sasakure.UKのボカロ楽曲シリーズを入間人間が小説化。『しゅうまつがやってくる! ―ラララ終末論。I―』12月18日発売

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サウンド・プロデューサーのsasakure.UK(ササクレ・ユーケイ)氏によるボーカロイド楽曲「しゅうまつがやってくる!」が、作家の入間人間氏により小説化する。入間人間氏にとっては、本作が初のボーカロイド楽曲原案の小説となる。そしてイラストは、私立恵比寿中学の「仮契約のシンデレラ」サブカル盤ジャケットなどを手掛けるusi(ウシ)氏が担当。繊細かつポップなイラストが本書を彩る。
原案となる楽曲「しゅうまつがやってくる!」は、sasakure.UK氏による楽曲“終末シリーズ”の1つ。本シリーズは、ニコニコ動画で350万再生を記録する「*ハロー、プラネット。」を筆頭に、「しゅうまつがやってくる!」、「ぼくらの16bit戦争」、「ワンダーラスト」の4曲で構成され、再生回数がシリーズ累計860万再生を超えるシリーズだ。

『しゅうまつがやってくる!―ラララ終末論。I―』概要

【原案】sasakure.UK
【著者】入間人間 【イラスト】 usi
【判型】四六判 【ページ数】 256ページ
【定価】本体1,000円+税
【発売日】2015年12月18日(金)
【発行】株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
【特設サイト】http://shuumatsu.com/
【あらすじ】
愛のうた、ひとついかがですか――
文崎双葉(あやさき・ふたば)は普通の恋をしていた。相手は通学の途中、5分だけ一緒に過ごす男の子。だが、あるメールをきっかけに日常は一変する。
『コンニチハ、☆のひと! きみたちにステキな“しゅうまつ”がおとずれますように』。

原案・sasakure.UKより

僕は入間さんの独特な表現や、読み手をハッとさせる展開がすごく好きで、入間さんなら ”終末シリーズ”をもっと素敵で広がりのあるものへ昇華してくれるに違いない!という熱い想いと共に、この企画が始まりました。

今回入間さんに文章をお願いするにあたって、自分の作品と再び向かい合って、綿密に、本当にかなり綿密にプロットを纏め上げました…! 楽曲の中だけでは伝えきれなかった事やもっと表現したかった事を掘り下げながら、”終末シリーズ”を知ってくださる方々にも、新しく僕や入間さんを知ってくださる方にも楽しんで頂けるような作品を目指しました!

ぜひお手に取ってみて下さいね。

著者・入間人間より

この仕事を始めるまで、所謂ボーカロイドというものとは縁遠い人間でした。そんなやつになぜこうした仕事が任されたのか。実は自分にも分かりません。そういう流れがあって、そういう巡り合いがあったと思うほかありません。そしてこの歌にまつわる話も、そうした巡り合わせに想いを馳せるものではないかと思います。この歌と本に出会って悪くなかったと思えるような、そんな出会いが増えることを願って携わらせて頂きました。まずは第一巻、近々発売です。よろしくお願いします。

登場キャラクター

文崎双葉(あやさき・ふたば)

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年齢:14歳 誕生日:7月14日とある“男の子”に想いを寄せながらも、なかなかその想いを伝えられないごく普通の少女。謎のメールをきっかけに世界の終末と向き合うこととなる。メールが好きで、趣味は園芸。PiO-RSK201(通称・ピヨスケ)というひよこ型ロボットをかわいがっている。

文崎一陽(あやさき・ひなた)

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年齢:14歳 誕生日:7月14日双葉の弟。一卵性双生児で、双葉と目元がよく似ている。明るい性格で周囲のムードメーカー的な存在。恋にもだえる思春期まっただ中の姉をよくからかっている。スポーツが得意。

男の子

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年齢:14歳 誕生日:2月7日双葉が恋をしている男の子。さっぱりした性格で、明るく優しいが、どことなくミステリアスな一面がある。趣味はゲームで、“FPS”と呼ばれる一人称視点の戦争シューティングゲームに夢中。かなりの腕前のようだが……?

アンドロイド

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年齢:16歳(外見年齢) 誕生日:不明文崎家のとなりに住む家族のお手伝いアンドロイド。この時代では一般的になっている家庭用のお手伝いアンドロイドだが、どこか人間じみた面を見せる特殊な存在。アンドロイドゆえに純粋に物事を認識し、人間から見るとどこかズレた言動をすることがある。

マスター(本名不明)

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年齢:不明 誕生日:不明アンドロイドのマスター。西洋系の血筋を思わせるブロンドの髪をもった 大人しい子供。アンドロイドにとてもなついている。

公式サイト
しゅうまつがやってくる! ―ラララ終末論。 I―
入間人間
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-12-17)