アニメとは違う不良学園バトルコメディが展開。「シュヴァルツェスマーケンフェスト2016」イベントレポートが到着

1.jpg

衝撃の展開の数々でファンの度肝を抜いたアニメ『シュヴェルツェスマーケン』のイベント、「シュヴェルツェスマーケンフェスト2016」が、6月18日に舞浜アンフィシアターにて昼の部・夜の部、2公演で開催された。メインキャスト陣が登壇し、ゲームコーナーや朗読劇、ライブコーナーなど盛りだくさんの内容が繰り広げられた。
今回、イベント昼の部の模様をレポートが到着したので、早速紹介する。アニメでは絶対に見ることができない不良学園バトルコメディが展開した朗読劇や、意外な事実が飛び出したキャストトークも必見だ。

巨乳が亡くなって、貧乳が生き残る問題!?

壮大なBGMが会場に流れると、突如として壇上に光線級BETAの着ぐるみが登場。劇中のように「シュピーン!」というSEに合わせて光線を放ちます(実際は目が点滅だけで、会場からも笑い声が)。そして、オープニング映像をきっかけにキャスト陣が登壇。お馴染みの“総員傾注”で敬礼をしてスタートです。

最初に行われたのは「戦況報告」という『シュヴァケン』の名シーン振り返りコーナー。しかし、悲しいシーンばかりが登場していきます。加藤さんが選んだ「#9 Bパート、リィズとテオドールが戦った後のシーン」では、リィズのシリアス具合に会場もビックリ。ファムがないがしろにされている姿に加藤さんが抗議する場面も。続く南條さんも「#10 リィズの最期のシーン」をチョイスし、盛り上げるべきイベントでシリアスなシーンが続くことに……。加藤さんと南條さんは場を盛り上げるべく、鷲崎さんに提案されて可愛いポーズをとっていました。

名シーンを振り返ってみると、多くの謎を秘めた本作だけあって、キャスト陣からも疑問が沸き起こります。そこで、シリーズ構成の樋口さん、戦術機演出の大河さん、ゲーム監督のタシロさんが登場し、実際に作品に対する疑問をぶつけることに。

まずは南條さんから特にこだわったシーンはどこかという質問が。樋口さんによると第2話の戦術機の発進シーンは、誰がここまでやれと言ったと思うほどのこだわりだそうです。山本さんはなぜ巨乳ばかりが亡くなり、貧乳ばかりが生き残るのかといった、ファンも気になっている問題に直面! しかし、樋口さんからの原作どおりだからという回答が飛び出し、これには観客も笑いに包まれていました。

そしてここで、2016年9月30日(金)に発売されるゲーム『シュヴェルツェスマーケン 殉教者たち』の新情報が公開に!今回キービジュアルが初お披露目となり、そしてなんと、ゲームオリジナル要素として「カティア」「アイリスディーナ」「リィズ」の3ルートがあること、初回特典として内田弘樹さん書き下ろしの小説が付属することが発表されます。ちなみに小説の主人公はキルケとのことで、この事実を知らなかった沼倉さんもビックリしていました。

爆笑の朗読劇、ゲームコーナー! ライブは大盛り上がり!

ここからは朗読劇が展開。題して「激闘! シュヴェルツェス学園」。アニメのシリアス展開とは打って変わって、ドタバタ学園コメディが繰り広げられます。不良に占拠された女子高・シュヴェルツェス学園の廃校を阻止するために立ち上がるカティア……というトンデモ設定。

リィズ、アネット、キルケの3人で結成された不良軍団「シュタージ」の暴走、シルヴィアのパンチの効いた実況、愛する男を奪い合った因縁の相手アイリスディーナとリィズの水着でのキャットファイトなどなど、見どころが尽きない朗読劇には会場も大爆笑でした。(ちなみに、夜の部は「シュヴァルツェスラーメン道」というタイトルで別のストーリーが披露されました)

南條さんは続いての準備があるため一度降壇し、ステージはお待ちかねのゲームコーナー「圧倒的な物量に立ち向かえ! たった7人の攻防戦!」へ。圧倒的な物量で迫りくるBETAに対抗するように、キャスト陣も圧倒的な物量に立ち向かっていきます。10問出題されるのですが、1問でも不正解になるとBETAの侵攻を許したとみなされ、一番足を引っ張った人が罰ゲームという厳しめの展開です。

最後の「シンクロ級BEAT」ではBETA殲滅戦では同じ考えを持っているべき、ということで、2人1組で同じポーズをとってシンクロさせていきます。山本さんと田中さんが「スナイパーのポーズ」を見事的中させる中、「シュヴァケンであった一番かわいいポーズ」「敵を威嚇する時のポーズ」など、これまた難題が続きます。「シュヴァケンで一番強そうなBETAのポーズ」を加藤さんと沼倉さんが見事にシンクロさせるも、残念ながら罰ゲームへ。

罰ゲームはアニメ本編では絶対に言わないような甘~いセリフを披露するというもので、選ばれたのは山本さんは甘いというよりは、笑いを誘う言葉で会場を沸かせていました。ラストはもちろん、ライブコーナーです。fripSideの「1983-schwarzesmarken-」を皮切りに山本さんの「翼よ、暁を渡る誓いの中で。」、Zahre(ツェーレ)の「哀しみが時代を駆ける」で会場のボルテージを上げていきます。最期はfripSideが「white relation」「white forces」と2曲連続で披露し、大歓声が巻き起こりました。

といったところでイベントは終了の時間へ。アニメ『シュヴァケン』は現在、Blu-rayが好評発売中、ゲーム『シュヴェルツェスマーケン 殉教者たち』の発売も9月30日(金)に控えています。これからも『シュヴァケン』から目が離せません。

公式サイト

(C) 吉宗鋼紀・ixtl/オルタネイティヴ第二計画