AbemaTVは、1 月30 日（木）の夜 8 時 30 分より特別番組『Fate/stay night 15 周年記念アベマ特番』を独占放送した。

本放送には、『Fate/stay night』の主人公・衛宮士郎役の杉山紀彰さんをはじめ、セイバー役の川澄綾子さん、遠坂凛役の植田佳奈さんとアーチャー役の諏訪部順一さん、間桐桜役の下屋則子さんとライダー役の浅川悠さん、そしてイリヤスフィール・フォン・アインツベルン役の門脇舞以さん、言峰綺礼役の中田譲治さんと、豪華なメンバーが集合。
門脇さんの隣には巨大なバーサーカーパネルと“バーサーカー台詞ボタン”も用意され、4 組のマスター＆サーヴァントと監督役が集まった形になる。

「Fate/stay night 15 周年年表」のコーナーでは、司会の岩井さんから「『Fate/stay night』が愛され続けてきた理由」を訊ねられた杉山さんが、「キャラクターたちがそれぞれ目的や性格、価値観がはっきりしている」「主人公じゃないサイドだから敵、ということじゃなくて、相手には相手の正義や理想がある、という物語性やキャラクターの奥深さなんじゃないかな」と語る。
川澄さんは“英霊召喚”について触れ「過去の英雄を呼び出せるって、可能性が無限だなって最初に感じました」とはじめて『Fate/stay night』の内容を知った時のことを振り返った。

また、テレビアニメ『Fate/stay night［Unlimited Blade Works］』での遠坂凛の名場面を振り返った植田さんは「こうやってみると、ちょっと恥ずかしいですね。ふたり（士郎と凛）とも初々しすぎて！」と恥ずかしそうに笑う。また、作中で描かれたイリヤとバーサーカーの出会いにシーンについて、門脇さんは「（イリヤとバーサーカーが絆を深める）雪山のシーンは心の中にしっかり残っている」と強く印象に残っていることを明かした。
また、士郎とアーチャーとの関係について、諏訪部さんは「最初に知った時はすごい話だなと思いました。いったい、何があればこんな変声期を迎えるんだろうって」とお茶目な冗談で周囲を笑わせつつ、特別な因縁を持つ士郎とアーチャーとの演技を楽しんでいたことを振り返る。

最終章の上映が 3 月 28 日（土）に控えている『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」』の桜の名場面が上映されると、下屋さんは「あらためて見ると、格好いい映像が多かった[Unlimited Blade Works]に比べてしっとりしている」と、まったく異なる雰囲気にあらためて驚いた様子。
また、同作品ではライダーが活躍するアクションシーンも多く、浅川さんは「まさか、あんなに活躍できる子とは思っていなかったので嬉しいです」「強いライダーに慣れていなかったんですが、強いので見ていて気持ちよかったです」と声優ならではの楽しみを語った。

放送内では、「祝!! Fate/stay night 15 周年 チーム対抗カルトクイズ」や「チーム対抗！ 絆 de アンサー」と題したバラエティコーナーも実施。杉山さん＆川澄さん、植田さん＆諏訪部さん、下屋さん＆浅川さんの 3 組に分かれ、クイズやお絵描きゲームで得点を競った。
バラエティコーナーの司会として並んだ門脇さんと中田さんは「なんか、以前にこういうことをしたことがある気が……」「とても懐かしい気持ちになります」とコメント。
アニメ『カーニバル・ファンタズム』第 1 話の一幕を彷彿とさせる組み合わせに、視聴者も「既視感……」「まさかリアルで見られるとは！」と盛り上がった。

放送の最後で、杉山さんは「楽しかったですね。なかなかこのメンバーで集まって映像を見返したりトークしたりすることってないですから」と話し、植田さんも「なんだか同窓会感がありますよね！」と頷くと、諏訪部さんは「僕は特にね！」「いつもスケジュールが悪くて……来ますから！頻繁に呼んでください！」と 15 年を共にした仲間との楽しい時間を振り返った。

『Fate/stay night 15 周年記念アベマ特番』
＜放送日時＆番組 URL＞
放送日時：2020 年 1 月 30 日（木）夜 8 時 30 分～夜 10 時 00 分
配信 URL：https://abema.tv/video/title/218-165