『リトルウィッチアカデミア』一挙上映会に潘めぐみ&日髙のり子が登壇。トークではアフレコ時の貴重な話題も

TOHOシネマズ新宿で、『リトルウィッチアカデミア』1クール目(1話~13話)の一挙上映会が行われた。
会場にはたくさんの『リトルウィッチアカデミア』ファンが集結。上映前にはスタッフ&キャストのトークショーが開催。登壇したのはアッコ役の潘めぐみさん、アーシュラ先生役の日髙のり子さん、プロデューサーの堤尚子さん、エグゼクティブプロデューサーの大塚雅彦さん。

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1クール目の振り返りトークで潘さんが、アッコがアーシュラ先生に「アッコ」と呼ばれるようになったことに触れると、日髙さんも、突然呼び方が変わったことが気になっていたと告白。
そこから、アーシュラ先生についての話になっていく。アフレコが始まる前に監督から「設定が変わっているので日髙さんだけに言っておきます」と大事なことを伝えられた話や、日髙さんが考えていたお芝居のプランを修正されたエピソードなど、これまであまり聞けなかった話がたくさん聞けた。
さらに堤さんからは、オールナイトで一挙上映を見るファンに「1話と6話と11話はアッコの成長目線で描かれていて、細かい仕込みもあるので注目して見てほしい」というコメントも送られていた。

また、アッコの声が、劇場版の時より少年っぽくなったという話題で、「アッコに対しての要求は主に堤さんが出していた」と大塚さんが打ち明けると、そこからトークが面白い方向に展開していく。
野太い声が叫んだりするのが今作では“良かった”という話に日髙さんが、「でも映画で“シャイニィアルク”を、“イナズマキック”(※日髙さんの代表作『トップをねらえ!』で出てくる必殺技)くらいで叫んだら、必殺技じゃないんでと言われたんですけど…」と言うと、潘さんが「実は、監督にアッコに選ばれた理由を聞いたとき、“シャイニィアルク”の叫びで選びましたと言われたんです」と、2人の叫びが似ていたこともキャスト選びに関係していたという興味深い話が飛び出していた。

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そして話題が2クール目のことになると、ここまで軽快だったトークが少し重くなります。新キャラのクロワも登場し、謎もどんどん明らかになっていくので、ネタバレをしないよう慎重になっていたのだが、潘さんは「アッコは周りを巻き込んでいたけど、実は巻き込まれていたところもあるのかなっていうのが2クール目だと思います」とコメント。
大塚さんも、全部終わったあとに1クール目を振り返ると、いろいろ違って見えるはずと話していましたが、よりシリアスになる2クール目も、また違った楽しさが詰まっていそうだと感じた。

最後のミニライブコーナーでは、YURiKAさんがOPテーマの「Shiny Ray」を、大原ゆい子さんがEDテーマの「星を辿れば」を披露。作品への愛情を感じる歌声で、爽やか風を会場に吹かせていました。2クール目も同じく2人がOPとEDテーマを担当するので、14話以降を楽しみに待ちたいところだ。

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トークショーのあとは、オールナイトでの一挙上映会。13話は先行上映という形だったが、『リトルウィッチアカデミア』の1クール目を朝まで楽しみ、イベントは終了した。

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公式サイト

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