現在放送中のTVアニメ『鬼平』について、第10話『泥鰌の和助始末』の場面写真&情報が公開された。
今回はゲスト声優として、筈見純さんが出演する。筈見さんは吹替え俳優としてもお馴染みで、「刑事コロンボ」シリーズ、「スター・ウォーズ」シリーズ、「スター・トレック」シリーズなど大ヒット作品で吹替えを担当している。
そんな筈見さんが演じるのは平蔵の口からも「凄え男」と言われる盗人“泥鰌の和助”。ノミの打ち方から音が違うと大工の棟梁に言われるほど、腕の良さは折り紙付き。その腕の良さを買い、9年前に和助が紙問屋「小津屋」に仕掛けた盗人細工の存在を知る者からの盗みの誘いが絶えない人物だ。





第十話 あらすじ
平蔵は、見事な“お盗(つと)め”を果たした大工の泥鰌の和助のことを思い出していた。その日久々に浅草に戻った和助は、大工仲間の孫(まご)吉(きち)一家に再会。息子の磯太郎は、実は和助の実子だったが、立派に育った姿を見て喜んでいた。ところが磯太郎は、働いている紙問屋「小津屋」の旦那に濡れ衣を着せられ、その後縊死。孫吉と女房のおひろまで身投げをしてしまう。和助は復讐を果たすため小津屋に盗みに入ることを決意する……。