GEM Partnersは、8月12日（木）、「GEMランキングクラブ」にて作成した「定額制動画配信サービス タイトル別 ウィークリーランキングTOP20（実査日：8月7日、調査対象期間：7月31日～8月6日）」を発表した。
本ランキングは19の定額制動画配信サービス（ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、スカパー！オンデマンド、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス）の視聴者数ptを横断して集計している。
■依然アニメ人気強し、TOP10内9作品を占める
上位2作品は前週から変わらず、実写映画が大ヒット中の『東京リベンジャーズ』が9週連続で1位、劇場最新版が封切りとなった『僕のヒーローアカデミア』が3週連続で2位を獲得しました。続く、3位『転生したらスライムだった件』、4位『名探偵コナン』、5位『キングダム』は、それぞれ前週から順位を上げてのランクインとなりました。そのほか、TOP10内で前週から上昇したアニメ作品に、前週19位から10位にランクアップした『小林さんちのメイドラゴンS』があります。
■ 夏らしく、ホラー映画『犬鳴村』が大健闘
実写映画では、シリーズ最新作が劇場公開中の『ワイルド・スピード』が、前週13位から9位にアップし、TOP10入りを果たしました。また、『ジョーカー』も前週21位から11位に上昇しています。そのほか急上昇した実写映画に、前週46位から19位に躍進した『犬鳴村』があります。同作の視聴者数ptの内訳をみると、男女差はそれほどありませんでしたが、年代別では20代と40代が高い視聴者数ptを獲得していました。
■ 恋愛ジャンル作品急上昇
8月20日（金）に実写劇場版『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～ ファイナル』の公開を控えた『かぐや様は告らせたい？』が、前週322位から17位へと急上昇しました。本作のアンケート回答には、アニメ作品や劇場版のミニエピソードが含まれており、シリーズ関連作全体で盛り上がっていると推察されます。性別では男性、年代では15-19歳代で大きく視聴者数ptを獲得しています。また、同じく恋愛ジャンルの作品では、Netflixオリジナルの韓国ドラマ『わかっていても』が前週41位から15位へ大幅なランクアップをみせています。
■定額制動画配信サービス タイトル別 調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15～69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したタイトルについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。タイトルごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場／テレビ版や海外／国内版も同一タイトルとしてカウント（一部例外あり）。複数回観ても1カウントとしている。※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります