5月22日、中野サンプラザにて、ラジオ番組「洲崎西」のイベント「洲崎西presents糸～縦の糸はあや 横の糸はあすか～」が開催された。巽悠衣子さんと大橋彩香さんの2人によるラジオ番組「あどりぶ」との合同イベントとして行われた今回、ステージにはパーソナリティの洲崎綾さん、西明日香さんが登場。トーク中心のイベントとしては、昨年5月の「ざきにし春の豚まつり～Majiで絶頂5秒前～」以来、約1年ぶり。久しぶりということもあって、会場には多くのファンが駆けつけていた。
洲崎さん、西さんの2人がステージに現れると、早速客席に向かって「最前なのになんでTシャツ着てないの！？」など、いつもの調子でファンとの会話を楽しみ、ラジオ番組と変わらぬ調子で、早くも客席を沸かせていた。

こうして始まったイベントの最初のコーナーは「豚リスナーに聞いてみよう」。事前に観客から、洲崎さん、西さんの2人にチャレンジしてほしいことを募集。ステージ上で紹介するという内容だ。

まず飛び出したのは「お酒を飲みながら収録してほしい」というもの。これについて西さんはノリノリだったが、一方の洲崎さんは「泣き上戸で絡み酒だからマネージャーに止められそう」と渋い表情を見せる。それでも洲崎さん自身やりたい気持ちが強いらしく「マネージャーに掛けあってみます」と話していた。

そのほか「ギネス記録にチャレンジしてほしい」との要望が飛び出した際には、洲崎さんが西さんに対して「5分間でふんどしを何枚履けるか挑戦してみたら？」と提案。しかし西さんは笑顔で「お断りします！」と一刀両断。そんな姿もファンの笑いを誘っていた。

巽さん、大橋さんをゲストに迎えた「あどりぶクイズ」

今回は「あどりぶ」との合同イベントということで、「あどりぶ」のパーソナリティを務める巽さんと大橋さんがゲストとして登場する場面もあった。そして、総勢4人で繰り広げられたのは「あどりぶクイズ」。その名の通りラジオ番組「あどりぶ」に関するクイズを、洲崎さんと西さんが答えていくというものだ。
本来は放送をくまなくチェックしておかなければなかなか答えられない難問ばかりなのだが、ここでは西さんが鋭い洞察力で大活躍。加えて洲崎さんも「父親が『あどりぶ』リスナー」とのことで、家族から教えてもらった知識を存分に披露。巽さんと大橋さんが言いそうなことを見事に言い当て、なんと4問すべてに正解してみせた。

その中で、大橋さんが「排水口を掃除するのが面倒だから」との理由で髪を切ったり、巽さんが夜に1人で外出し、ブランコを漕いでいたりと、少し変わった行動をした話題が出てくると、ステージ上もファンも騒然。ゲストであるはずの2人をいじる姿も見受けられた。

地方イベントの開催地をかけた企画も

イベントも後半に入ると、「洲崎西」ではおなじみの企画となった「ダーツ獲得チャレンジ」も行われた。毎回DJCDを決めるために挑戦しているダーツだが、今回は地方イベントの開催地を決めるための挑戦。ここでは、ダーツで投げられる矢を確保するために、箱の中身を当てるゲームや、玉入れチャレンジなどに挑戦した。

その中のひとつ、ラブラブ糸巻きゲームでは、ステージを横断するように垂らした糸を60秒以内に巻き取ることに2人が挑戦。まずは洲崎さんが驚異的な速さで成功させると、続いて西さんも、強く巻き取りすぎて手をうっ血させながらなんとか成功。これ以外のゲームも、時にはファンからのアドバイスを受けながら成功させ、5本のダーツを手に入れてみせた。ちなみにダーツの本番はイベントの終盤に行われ、最終的に地方イベントは青森で行われることとなった。

イベントはこれだけで終わらず、最後には2人の絆を確かめるメイン企画も用意されていた。これはお互いが悩んでいるとき、相手にどんな言葉をかけてあげるかを実演してみるコーナー。例えば洲崎さんが脱毛エステサロンでアニメの声優とばれたとき、あるいは西さんが自宅で「なんで男がいないんだろう」と嘆いているときに投げかけるセリフを、迫真の演技で披露してみせた。

その後イベントはエンディングへむかう。サプライズとして洲崎さんは、イベントのテーマになっている糸にちなんで、手編みのふんどしを西さんにプレゼントする一幕も。これには西さんも驚きを隠せない様子で「ベストフンドシストになってから今日が一番うれしいです！」とコメント。イベントが幕を閉じる瞬間まで、2人の絆を強く見せつける展開となった。