TVアニメ『sin 七つの大罪』無修正版上映会&藤田茜トークショーレポート。お渡し会ではファンと“乳信”の儀式

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5月3日(水・祝)、グラビアアイドルの聖地として知られる東京・秋葉原ソフマップ アミューズメント館にて、「『sin 七つの大罪』上映会&藤田茜さんトークショー/乳信証明書お渡し&ボイン会」が行われた。
レヴィアタン様が活躍される第二話「嫉妬ゆえの暴走」【無修正版】の上映後、レヴィアタン役の藤田茜さんと番組プロデューサーによる赤裸々なクロストーク、そして最後に藤田さんが見つめる前で乳信証明書にボインを押すという、アニメ本編同様に攻めたイベントとなった。

トークショーでは嫉妬の魔王・レヴィアタン役の藤田茜さん、森尻和明プロデューサー、髙橋和彰プロデューサーが登壇。まずは来場者全員に配布された特製「絆創膏ステッカー」でひと盛り上がり。

そして無修正版第二話の感想を藤田さんがおずおずと問いかけたところ、観客がギャグアニメと捉えていたことに対して、「一応、戦っているんですよね!?」とプロデューサー陣に同意を求める。ところが「エロです」と返され、いきなり四面楚歌に。

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そんな藤田さんに、髙橋プロデューサーが「こんなことになってしまって、藤田さんには申し訳ないなと思っています」とセクシー芝居について詫び始めたため、今度は藤田さんがあたふた。
さらに、森尻プロデューサーが第二話を女子社員に見せたところ、レヴィの嫉妬の感情がよくわかると共感を得られたものの、女性社員に無修正版を見せるのはセクハラではないのかとひと悶着。常に罪を振りまく作品だ。

なお当の藤田さんは、真莉亜のようなかわいらしい子を、嫉妬に駆られてあんなひどい目に遭わせてしまえるレヴィアタンには共感できないそうで、むしろ嫉妬なら真莉亜役の戸田めぐみさんのほうが得意だと推薦。「πラジ」のパートナーでもある戸田さんとは、ルシファー役・喜多村英梨さんを巡っての攻防がすごいという内幕も明かして観客の笑いを呼ぶ。

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森尻プロデューサーからは、オーディション時の秘話も明かされた。オーディションが行われたのは、一昨年の暮れから昨年の頭にかけて。その頃の藤田さんは学生を終えたばかりで、声優としての活動を本格化させたばかりだったそう。
オーディションには実績のある声優さんも数多く参加していたが、その中から、女の子のかわいらしさと嫉妬の感情を非常によく表現していた藤田さんに白羽の矢が立った、とのこと。

その嫉妬の感情が剥き出しとなった第二話のエレベーターのシーンだが、藤田さんによればアフレコ段階のレヴィアタンの絵が「そこそこ怖かった」ようだ。

藤田「完成したフィルムでも、嫉妬で醜い表情になった感じが出ていると思うんですが、アフレコの段階ではさらに怖くて、『これに合わせてやらなきゃいけないの!?』と思ったんですよ」

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藤田「いつものきゃいきゃいして『お姉様~!』って言ってるレヴィとは、二面性で差を付けたいから、ヤンデレみたいなところを出してと言われて。私、あんなにかわいい女の子を嫉妬で責めるなんて感情がないんですよ。恋敵だからって『あんたなんなの!?』みたいなことやったら怖いじゃないですか。自分にない感情なので難しいなと思いながら、かわいい女の子を責めることを半分楽しみつつやりました。戸田さんがいいお芝居で返して下さったので、がんばった甲斐があったなと思います(笑)」
また、地上波放送で存在感が大きすぎる魔法円についても、この機会に藤田さんからプロデューサー陣に鋭い質問が飛ぶ。

藤田「あんなに大きかったら何やってるかわからないじゃないですか。レヴィの絆創膏も隠さなきゃいけなかったんですか? こんなこと言うのもアレですが、一応隠れてはいますよね。下着って見えちゃいけないんですか? これ、レヴィの下着ですよね?」

これに対し、当然制作側も関係各所とせめぎ合い、ギリギリのところでフィルムにしていると弁明。「僕らも魔王と一緒に戦っているんですよ」との言葉には、満場の拍手が巻き起こっら。

髙橋P「シナリオから数えると、ここ2年弱くらいこの作品に関わってきましたが、人生でこんなにパイについて考えることはなかったと思います。放送が始まって、ゴールデンウィークにこんなにいっパイのお客さんに囲まれてトークイベントができるというのは、本当に幸せだなと感じています。12話まで精いっパイ走り切りますので、応援の程、よろしくお願いします」

森尻P「よしもと監督とは『クイーンズブレイド』以来、久々に一緒にやっておりますが、ただエロいだけではなく、それぞれの心情に触れるような“エモい”演出をされる方です。今後もびっくりする仕掛けがあったりとか、後半に向けてエモい、そしてエロい展開になっていきますので、最後まで応援いただければと思います」

藤田「第三話が色欲回なので、最強にエロい。しかし四話で、たぶん12話中の一番のパワーワードが来ます! 四話は強欲のマモン回なんですが、収録の裏話的なことをいうと、伊藤静さんが赤ちゃんをやっているんです。赤ちゃんはいっぱいいたのでみんなでやった部分もありますが、探していただければと思います(笑)。五話以降は真面目に戦ったりとか、“これは戦いなのか?”みたいな戦いもあって、バブたんみたいなかわいい魔王とも戦っていくので、エッチなだけじゃない『sin 七つの大罪』を今後ともよろしくお願いします」

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乳信証明書お渡し&ボイン会では、魔王の絵姿とキャストのサインが入った乳信証明書(全9種)から1枚を選び、藤田さんが見つめる前でそれにボインを押し、改めて藤田さんから手渡されるという“乳信”の儀式が行われた。
 指についた朱肉を拭うためのウェットティッシュを藤田さんから貰えるアフターサービスも万全。藤田さんと直接おしゃべりもできる、ファンにとっては満足度の高いイベントとなった。

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公式サイト

(C)HOBBY JAPAN・Niθ/「sin 七つの大罪」パートナーズ