劇場版『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』初日舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着。浪川大輔ら登壇者が万感の思いを語る

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TVアニメ『牙狼<GARO> -炎の刻印-』の続編として、前作の4年後を描いたアニメーション映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』が5月21日についに公開。新宿バルト9(東京・新宿)にて行われた初回上映後の舞台挨拶に浪川大輔さん(レオン・ルイス役)、堀内賢雄さん(ヘルマン・ルイス役)、富田美憂さん(ロベルト・ルイス役)、林祐一郎監督が登壇した。
浪川さん、堀内さん、富田さんは、それぞれ演じたキャラクターのバッジを着けて登場。 浪川さんは「映画の話を聞いたのが去年で、1月に収録があり、やっとここまで来ました」と万感の思いを口にする。林監督も「完成披露のときにお客さんとお話をして、手応えを感じていましたが、ようやくここまで来たと感無量です!」と感慨深げだった。

TVシリーズで死んだヘルマンも、ルイス、そしてロベルトの窮地を救うべく復活。堀内さんは「ヘルマンが登場したのも喜びですが、映画になったということが嬉しい」と満面の笑み。特に、ヘルマンとロベルトは今回の劇場版で親子の対面を果たすが、堀内さんは「『まだ見ぬ我が子に会いたい!』という思いで、自分の子だという気持ちで話した。“守りしもの”というのはこの作品のテーマであり、深い! 僕にとっても代表作になりました」と特別な思いを語ってくれた。

富田さんは「『牙狼<GARO>』初参戦で、不安がありましたが、現場でみなさんが温かく迎えてくださりました。(堀内さんと浪川さんは)お父さんとお兄ちゃんという感じで優しかったです!」とニッコリ。林監督はまさにこのキャスト陣の結束の強さと役柄との結びつきを強調。「『炎の刻印』の時から感じてましたが、キャラクターとキャストがリンクしていて、雰囲気がぶれない。リアルで見ているような気分になる」と語る。

浪川さんは4年の月日を経たレオンについて「だいぶ成長してます。最後のバトルで片手を失ってもなりふり構わず弟たちを守るのは、今までにない姿。ロベルトがいたからレオンも成長できたと思う」と語るが、堀内さんは「レオンと共に浪川くんも成長してる」とニヤリ。「「シリーズを通して、人間的にも成長してます。独立も果たしたし、“まもりしもの”が増えた」とプライベートにまで鋭く切り込みつつ「2人で飲んで、珍しく演技の話をしたりしました。(役と)シンクロする部分が多かったし、僕も成長させてもらいました」と嬉しそうに語っていた。

ちなみに幼いロベルトについて、富田さんは「泣き虫ですが、それを克服して強くなって、レオンやヘルマンのようにカッコよく成長してほしい」と語っていたが、林監督は「ヘルマンの息子だから(笑)」と話、“兄”浪川さんも「今は純情だけど…」と疑義あり…? 堀内さんはこれからも息子たちのピンチのたびに復活する気満々のようで「まだ続くの? まいったなぁ…」と言いつつも嬉しそうな表情。さらなる続編を期待するファンからは期待の拍手が沸き起こった。

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公式サイト

(C)2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社