともありました。それでも出なかったアイデアが、その後の飲みの席で、誰からともなくぽろっと出てくることもよくありました。同じ場所と時間を共有することでしか生まれなかった物語だと思います。しんどいときもありましたが、最終話のシナリオが上がったときは一抹の寂しさを感じました。」

―視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします
「何かにつけてスピード感を求められるこの時代に、こんなに足取りの重たい物語について来てくださって、ありがとうございます。キレイごとではない「あした」を提示できるのか。監督、プロデューサー、脚本チームで考え抜いて作ったのがこの物語です。世の中は厳しい状況が続いていますが、たとえ元には戻らなくても、散らばった破片をひとつひとつ拾い集めていったその先に、今より少しはましな未来が待っているかもしれません。このまま最後までついて来てください。」

【放送情報】
TOKYO MX 毎週日曜 23:00~
BS11 毎週火曜 24:30~
※放送日時は変更になる場合がございます。

【配信情報】
各配信サイトにて配信中

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©高森朝雄・ちばてつや/講談社/メガロボクス2プロジェクト