豊永利行「勇利に共感して5回泣いた」。『ユーリ!!! on ICE』先行上映会&トークショーが開催

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10月5日(水)からテレビ朝日ほかにて放送開始予定の男子フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』のスペシャルイベントが、本日TOHOシネマズ渋谷にて開催され、放送開始を心待ちにするファンが集結。限定300席で売り出されたチケットは販売開始から1時間とたたず完売。会場は早くから期待の熱気に包まれた。
本日の先行上映はなんと第1話から第3話までを上映。オリジナルで制作されている作品がゆえに、これまでほぼ明かされてこなかったストーリーが初解禁となり、約1時間かけて300人を『ユーリ!!! on ICE』の世界に引き込んだ。

その後はトークショーへ。興奮冷めやらぬ会場に、原案・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案担当の久保ミツロウさん、フィギュアスケート振付の宮本賢二さん、勝生勇利役の豊永利行さん、ヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一さん、ユーリ・プリセツキー役の内山昂輝さんが続々登場し、客席は5人を大きな拍手で迎えた。
トークコーナー“ユーリ on トーク!!!“では、豊永さんが「とにかくスケートシーンがやばい。音楽も映像も。より美しく見れる環境で見ていただけてよかった」と述べ、宮本さんの「どうでしたか?」という問いかけには客席から歓声と拍手が響く。
先日解禁となったオープニングアーティスト・DEAN FUJIOKAさんの話題が上がると、宮本さんが「スケートにぴったりな音楽」と絶賛し、久保さんも「フィギュアスケートのリンクで聴きたい曲」とコメントした。

続いてフィギュアスケートの印象について聞かれると、メンバーの中では一番スケート初心者だという内山さんが「分からない言葉は都度調べている。点数やジャンプの種類など、難しいが勉強している最中。でも作中では分からない人でも分かる流れになっているので助かる」と話し、久保さんは「スケートを知っている人にも知らない人にも観てもらいたいので、そう言ってもらえて嬉しい」と応えた。

その後、話は宮本さんの振り付け時のエピソードへ。本作では各キャラクターの振り付けを全てオリジナルで制作しているが、去年の11月頃から、連日深夜にわたる振り付け撮影が続き、かなり過酷だったが本当に楽しかったという宮本さんの裏話に、ねぎらいの拍手が起こりった。

キャラクターへの印象については、役者業とフィギュアスケーターという職業は“沢山の人に支えられているけれど、舞台の上では孤独”という点に共通点を感じたという豊永さんが勇利に共感して5回泣いたというエピソードを披露すると、諏訪部さんは“「ヴィクトルはもっと変な人で」という指示をもらい、悩んでいたが、久保さんと話してピースが埋まった”、内山さんは“ローテンションなヤンキー。後から15歳のかわいらしさや、がむしゃらな面が出て、複雑になっていけばいいなと思った”など、それぞれの役作りへのこだわりを語った。

告知コーナーでは、2つの新情報が登場。サガテレビ(10/7(金)スタート 毎週金曜深夜1時55分放送)、長崎文化放送( 10/11(火)スタート 毎週火曜深夜1時51分放送)での放送決定、そして10月5日(水)のテレビ朝日放送開始日にはアニメイト各店舗での「応援バナー配布祭」の実施が発表された。

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和気あいあいとしたトークショーの最後は、登壇者の挨拶で締めに。精一杯取り組んでいくと宣言したキャスト陣に続き、久保さんは「見たことない作品をつくるために、金メダルをとることを目標に掲げるくらいの気持ちで頑張っている。グランプリシリーズも始まるので、アニメと一緒に楽しんでほしい」と愛情を込めたコメントを残した。

放送情報

テレビ朝日:10/5(水)スタート 毎週水曜深夜2時21分放送 
BS朝日:10/9(日)スタート 毎週日曜深夜1時00分放送
サガテレビ:10/7(金)スタート  毎週金曜深夜1時55分放送
長崎文化放送:10/11(火)スタート 毎週火曜深夜1時51分放送 

公式サイト

(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会