舞台「『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL」舞台写真、糠信泰州、山﨑晶吾らが出席した会見の模様を紹介

舞台

本日、2/21(金)より開幕した、舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL~POWER OF BIKE~ゲネプロリポート、及び、オフィシャル会見のコメントが到着した。

ゲネプロリポート

2017年2月公演から始まった「新インターハイ篇」が、いよいよ今回の公演でファイナルを迎える。描かれるのはインターハイ3日目のスタートからゴールまで。

1日目は箱根学園、2日目は京都伏見にゴールを獲られた総北高校だが、なんとか全員揃って最終日のレースに臨むことに。チームは決意を新たにして総合優勝を目指す――!風を切る音、空間を操る光、そしてハンドルを手にして前傾姿勢のまま全力で走る役者たちの真剣さ。演出・脚本の西田シャトナーが生み出した“パズルライドシステム”によってロードレースのスピード感がステージに立ち上る瞬間には、シリーズ14作目となった今回も変わらぬ感動がある。

3日目のインターハイ、全てを投げうって勝利を掴もうとする選手たちが巻き起こす衝撃のレース展開はもちろん、彼らの特色やレース中の気候を表現するシーンにも「ペダステ」ならではの独自性があふれており、一瞬たりとも目が離せない。続投キャストの安定感に新キャストの意気込みが加わり、また新たなエネルギーを生み出している。前回から小野田坂道を演じている糠信泰州の走りにも磨きがかかった。「ペダステ」シリーズの大きな節目に相応しい、熱量あふれるステージだ。

オフィシャル会見キャストコメント

小野田坂道 役:糠信泰州
今作は「ペダステ」14作目。本当にたくさんの方に支えられて、多くの方に応援されて今まで続いてきました。この新インターハイ篇FINALを僕らみんなで届けられることを本当に幸せに思います。早く皆様にこの熱い舞台をお見せしたい、今から公演が楽しみで仕方ないです! 小野田としての見どころは、やはり最後に真波(山岳)くんとゴールを競うシーンです。みんなの気持ちを受け継いで走っているので、とても熱いシーンになっていると思います。

劇場入りして、たくさんの想いが詰め込まれたジャージに袖を通して舞台に立った時、すごくドキドキしました。心臓が高鳴って、僕らにとっての「ペダステ」はロードレースそのものなんだと強く思いました。ロードレースの面白さ、自転車の楽しさ、そして「ペダステ」の感動をちゃんと皆さんに届けて楽しんでもらえたらなと思います。大千穐楽まで怪我なくみんなで走り抜けていきたいと思いますので、応援の程よろしくお願いします。ケイデンスも高めて、どんどん走っていきます!

今泉俊輔 役:山﨑晶吾
作品の中でチームのみんなが一枚のジャージをゴールに届けるために必死で走ってつないでいく姿と同様に、舞台袖でも凄いチームワークがあって、皆で支え合いながら走っています。僕は「ペダステ」初参加になりますが、誰かのために走るとか、誰かのために何かをする、人のために頑張ることってすごく素敵なことだなと、この稽古が始まってから感じていました。誰一人ケガなく千穐楽を迎えられるように頑張っていきたいです。みんなから受け継いだ想いを込めて小野田の背中を押すところが、今泉としての見どころではないかと思います。

観に来てくださったお客様の背中も押せるような、何か気持ちを受け取ってもらえる意味のある舞台にできたらと思っています。

鳴子章吉 役:百瀬朔
今作はインターハイ3日目、全員がラストのレースということで、それぞれに見せ場がたくさんあります。鳴子は赤髪で派手なキャラクターなので、音楽や照明もすごく熱く作ってくださっています! そして自分の役の他にも、“モブ”と呼ばれる他キャラクターを演じたりします。チームや役と関わりの深い役割だったり、その役の中でチームメイトの背中を押したりということもあるので、ぜひ注目していただけたら。そういったところにも、みんなで作っている作品だということが表れていると思います。

個人的な想いとしては、舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~スタートライン~(2017年)から鳴子を演じさせていただき、このファイナルまで3年かかったことで僕もちょっと年を取ってきたと思っているのですが(笑)、作品の中では3日間ですので! そこに気持ちを乗せていきたいなと思います。

観に来てくださる方には楽しんでいただくことはもちろん、僕らはワンチーム6人で走っているので、7人目の選手として一緒に走っているような気持ちになっていただけたらうれしい限りです。

泉田塔一郎 役 河原田巧也さん
「ペダステ」シリーズは2012年から始まって8年、僕は12作目の出演です。歴史のある作品だと言われるのですが、僕自身はそういう風には思っていなくて。でも新世代篇の初期に入ってきたメンバーたちがすごく成長していたことで、「ここまですごくなっているんだ!」と感動しました。新しいメンバーたちも、ものすごく気合が入っています! そのエネルギーを全員でぶつけ合っているような作品で、僕は稽古場で見ている時に何度も泣きそうになるほどでした。初日の幕が開いてお客様が入った時に、どのように完成していくのかなと非常に楽しみです。泉田の見どころは、レースの決着がついた後、エンディングに向かうシーンのセリフです。熱いレースを展開したキャストたちの熱量を感じたままをのせて伝えていけたらと思っています。

新インターハイ篇に入ってからは1日のレース展開を2作品に分けて上演してきましたが、今作は3日目の最初から最後まで、ひとつの作品で上演します。前年度のインターハイを彷彿とさせるようでもあり、僕もその時のことを思い出すような作品です。昔から「ペダステ」が大好きだった方々にも納得していただける形になったと思いますので、楽しみにしてください。

御堂筋翔 役 林野健志
インターハイ3日目として一番過酷なレースになっていると思います。役者も本当に身を削って走っていますし、レースで脱落していく人間がたくさんいる中、ゴールを獲れる人間はただ一人というところが見どころです。展開をご存知の方も、劇場に来たらハラハラドキドキできる舞台になっていると思います。見ている人も過呼吸になるのではないかというくらい(笑)、走っている人間が限界を超えていく様、“マンパワー”がこの舞台の魅力だとあらためて思っています。舞台上で役者が丸裸になって走る、こんなにも演劇にまみれた作品の節目となります。新インターハイ篇がスタートしてからファイナルまで、この3年間で僕らが作ってきた「弱虫ペダル」を最後に残していきたいなと思います。

「弱虫ペダル」を大好きな皆さんの気持ちを背負って、この作品を愛している方々の想いを舞台の上で伝えますので、一緒にゴールを目指しましょう!

浦久保優策 役:栗原大河
「ペダステ」初登場のキャラクター・浦久保優策を演じます。インターハイ3日目をかき乱していく様を楽しんでいただければと思います! たくさんのレースがあって、本当に熱い戦いが繰り広げられるのですが、その最初が浦久保のレースなので、この作品に勢いがつくように僕も必死に走って走って、皆でどんどんバトンをつないでいけるように最後まで全力をかけていきます。

僕自身もイチファンだったこの熱い作品に関われることを本当にうれしく思いますし、誇りを持って「弱虫ペダル」という作品を全力で走り、つなげてきた想いを全部受け継いで頑張りたいと思っています。

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©渡辺航(秋田書店)2008 ©渡辺航(秋田書店)2008/ 舞台『弱虫ペダル』製作委員会