定額制動画配信サービス ウィークリーランキング アマプラ独占配信の『エヴァ』が首位、『東リベ』は僅差で10週連続1位を逃す

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エンタテイメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partnersは8月18日、 「GEMランキングクラブ」で作成した「定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(実査日:8月14日、 調査対象期間:8月7日~8月13日)」を発表した。

本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、 Amazonプライム・ビデオ、 Apple TV+、 dTV、 dアニメストア、 FOD、 Hulu、 J:COMオンデマンド、 Netflix、 Paravi、 Rakuten TV、 TELASA、 TSUTAYA TV、 U-NEXT、 アニメ放題、 スカパー!オンデマンド、 ディズニープラス、 バンダイチャンネル、 ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計している。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのタイトルを見た人の多さを示す

■ “新劇場版”シリーズ最終章配信開始で『エヴァンゲリオン』が1位を獲得

『エヴァンゲリオン』シリーズが前週33位からランクアップし、 19サービスを対象とした全体ランキングで1位を獲得しました。 2021年3月8日(月)に劇場公開され、 興行収入100億円を突破する大ヒットを記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。 同作が早くも8月13日(金)よりAmazonプライム・ビデオでの独占配信が開始となり、 『エヴァンゲリオン』シリーズが136ptと高い視聴者数Ptを稼ぐ要因となりました。 内訳をみると、 男女比は約7:3、 年代別では20代~40代が視聴者層の中心となっています。

前回のランキングで9週連続1位を獲得していた『東京リベンジャーズ』は、 133ptを獲得して2位にランクインしました。 年代別ランキングでは、 15~19歳と20代で1位に入るなど、 高い人気を維持しています。 全体ランキングTOP5は以降、 3位『僕のヒーローアカデミア』、 4位『転生したらスライムだった件』、 5位『鬼滅の刃』がランクインし、 アニメ作品が占めました。

■ 『ワイルド・スピード』堅調な伸び、 『イコライザー』急上昇

今週ランクアップした作品には、 シリーズ最新作が劇場公開中の『ワイルド・スピード』シリーズがあり、 前週9位から6位にランキングを上げました。 同作は堅実にランクを上げているため、 次回、 TOP5入りとなるか注目です。 そのほか、 Netflixオリジナル作品の『全裸監督』は、 前週54位から10位と急上昇し、 ランキング上位へと返り咲きました。 また、 前週59位だった『イコライザー』が17位と初のTOP20入りを果たしました。 同作の内訳をみると、 男女比では9割以上を男性が占め、 年代別では40代~60代の年配層で視聴者数ptを獲得しています。

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したタイトルについては自由回答方式で聴取。 これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。 タイトルごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、 一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。 また、 劇場/テレビ版や海外/国内版も同一タイトルとしてカウント(一部例外あり)。 複数回観ても1カウントとしている。 ※名寄せ辞書のアップデートに伴い、 過去に遡って値が修正されることがあります

■ 「GEMランキングクラブ」では男女別・年代別等詳細データも公開中
https://gemranking.club/