TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』放送に向けて第3期の名エピソード上映イベントが開催。吉野裕行と野島健児を迎えてのトークショーも

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2018年1月放送スタート第4期『弱虫ペダル GLORY LINE(グローリーライン)』放送開始に向けて、11月3日(金・祝)にTOHO シネマズ 日本橋にて、TVシリーズ第3期の名エピソード上映イベントVol.1が開催された。
第1回目の今回は、箱根学園追い出しレースが描かれる第7話「最後の走行会」と第8話「ゴールライン」を上映。このエピソードでキーとなる荒北靖友役・吉野裕行さんと黒田雪成役・野島健児さんを迎えてトークショーを行った。

2013年に放送された最初のTVシリーズより『弱虫ペダル』に参加した吉野さんだが、オーディションの際に原作コミックを初めて読み、荒北について魅力的で好きなキャラクターという印象を持ち、彼を演じるにあたって心掛けている点としては、喋り方に特徴のあるキャラクターなので、その個性が出るように注意して演じたという。
「荒北は過去に挫折していて、福富と出会い、自転車と出会った後、真面目に前だけを向いて努力する姿を見せていた。相手のことを認めたら、真っすぐに受け入れるのが荒北のいいところ。」と語った。

そんな荒北の魂を受け継いだのが、新生チーム箱根学園の副キャプテンの黒田。野島さんはTVシリーズ1期の20話で初登場し、インターハイ出場を賭けて真波と戦う姿を演じた。アフレコに参加した際は、「物語と同じように現場も作品とリンクするような良いチーム感があって、うらやましく感じました。」と振り返り、黒田を演じる上では、「ブレの無い性格で、チームを引っ張っていく存在。芯の強さを出して演じていきたい。」と語り、強い影響を受ける学ぶものが大きいキャラクターだと話した。

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今回上映された第7話、8話には、荒北と黒田が2人で激しく闘った初めてのシーンがあり、野島さんは「ここまで熱いレースシーンを演じることがなかなか無いので、アフレコ現場では意識が遠のくくらいに感じました。」と自分自身や、他のキャストたちの全力の演技について、当時の印象を振り返る。
また先日公開されたTVアニメ第4期『弱虫ペダル GLORY LINE』第1弾PVも大スクリーンで上映され、4期インターハイで闘う各キャラクターのキャッチコピーも発表されました。黒田のコピー「黒猫」の理由については今後アニメでも描かれる事が伝えられると、観客から拍手が起こった。

また、1月にシリーズ4期がスタートするという長い期間で展開する『弱虫ペダル』の作品の魅力を改めて伺うと、吉野さんは「自転車レースでこれだけ色々な展開が描けることがすごい。(総北高校の)杉元のエピソードなど、キャラクター一人一人をしっかり大事に描いている。今後、坂道が3年生になった時、どんな風に成長していくのか先が楽しみです。」と熱く語った。

最後には、集まったファンの皆さんに、感謝のメッセージが贈られた。
野島健児さん「長く続いているこのシリーズを応援して頂きありがとうございます。先輩達が築き上げたものを引き継ぎ、さらにパワーアップして、面白いものをお届けしたいと思っていますので、ぜひこれからも応援してください。」

吉野さん「今は皆さんと同じように、作品を応援する側の気持ちでいます。キャストの皆が役を仕上げていっているなあと見ていて感じています。4期も引き続き、皆さんも『弱虫ペダル』を応援してください。」

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公式サイト

(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会