登場のしかたもやっぱり不幸。『あんハピ♪』花守ゆみり、白石晴香、安野希世乃、山村響、吉岡茉祐、森永千才登壇の先行上映会開催

4月7日よりTOKYO MX他にて放送開始となるTVアニメの先行上映会が、3月20日(日)に新宿バルト9で行われた。イベントには花守ゆみりさん(花小泉杏役)、白石晴香さん(雲雀丘瑠璃役)、安野希世乃さん(久米川牡丹役)、山村響さん(萩生響役)、吉岡茉祐さん(江古田蓮役)、森永千才さん(チモシー役)が登壇し作品を紹介した。今回、本イベントのレポートが到着したので紹介しよう。

※以下、メーカー発表の情報をもとに記事を掲載しております。

花小泉杏の母・花小泉桜役としても出演している司会の儀武ゆう子さんの呼びこみで登場のキャスト陣。白石さん、安野さん、山村さん、吉岡さんは天之御船学園の制服姿で、森永さんはチモシーを抱いて登場するが花守さんの姿は見えず、、、。すると息を切らした花守さんが観覧席の入口に現れ、舞台上に走り込んで来ての登場となりました。不幸な出来事に巻き込まれてギリギリの到着になってしまったという「あんハピ♪」ならではの登場の演出に会場も大いに盛り上がりました。

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不幸な子たちが集められた天之御船園学1年7組に入学するキャラクターたち。ありとあらゆる事象について運がない不運の持ち主だが常にポジティブな女の子・はなこ(花小泉杏)を演じる花守さんは「(演じて)癒され励まされています。」と感想を話し、長年とある人に思いを寄せているヒバリ(雲雀丘瑠璃)について「ギャップが可愛らしい女の子」と白石さん。そして握手をしただけで指にヒビが入ってしてしまう異常な程の虚弱体質で救急箱を持ち歩くぼたん(久米川牡丹)について「自分のことしか治せないのですが、なんとか皆のことも助けようとして、フォローしあえる関係が良い。」とぼたんに似た眼鏡を自ら探して購入した安野さん。

山村響(ひびく)さんと同じ漢字のヒビキ(萩生響)について「本人は感情を出していないつもりが周りにはバレている可愛らしい女の子です。」と紹介。人間の女性はもちろん、メスに分類されるあらゆる生物を無差別に魅了してしまう『女難』のレン(江古田蓮)について「面倒くさがりな性格なので声を張ることもなく、のんびりと自分のペースを持っている女の子です。」と吉岡さん。

天之御船学園の案内役のうさぎ型ロボット・チモシーを演じる森永さんは「原由実さんが演じる担任の小平先生と一緒にいて、ハチャメチャなクラスをさらにかき回すキャラクターです。」と紹介。1話を観たキャスト陣は「髪の毛にグラデーションがかかっていて揺れても綺麗なままだった」「線の色も変わったりして柔らかい感じ」「5人が出会う前に5人が揃っているシーンがある」など見どころが紹介されました。

アフレコの現場で流行っている『あんハピ♪用語』も紹介され、『はなこる』(ポジティブに考える事)、『ヒバる』(不幸に巻き込まれた時に使う)、『ぼたる』(怪我をしてしまう事)、『ヒビキる』(道に迷ってしまうことや時間に遅れてしまう事)、『イケレン』(イケメンのこと)、『チモってる』(この後の展開に関わることなので詳しくは言えないとのことでしたが、本編を最後まで観たら分かるとのこと)。

さらに最近のあんハピ♪な出来事について吉岡さんは「“ヒビキ”りました。取材を受ける際に道を間違え20分の大遅刻しました。。。」と告白すると、道に迷うのは女子力が高い証拠と周りのキャストは“はなこ”りました。ボクシングの体験に行ったという安野さんは筋肉痛で“ぼた”ってしまいアフレコ収録の際に座ったり立ったりする動作が辛かったと紹介。さらに白石さんからは、アフレコが始まってからお母さんが右膝を壊し、庇って歩いていたら左足首を骨折。さらに左手の小指の爪が剥がれてしまったそうで、「お祓いに行こうと思っています。」と重すぎるエピソードを紹介しました。

またこの日は花守さん、白石さん、安野さん、山村さん、吉岡さんの5人によるスペシャルユニット『Happy Clover』が歌い5月25日にリリースされる、オープニングテーマ『PUNCH☆MIND☆HAPPINESS』、エンディングテーマ『明日でいいから』のMVも初公開されました。

最後にキャストから「チモシーの登場と小平先生の登場を楽しみにしていてください。」(森永さん)、「レンちゃんは格好良くて可愛いです。皆のあんパピなところを観て励まされて欲しいなと思います。」(吉岡さん)、「面白い話がたくさんありますので最後まで観ないとぼたっちゃうかもしれないですよ(笑)」(山村さん)、「作品の制服をきたりMVを撮ったりする作品はあんハピ♪が初めてで、OP曲で一緒に盛り上がれる日を楽しみにしています。」(安野さん)、「色々話が進み皆が一体になっていく感じがわかると思います。最終回まで見逃さないでください。」(白石さん)、「2話以降も不幸度がアップしていきますが、その分彼女たちの元気な部分が愛おしくなるような作品になっています。疲れているときに観るとほっこりできて、はなこを演じて私も元気をチャージしているので、観ている人を励ませるよう、作品に力添えできたらと思います。よろしくお願いします。」(花守さん)とメッセージが贈られ、先行上映会を締めくくりました。

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(C)琴慈・芳文社/あんハピ製作委員会