TOKYO FM「アポロン★」で鈴木達央が絵本よみきかせを披露。子供の頃の思い出を語るインタビューも到着

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アニメ『図書館戦争』の手塚光役などでおなじみの声優・鈴木達央さんが、TOKYO FM「アポロン★」で絵本のよみきかせを披露する。
鈴木さんが「アポロン★」で「よみきかせ」を披露するのは、8月に続いて2回目。今回の作品は「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」と「がたぴしくん」。口は悪いが愛嬌たっぷりの「猫」から、古くて走れなくなった「バス」まで、人間ではないユニークなキャラクターに七色の声で命を吹き込む。

鈴木達央の「よ・み・き・か・せ」放送スケジュール

10月19日(月)→「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」前編
10月20日(火)→「ルッキオとフリフリ おおきなスイカ」後編
10月21日(水)→「がたぴしくん」前編
10月22日(木)→「がたぴしくん」後編
放送は14:30頃です。

鈴木達央インタビュー

よく母親が「よみきかせ」をしてくれました。

小さい頃は、よく母親と図書館に行って、絵本を借りてきて、家で読んでもらっていました。特に「くまたくん」シリーズの「働くクルマ」が出てくる話が好きで、町でパトカーや消防車を見かけると、すぐに母親から離れて、遊びに行っちゃうんです。消防隊員や警察官と仲良くなってパトカーや消防車に乗せてもらって、母親がびっくりして飛んでくる、みたいなことがよくありました。クレーンとかショベルカーとか、一連の重機には全部乗ってます(笑)

子どもには小細工は通用しない! 

「よみきかせ」は昔からやりたいと思っていました。子供は好き嫌いをダイレクトに出すじゃないですか。こちらが引き込むような読み方をしないと、すぐに飽きてどっかいっちゃいますから(笑)。それをどこまで夢中にさせてあげられるか、ということに挑戦したいと思っていました。8月に「アポロン★」で初めて「よみきかせ」をやらせて頂いた時に、子どもがいる友だちに「聴いてよ」と連絡したんです。そうしたら“聴きました。その時の様子がこれです”と、嬉しそうな子供の写真がたくさん送られてきました。

子どもには夢を!お母さんには自由時間を!

小学校の頃、親類の子の面倒をよく見ていて、本を読んであげたりしていました。寝つくまで読まないと自分の自由時間ができないので全力でした(笑)。僕の「よみきかせ」が、子どもにとっては「夢の時間」、お母さんにとってはひとときの「自由時間」になれば、と思っています。

『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』(作:庄野ナホコ/講談社)

黒猫のルッキオと、ブチ猫のフリフリ。2匹の夢は、「おおきな おやしきに『しゅうしょく』して、だんろのまえにベッドをもらい、ぎんのおさらでまっかなマグロのおさしみをいただくこと」。ところが、2匹の生活は夢とは程遠いものでした。綿のはみ出た汚いソファーで、食うや食わずの日々。そんなある日、フリフリは、庭の陰になっていた、大きなスイカを見つけます。「こりゃすげえ」 「これ、はまでうったら、マグロかえるかもな。」

スイカをかかえたルッキオとフリフリとの表情ときたら!2匹の頭の中は、真っ赤なマグロの赤身のことでいっぱい!さっそく浜辺へ出て、海水浴客相手にスイカを売ろうとするのですが・・・。2匹とスイカの行く末やいかに・・・!?

『がたぴしくん』(作・絵:たしろちさと/PHP研究所)

町で一番古いバスのがたぴしくんは、町のみんなをのせて走ることが大好きです。ところがある日、がたぴしくんは道の途中で止まってしまいました。修理工場に運ばれたがたぴしくんでしたが、エンジンはとうとうなおりませんでした。二度と走れなくなってしまったがたぴしくん。町が見渡せるすてきな広場に置かれ、子どもたちの遊び場となりました。それでも、がたぴしくんは走っている車たちを見るたびに、もう一度走りたいと思うのでした。

そんなある満月の夜、がたぴしくんは泣いている迷子のきつねを見つけました。みんなを探してあげたいけれど、走れないがたぴしくんにはどうすることもできません。そのとき、月の光ががたぴしくんに降りそそぎました。そしてがたぴしくんのエンジンが動き出し、ついに走りだすことができたのです。年をとって走れなくなったバスが、ふしぎな満月の力によって再び走る姿を描いた、心温まるお話です。

『アポロン★』番組概要

放送日時:毎週月~木13:00~14:55(東京ローカル)
出演者:齊藤美絵
仕事に家事に育児に奔走する30歳前後の女性リスナー[アポロン★世代]の、手を休めることのできない午後のスタートに寄り添うTOKYO FMワイド番組。『アポロン★』は、「知る」だけでなく「楽しむ」「出会う」まで、働く女性たちの日常をより彩り豊かなものにするソーシャル活動のプラットフォームです。

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