『薄桜鬼~御伽草子~』石川綾乃、桑島法子、勝田晶子ら女鬼キャストが大集合「女鬼祭り」イベントレポート。感動のエンディングに観客も大興奮

1.jpg

2016年4月よりスタートしたTVアニメ『薄桜鬼~御伽草子~』。最終話放送直前の6月25日には、「薄桜鬼~御伽草子~女鬼祭り!」が東京・秋葉原のビリビリAKIBAで開催された。
「女鬼祭り」の名にふさわしく多くの女性ファンに埋めつくされた会場には、石川綾乃さん、桑島法子さん、勝田晶子さん、篠原監督が登場。待ち構えていた観客たちが大きな拍手で迎える。さらに最初の自己紹介から勝田さんが「今日は平日…」とナチュラルに間違えたり、篠原監督が「来るときにSUICAをなくしました」と衝撃の告白?をしたり、会場は爆笑につつまれる場面も。

篠原監督から「原作の薄桜鬼はシリアスな世界観なのですが、御伽草子はシリアスさをとっぱらって安心して見られる世界観にしました。」と、「薄桜鬼~御伽草子~」の見どころを解説。桑島さん、石川さん、勝田さんからもそれぞれが演じる千鶴、千姫、君菊の本作での役どころを解説していった。

そして、「薄桜鬼~御伽草子~」の、今まで放送した全11話と、先行公開(テレビでは6/28放送)の最終話12話を一挙放映。今までを振り返りながら、感動のエンディングも見られ、観客も大興奮の様子だった。

放映後はいよいよ女鬼キャスト3人と監督によるガールズトークタイム。最初の企画は「鬼の絶対正解クイズ」。「薄桜鬼~御伽草子~」本編に関する「出演者なら絶対答えられる」クイズを出題し、出演者4人が全員正解したら「正解」というもの。

企画発表の瞬間から、桑島さんが「絶対!?間違える自信があるよ!」と早くも弱気な発言をすると、勝田さんも「漢字が書けるかが一番不安です」と場内を沸かせる。 そして5問のクイズが出題され、結果は5問中2問が全員正解!「全12話中千鶴は何回『父様』といったでしょうか」などの難問に出演者も悩まされていた。

続いては出演者に『薄桜鬼~御伽草子~』のさまざまな質問をする「女鬼祭りトーク」。「全話の中で自分が好きなエピソード」では、桑島さんが「第1話。家で見ていたら『早っ!短っ!終わったっ!』とあっという間にエンディングが始まるのが衝撃で、でもその短さがクセになると思いました」と初視聴の際のエピソードを披露。

「いま、鬼の力を出せるとしたらどんなことに挑戦しますか」という質問では、篠原監督から「超人的な力が出せるならオリンピックに出場」という答えが出ると、石川さんから「ドーピングでしょ!」とツッコミが。勝田さんからは「屋根とかを飛び移れるので、通勤に便利。通勤ラッシュ鬼知らず、みたいな」と驚きのアイデアも。石川さんは、台本に例題で書いてあったという「素手でスイカ割り」が斬新だ!と気に入っていた模様。「キャンプで便利!この夏活躍できるかも」と場内を沸かせた。

最後のコーナーは普段誰にも相談できないことや女性ならではの質問を出演者が答える「お客様からの質問コーナー」。なんと、このイベントのためだけに宮崎から来場し、今日帰ってしまうというファンからの質問も。「自分以外の役を演じるとしたら誰の役をやりたいですか」という質問に篠原監督が「山南さんですかね、しゃべり方とか面白くて、真似したくなりまする方がけっこういらっしゃって」と明かすと、声優の皆さんからも「監督のリハーサルVに(監督本人の)仮ナレーションが入ってて、ちゃんと特徴をとらえてる!」との話しが。監督も「ひそかに楽しんでます」と明かす一幕もあった。

そして、出演者全員のサイン入りの「薄桜鬼~御伽草子~」オリジナルポストカードが当たる、来場者の皆さまへのプレゼントコーナーで締めくくり。出演者からの最後の挨拶では、石川さんから「続編があったらいいな、またイベントができたらいいな」とのコメントも。ニコニコ生放送でも「続編希望!」「2期希望!」のコメントがあふれた。

原作ではシリアスなシーンも多い『薄桜鬼』。「御伽草子」では“もしかしたらあったかもしれない”平和な世界観を描き、最終12話は全キャラが集まってのハッピーエンドとなった。

公式サイト