原作者・高野苺描き下ろし新作エピソードを含む映画『orange -未来-』11月18日より劇場公開

本日TOKYO MXにて放送されたTVアニメ『orange』の最終回<「TVアニメ「orange」最終回 ~未来へ繋ぐ~ 1時間スペシャル>にて、本作の映画化が発表された。
映画のタイトルは『orange -未来-』、上映は11月18日(金)より<2週間限定>全国公開を予定している。

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今回は映画キービジュアルも解禁。晴れた冬空の下、物語の舞台・長野県松本市に実在する「あがたの森公園」のベンチに腰掛ける主人公の菜穂と菜穂へ想いを寄せる翔、そしてその二人を見守る須和が描かれている。
キャッチコピーは「あの日から、この未来を二人に見せたかった――。」と須和の複雑な想いの先にあるストレートな願いを表現したものになっている。加えて特報映像が解禁!手紙の入ったビンが海に漂うシーンなど、これまでの『orange』にはない場面も登場し、期待が高まる内容に。

映画『orange -未来-』は菜穂に想いを寄せながらも友人・翔との恋愛を応援し続ける須和の視点から語られる物語。原作者・高野苺先生描き下ろしの新作エピソードとTVアニメの名シーンを重ねて紡ぐ、原作でも、これまでの映像化でも決して触れられなかった〈物語のその後〉が描かれる。

映画『orange -未来-』

11月18日(金)<2週間限定>全国公開
【原作】高野 苺(双葉社「月刊アクション」連載)
【キャスト】
・高宮菜穂:花澤香菜
・成瀬 翔:山下誠一郎
・須和弘人:古川 慎
・村坂あずさ:高森奈津美
・茅野貴子:衣川里佳
・萩田 朔:興津和幸
【メインスタッフ】・監督:浜崎博嗣 (「STEINS;GATE」監督・「テラフォーマーズ」監督)
・チーフディレクター:中山奈緒美(「アルスラーン戦記」)
・脚本:柿原優子(「ちはやふる2」・「Persona4 the ANIMATION」)
・キャラクターデザイン:結城信輝(「坂道のアポロン」・「宇宙戦艦ヤマト2199」)
・音響監督:長崎行男(「ラブライブ!」シリーズ)
・音楽:堤 博明(「エイトレンジャー2」)
【主題歌】コブクロ「未来」(ワーナーミュージック・ジャパン)
【アニメーション制作】テレコム・アニメーションフィルム
【制作】トムス・エンタテインメント
【配給】東宝映像事業部

高野 苺(原作者)コメント

TVアニメが終わってしまう寂しさから、またこうして映画でもう一話観られることがとても嬉しいです。
今回描き下ろしたこのお話は、元々連載第1話の時に考えていた最終話のエピソードでしたが、須和目線で描きたかったので、最終話では描かずにしまっていたものでした。

この話は26歳の須和達が見れなかった未来で、手紙が届いた菜穂達の未来は、26歳の須和にとっても新しい未来であること、そして主題歌「未来」を聴きながら描いていたのですが、歌詞が、翔と菜穂を見守る須和の姿と重なり、すごくぴったりだと改めて思い、サブタイトルは「未来」しかないと思いました。それぞれが、好きな人を大切にしてできあがった「未来」を観てください。
映画、楽しみです!

コブクロ(主題歌)コメント

「orange」という作品に出逢い「未来」という楽曲が出来て、はや一年が経ちました。そして今、新たな「orange」のその先に、新たな物語の枝葉が生まれようとしています。映画のサブタイトルに「未来」という言葉が入り、作品と楽曲がまた強く結ばれました。
「orange」の主人公は、登場人物全員だと思います。誰の目線からも見えている、切なくとも、優しい世界が「orange」の魅力です。最後には、映画を見たその人自身が、物語の「主人公」になれるよう楽曲「未来」で、映画を彩れたらと思います。上映を楽しみにしています。
コブクロ

公式サイト

(C)高野苺・双葉社/orange製作委員会