前作『Blue Avenue』から約1年8カ月ぶり、通算4枚目となるフルアルバム『Opportunity(オポチュニティ)』を2月22日にリリースした花澤香菜さん。その発売を記念して、 AbemaTVにてインターネット初となる生ライヴでアルバムからの新曲を初披露した。
リリース当日の生配信ということで、 出演者も豪華な顔ぶれ。トータルサウンドプロデューサーである北川勝利さん(ROUND TABLE)がギターで参加の他、 ベース沖井礼二さん(TWEEDEES)、 キーボード宮川 弾さん、 ギター片寄明人さん(GREAT3)、 ドラムスSATOKOさん(FUZZY CONTROL)という、 本日限りのスペシャルバンド編成となった。
さらに終盤ではミトさん(クラムボン)も駆け付け、 北川さん作曲でアルバムタイトル曲でもある「Opportunity」でエンディングを締めた。
まず、1曲目は宮川さん作詞・作曲による「滞空時間」で幕を開けた。そして冨田明宏さんのMCでトークパート1がスタート。 トータルサウンドプロデューサーの北川さん、 アルバムではおなじみの沖井さん、 宮川さんによるアルバム制作秘話が語られた。
続くライヴパートでは、 沖井さん作詞・作曲による60’sポップスと90’sのマンチェスターテイストを加えたサイケデリックポップス「カレイドスコープ」、 花澤さん作詞、 北川さん作曲のちょっぴり大人でおしゃれな「brilliant」を続けて披露。
トークパート2からは花澤プロジェクトには今回初参加となる片寄明人さんも加わり、 作曲エピソードについて語られた。
また事前に募集した2/25に誕生日を迎える花澤さんの生誕ハッシュタグの当選発表も。 1000通を超える応募の中から、 本人が選んだのは「#香菜りめでたい生誕祭」。 選ばれた方には本物のフランスパンをライトにした「パンライト」にサインを入れてプレゼントという、パン好きを公言する花澤さんらしい演出となった。
そしてなんとここで、 今回「FRIENDS FOREVER」で作曲をした世界的グループSimply Redのミック・ハックネルさんのコメントがサプライズ披露。スーパースターの粋な演出に花澤さんも歓喜のリアクション！
それを受けたライヴパートでは片寄さんもギターで加わり、 自身作曲の「FLOWER MARKET」、 続いてSimply Redミック・ハックネルさん作曲の「FRIENDS FOREVER」をプレイした。
ここでミトさんが駆け付け、 トークに参加。 ミトさんが手掛け、 アルバムのラた「Blue Water」の誕生秘話やレコーディングエピソード等が語られた。
ラストは北川さん作曲でアルバムタイトル曲でもある「Opportunity」をミト、 北川さんの両名によるギター、 キーボード宮川さんというアコースティック編成でプレイし、 番組は終了した。
＜出演者＞
花澤香菜
北川勝利(ROUND TABLE)
沖井礼二(TWEEDEES)
宮川 弾
片寄明人(GREAT3)
SATOKO(FUZZY CONTROL)
ミト(クラムボン)
冨田明宏
＜セットリスト＞
M1 滞空時間
M2 カレイドスコープ
M3 brilliant
M4 FLOWER MARKET
M5 FRIENDS FOREVER
M6 Opportunity
ミック・ハックネル コメント
I have many happy memories of my times in Japan and when Kana approached me about writing a song for her , my mind went back to the month I spent there over ten years ago .
I visited many parts of the country with my good friend Gota and that was the inspiration for this song .
I wish Kana every success with it .
Mick Hucknall , Simply Red
Jan 2017
(訳)
僕には日本でのたくさんのハッピーな思い出があります。
Kanaのチームから僕に楽曲提供の依頼が来た時、 僕の想いは10年以上前、 ひと月ほど日本で過ごした頃に飛んで行きました。
僕は、 良き友人であるGOTA(屋敷豪太)と一緒に、 日本の様々な場所を訪れました。 その時のことが、 この曲を作曲する際のインスピレーションになっています。
この曲と共にKanaが成功するよう、 祈っています。
ミック・ハックネル(Simply Red)
2017年1月
アニプレックス (2017-02-22)