『小林さんちのメイドラゴンS』第1弾PVでドラゴン娘たちがラップを披露。監督は石原立也が引き継ぐことに

TVアニメ

2021年7月に放送が開始されるTVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS(※読み:エス)」の第1弾PVが公開となった。

今回のPVでは小林さんとドラゴン娘4名(トール、カンナ、エルマ、イルル)に加え、新たなドラゴン「イルル」によるラップ調の映像となっている。さらにこちらのPVでイルルを嶺内ともみが担当する事が発表された。新たなるドラゴンの登場で、本作がどのように盛り上がるのか、今から楽しみにしてほしい。PVの解禁と合わせて公式サイトもリニューアルとなり、各キャラクターの紹介文も更新されている。

さらにPVではスタッフ情報も解禁され、本作の監督は石原立也が担当する事となった。
石原監督からのコメントは以下の通り。

今回、『小林さんちのメイドラゴンS』より監督を務めさせていただくことになりました石原立也です。

本来、他の監督が創りあげてきた作品を引き継ぐということはとても難しいものですが、この作品を引き継がせていただくなら私以外にはいないだろうと、そういった想いもあり、今回、監督として制作に携わることとなりました。

この作品は一見キャラクターが可愛いことが魅力のコメディ作品に見えますが、実は人間や社会のディープな部分に切り込んでいくなどメッセージ性の強さも魅力だと思っています。1期でもトールが「まるで人間が自然から乖離したようなセリフですね」と小林にツッコミを入れるシーンがあるのですが、こういった人間のおこがましさのようなところをチクリとクールに刺してくるようなところがこの作品の面白さであり、シリーズを通して一貫しているところでもあります。それは監督が変わっても何ら変わりありません。

以前、武本さんも話していましたが、この作品ではドラゴンと人間は相容れる必要ってないんです。分かち合うことは無くて、どこまでいっても平行線の関係。異種族とは理解し合えない、同じ時間を生きられないけれど、それでも一緒にいる、そういった束の間の時間を描いている点が根底にある。そのことを大切に、そのうえで楽しく明るいホームコメディとして『S』の制作に取り組ませていただきました。

改めてにはなりますが、今回こうして作品を送り出すことができてとても嬉しいです。これまでのファンの方も、新しく作品を知った方も、誰もが楽しめる作品になっていると思います。新キャラのイルルが混ざってさらに明るくはちゃめちゃな“メイドラゴン”になっていますので、是非楽しみにご覧下さい。

さらに、2021年4月21日(水)に発売されるTVアニメ「小林さんちのメイドラゴン」Blu-ray BOXがBlu-ray BOXのジャケットも公開となった。初回特典はキャラクターデザイン・門脇未来さん描き下ろしデジパック&メモリアルケース仕様となっており、TVシリーズ全13話は勿論、エクストラエピソード第14話と特典映像「小林さんちの〇〇ドラゴン」も収録という豪華な内容となっている。

TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』

●放送情報
TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』2021年7月放送開始!

●スタッフ
原作:クール教信者(双葉社「月刊アクション」連載中)
監督:石原立也
シリーズ監督:武本康弘
シリーズ構成:山田由香
キャラクターデザイン:門脇未来
総作画監督:丸木宣明
美術監督:落合翔子
3D 美術:鵜ノ口穣二
色彩設計:秦あずみ
撮影監督:植田弘貴
3D 監督:冨板紀宏
音響監督:鶴岡陽太
音楽:伊藤真澄
音楽制作:ランティス、ハートカンパニー
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:ドラゴン生活向上委員会

●キャスト
小林さん:田村睦心
トール:桑原由気
カンナ:長縄まりあ
エルマ:高田憂希
ルコア:髙橋ミナミ
イルル:嶺内ともみ
ファフニール:小野大輔
滝谷真:中村悠一
才川リコ:加藤英美里
ジョージー:後藤邑子
真ヶ土翔太:石原夏織

●イントロダクション
あのはちゃめちゃドラゴンメイドが再び!
ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴン・トール。
大好きな小林さんに時々(嘘。たくさん)迷惑を掛けながらも、なんとか人間社会に溶け込み立派に(嘘。そこそこに)メイド業をこなしていた。
同じドラゴンのカンナ、ルコア、ファフニール、エルマたちも、それぞれ自分の居場所を見つけて、人間たちと異種間コミュニケーションを満喫していた。
そんなまったり、たまに激動の日々を送っていた頃。
小林さんに、新たなドラゴンの脅威が襲いかかる――。

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