2021年にTVアニメ史上初となる、音楽朗読劇からのアニメ化として注目の作品「MARS RED」（原作：藤沢文翁）そのアニメの主要キャスト・キャラクタービジュアルおよび第1弾のPVが発表された。
アニメ「MARS RED」は、大正時代を背景に、日本政府が配備した対ヴァンパイア機関「第十六特務隊―通称零機関」を中心に物語が進んでいくのだが、その「零機関」の主なキャラクターを演じるキャストが以下の豪華なメンバーとなった。
・国内最強クラスの吸血鬼にして零機関新人の栗栖秀太郎（CV：畠中祐）
・零機関を取り仕切る人類最強の前田義信大佐（CV：諏訪部順一）
・老いることのない脳を喜ぶマッドサイエンティストのタケウチ（CV：石田彰）
・江戸の昔から吸血鬼を続けているスワ（CV：鈴村健一）
今回の発表では、このキャラクタービジュアルとともに、各キャストからのコメントも届いている。
また、第1弾のPVには、今回発表されたキャストの声も収録されており、村中俊之の音楽と合わせこのアニメの世界観がより一層感じられる仕上がりになっている。
そして、今後アニメのほか様々な展開が予定されている、この「MARS RED」プロジェクトだが、現在、そのファンクラブ「第十六特務隊」の隊員も募集している。応募（メルマガ登録）は無料で隊員番号が与えられるが、後日選べるキャラクター付き隊員証も付与される。こちらもメディアミックスならではの様々な特典や展開が用意されている。
キャストコメント
◇栗栖秀太郎役：畠中 祐
栗栖秀太郎を演じさせていただきます、畠中祐です。もう「人間じゃない」という重い事実に戸惑いながらも、人間らしく心を揺らし続けるそんな彼を、生き生きと演じていきたいです！
凄い先輩達、凄いスタッフさん達に囲まれて、正直緊張しますが、精一杯頑張ります！
よろしくお願いします！！
◇前田義信役：諏訪部順一
藤沢朗読『MARS RED』初演に参加し前田を演じたのは2013年。このような日が来るとは想像もしていませんでした。アニメでは新要素も加わり、作品世界が更に広がります。どうぞご期待下さい！
◇タケウチ役：石田 彰
朗読劇の時から馴染みのあるタケウチ役を、引き続き演じることができて嬉しいです。今回のアニメ化では舞台で語られたこと以上の物語が盛り込まれるようなので、その点私も非常に楽しみにしています。皆さんも放送開始まで期待してお待ちください。
◇スワ役：鈴村健一
2013年の初演時は燃えさかる舞台に衝撃を受けました。
日本一派手な演出の朗読劇のアニメ化ですから･･･きっととんでもない作品になるはず！
ずっと作品を愛している方も初めて触れる方もアニメならではのMARSREDをお楽しみください！
◆音楽朗読劇「MARS RED」とは・・
音楽朗読劇創作の第一人者とも称され、数々のオリジナル作品を世に送り出し続けている劇作家・藤沢文翁が原作・脚本・演出を担当し、メインビジュアルを人気漫画家・唐々煙がつとめた大人気・音楽朗読劇。2013年、2015年に公演。
◇あらすじ
時は大正十二年、東京の夜に其の者どもは現れた。
彼らは闇に紛れて人の生き血を啜る吸血鬼と呼ばれ、古の時代よりこの世界に隠れ住んでいた。それらを取り締まるべく陸軍内部に創設されたのが第十六特務隊、通称『零機関』である。
中島中将は近代化著しい列強諸国の情報戦に対抗するためにこの部隊を創設したのだが、目下のところ、零機関の任務は東京の闇に潜む吸血鬼事件の対応にある。それに当たるのが――、
人類最強の前田義信大佐。
国内最強クラスの吸血鬼にして新人の栗栖秀太郎。
インテリジェンスなランク外の山上徳一。
江戸の昔から吸血鬼を続けているスワ。
老いることのない脳を喜ぶマッドサイエンティストのタケウチ。
――以上、零機関の実行部隊の面々である。
増え続ける吸血鬼たち。そして裏に暗躍する影と、謎の人工血液「アスクラ」の存在。
この事態を冷ややかに見つめるのは、齢300歳を越えているにも拘らず、子供にしか見えないＳクラスの吸血鬼デフロットであった。
弱き者、汝の名はヴァンパイア――。
零機関が今、大正ロマンの夜を駆け抜ける。
◆スタッフ
原作：藤沢文翁
監督：羽多野浩平
シリーズ構成・脚本：藤咲 淳一（「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」脚本、「BLOOD+」監督・シリーズ構成・演出・脚本）
キャラクター原案：唐々煙（「曇天に笑う」「煉獄に笑う」)
キャラクターデザイン：竹内由香里（「ノルン＋ノネット」キャラクターデザイン、
「鬼滅の刃」各話・作画監督）
音響監督：藤沢 文翁
音楽：村中 俊之
アニメーション制作 ：SIGNAL.MD