3月25日・26日に開催されたAnime Japan 2017のBLUEステージで行われた『リトルウィッチアカデミア』ステージについて、公式レポートが到着した。
最初に登場した司会の鷲崎健さんが、アツコ役の潘めぐみさん、ロッテ役の折笠富美子さん、スーシィ役の村瀬迪与さんを呼び込むと、まずはテレビアニメが折り返しを迎えるということで、まずは1クール目で印象的だったシーンを紹介するコーナーへ。
潘さんは1話「新たなるはじまり」の冒頭、シャリオの魔法ショーのシーンをセレクト。映像を見終わると、何を語るにもこのシーンがないと今のアッコはなかったと力説。しかも、“この会場はおそらく日本で、ダイアナはわざわざ日本まで来てしまうほど、シャリオが好きなんじゃないか”と考察していたのもさすがだった。

そして、折笠さんは3話「Don’t stop me now」から、ホウキリレーで、アッコが人間大砲で飛んでいくシーンをセレクト。“曲の入り方が絶妙で素晴らしい！”と熱く語っていましたが、ロッテにもほのぼのした良いシーンがたくさんあったはずなのに、そこを選ばず激しいシーンを選ぶところも面白かった。
最後は村瀬さんが、第9話の「ブライトンベリーアンデッド紀行」から、終盤の感動的なシーンをセレクト。“誰かのためにアッコが動いたところで奇跡を起きた。多分スーシィもアッコの猪突猛進の末の奇跡が楽しくて一緒にいるんだと思う”と、そのシーンについて語ってした。
夢があって、アクションもすごくて、感動もある。3人がセレクトしたシーンは、『リトルウィッチアカデミア』の魅力そのものだ。

 

そのまま2クール目のPV映像も紹介。1クール目の楽しい雰囲気だけではなく、少しシリアスで、謎がいろいろと明かされていくような展開も待っているとのことで、これまでとはまた違う『リトルウィッチアカデミア』の世界を見ることができそうでワクワクさせる映像だ。

そしてトークコーナーのあとはライブコーナーへ。YURiKAさんがOPテーマ「Shiny Ray」を力強く、そして突き抜けるような真っ直ぐな歌声で歌い上げると、今度は大原ゆい子さんが、エンディングの映像をバックにアコギを弾き語りながらEDテーマ「星を辿れば」を優しく歌う。アニメの1クール目を彩った素敵な曲たちに、会場は温かい空気に包まれてした。

2人は2クール目でも主題歌を担当することも決定していて、OPテーマはYURiKAさんの「MIND CONDUCTOR」、EDテーマは大原ゆい子さんの「透明な翼」となっている。どちらもまた新しい『リトルウィッチアカデミア』の世界を描いてくれそうだ。

“『リトルウィッチアカデミア』は些細なことだけど、大切な何かを毎話毎話伝えてくれています。それは皆さんも感じ取ってくれてるんじゃないかと思います。今日もシーンを振り返っただけで笑顔になったし、アーティストの2人の歌声を聴いただけで心が温かくなって、口角が上がってくる気持ちになりました。これからの2クール目も、皆さんが共感できる感情や思いやりが詰まっていると思いますし、また皆さんに会えることを楽しみにしています。今日はお越しいただきまして、本当にありがとうございます”と感謝の気持ちを伝え、ステージイベントは終了した。