ヤングエースで連載中の『燐寸少女』が実写映画化。佐藤すみれ、小林豊、本田剛文、小野賢章が出演

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月刊漫画雑誌「ヤングエース」で連載中の話題作『燐寸少女』が、SKE48の佐藤すみれさん単独初主演によって、実写映画化されることが発表された。
『燐寸少女』は、現在2巻まで発売されており、3月に発売される3巻で累計10万部を超えるコミックだ。誰もが幼いころに読んだアンデルセン童話「マッチ売りの少女」をモチーフとした作品で、寿命と引き替えに人間の心に潜む妄想を具現化する「妄想燐寸」を持つ謎の少女リンが、心に闇(キズ)を持った人の前に現れるところから物語が始まる。

物語の導き手である謎の少女リンを演じるのは、単独映画初主演となるSKE48の佐藤すみれさん。ロリータファッションとして世界でも名を馳せているAngelic Pretty の衣裳を身にまとい、神秘的な雰囲気をまとう主人公をミステリアスに演じる。

そして彼女に誘われる、心に闇(キズ)を持った人物には、東海エリアを中心に活動する名古屋出身・在住のエンターテイメントグループ BOYS AND MEN のメンバーから小林豊さんと本田剛文さん、そして映画『ハリー・ポッター』の吹き替えや『黒子のバスケ』などのアニメでも活躍中の小野賢章さんと、豪華な顔ぶれが集まっている。

キャストコメント

佐藤すみれ

いつもと違った自分を見てもらえる大きなチャンス。自分とは違って感情が表に出ない分、表現するのは難しそうですが、リンの台詞が物語のキーワードになっていることが多いので一つ一つを大事にしていきたいです。衣装についても、想像通りの可愛い衣装を着せていただけて嬉しいです。ロリータについては元々詳しかったりモデルもやっていたので、自分から意見を言ったり、スタッフさん達と一緒に試行錯誤しながら決めていきました。細かいところまでこだわっているので、楽しみにしていてください。

小林豊

僕が演じる内藤勇実は、とても愛に溢れていて、それによってどんな運命が待ちかまえているのか…。勇実のただひたすらまっすぐな愛をみなさまに見ていただければと思います。

本田剛文

“妄想”という、誰もが口にせずとも頭をよぎるモノを、赤裸々に描き出す今作。人の欲の愚かしさや、哀れな一面が照らし出される様子を楽しんでいただければ幸いです。

小野賢章

岸田叶人役で参加させて頂くことになりました、小野賢章です。妄想を叶える燐寸を売る、という独特の世界観が映像でどう表現されていくのかとても楽しみです。撮影頑張ります!

4人のキャスティングについて(プロデューサー:三瓶慶介)

佐藤すみれさん: ミュージカル「ピーターパン」でウェンディ役を演じる佐藤すみれさんを見て、少女らしさと、大人になったウェンディを上手く演じ分ける姿にて、これからの可能性を感じ、今回のリン役への抜擢を決めました。

小林豊さん: 東海地区で大活躍中の「BOYS AND MEN」には以前から注目していましたが、その中でも凛とした佇まいと、その中に、少年のような無邪気さといった、相反する魅力を合わせ持つ姿が魅力的で、今回お願いしました。

本田剛文さん: 同じく注目の「BOYS AND MEN」において、テレビなどで見る誠実な立ち振る舞いや、申し分のない爽やかな笑顔でファンを魅了する本田剛文さんにご出演のお願いをしました。

小野賢章さん: 数々の人気アニメで声優として活躍される小野賢章さんは、俳優業でも精力的に活動の幅を広げられておられ、その演技力に期待して繊細で難しい役どころをお願いしました。

『燐寸少女 マッチショウジョ』作品情報

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5月28日(土)シネ・リーブル池袋/ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国ロードショー

【ストーリー】
心に闇(キズ)を抱えた人々の元にふと訪れ、寿命と引きかえに「妄想燐寸(マッチ)」を売り歩く謎の少女リン。火がついている間に頭の中で唱えた妄想が具現化するという「妄想燐寸」を手に入れた者たちは、最初は恐る恐る燐寸を擦るが、妄想が具現化するのを体験した途端にのめり込み、取り憑かれていく。欲望、嫉妬、嘘が渦巻く“妄想”を具現化した人々は、思わぬ代償を払うはめになる。

出演者:佐藤すみれ 小林豊 本田剛文 小野賢章 ほか
原作:「燐寸少女」鈴木小波(KADOKAWA/角川コミックス・エース刊)
監督:内田浩 脚本:石川北二 制作プロダクション:ホリプロ
配給:ホリプロ/スターキャット

公式サイト
燐寸少女 (3) (カドカワコミックス・エース)
鈴木 小波
KADOKAWA/角川書店 (2016-03-02)

(C)鈴木小波/KADOKAWA