『PSYCHO-PASSサイコパス3』中村悠一のオフィシャルコメントが到着。目指すのは炯と灼が兄弟のように見える距離感

TVアニメ

フジテレビ“ノイタミナ”にて毎週木曜日24:55~25:55拡大枠にて放送中、またAmazon Prime Videoにて日本・海外独占配信中のTVアニメ『PSYCHO-PASSサイコパス3』について、新人監視官、炯・ミハイル・イグナトフを演じる中村悠一さんより、オフィシャルコメントが到着した。

『PSYCHO-PASS サイコパス 3』炯・ミハイル・イグナトフ役 中村悠一 オフィシャルコメント

―『PSYCHO-PASS サイコパス』という作品自体にはどのような印象を持たれていましたか。
「実際に起こりそうな未来が描かれている作品だなと思いました。現実にあるいろいろなことを効率化していくと、こういう未来に行きつくのかもしれない。難しい用語なども出てきますが、決して非現実的なものじゃない。観ているみなさんが理解しやすい世界観だと思いますし、リアルというよりも、リアリティがある作品だと感じています。」

―炯・ミハイル・イグナトフを演じられる上で大事にされていることをお聞かせください。
「炯と灼が、ある意味で、兄弟のように見えたら良いなと思っています。たとえば、部下に対して叱るときと、灼に対して叱るときではニュアンスが違うだろうなと思うんです。執行官の行動を黙認していたとしても、灼の行動にはつい口を挟んでしまいたくなる。そういう距離感を意識しています。」

―癖のあるメンバーが勢ぞろいしている公安局刑事課一係ですが、どのようなチームだと感じられますか。
「怪しい人がいるとすぐにドミネーターを抜いてしまう執行官たちと、戦うときはドミネーターを使わずに素手で戦う炯が、対照的な描写になっていますよね。とくに第1話は両者の関係性がとてもわかりやすく描かれていたなと思いました。執行官の入江(一途)と廿六木(天馬)はちょっとヒネくれていて。如月(真緒)と雛河(翔)は何を考えているかわからない。そういう強面な執行官と、彼らを諫める炯と灼のチグハグなチームワークが面白いなと思っています。」

―今回は1話1時間の拡大枠で放送され、見応えのあるドラマをより深く楽しめるかと思いますが、1時間番組と聞かれたときはどのように思われましたか。
「1話60分のTVシリーズと聞いて、最初はどうなるだろうと不安でした。過去にも60分のTVシリーズ作品があることは知っていましたが、やはりTVアニメのスタッフは、30分で作品を語る技術に長けている人たちだと思っていたので、その尺が倍になることで、はたして大丈夫なのだろうかと。僕らはともかく、現場も大変になるでしょうし、でも、実際に上がってみた映像を見ると、時間が経つのがあっという間でした。今は安心しています。」

―『PSYCHO-PASS サイコパス 3』の放送を楽しみにされている読者の方々へメッセージをお願いします。
「主人公である炯と灼の目的とは何なのか。彼らがその目的をどう遂げるのか。まだまだ先が読めないことが山盛りなので、これからどのように描かれるのか、僕自身も楽しみにしています。」

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