山本希望、東山奈央、野水伊織、種田梨沙が第1話、そして今後の魅力を語る。『空戦魔導士候補生の教官』先行上映会レポート

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2015年7月より放送がスタートするTVアニメ『空戦魔導士候補生の教官』の先行上映会が、6月21日に開催された。当日は、テレビ放送に先駆けて第1話が上映されたほか、第2話の特別予告編も公開。さらにはキャスト陣を迎えてのトーク、ライブと、盛りだくさんの内容となっていた。
トークコーナーでは、本作に出演する山本希望さん(ミソラ・ホイットテール役)、東山奈央さん(レクティ・アイゼナッハ役)、野水伊織さん(リコ・フラメル役)、種田梨沙さん(ユーリ・フロストル 役)の4名が登壇。

まずは第1話を見ての感想として種田さんは、作品のキーワードにもなっている空の描き方がとても印象に残っているとのこと。特にカナタをはじめとした登場人物が空を飛んでいる姿は感動的に映ったようだ。これには東山さんも同意見のようで、朝・昼・夜で表情の違う空は注目ポイントのひとつだと話していた。

一方山本さんは、野水さん演じるリコの、自分大好きなキャラクターが特にお気に入りだという。そのリコが初登場するとき鼻唄を歌っているのだが、野水さんは「フランス語っぽい感じで」と言われ、収録に臨んだという。鼻唄がどんな内容になっているかも、第1話の見どころのひとつになりそうだ。

また第1話以降の展開に話が及ぶと、山本さんはカナタの特訓シーンを注目のひとつとして挙げていた。それぞれのキャラクターのパーソナリティが反映されており、一見突拍子もない特訓にもしっかりとした意味があるのだ。そして東山さんは、登場人物と敵との関係を含めた世界観を魅力として話していた。

トークコーナーでは作品に関する話題がメインだったものの、そのほかにも好きな食べ物から思い出に残っている教官まで、さまざまな話が展開。会場に駆けつけたファンを楽しませていた。ちなみにそれぞれの好きな食べ物は、種田さんが梅干し、野水さんがピータン、山本さんはおかゆにはまっているとのこと。東山さんは以前は煮干しだったものの、最近は海苔が一番になったそうだ。そして思い出に残っている「教官」は?という話題になると、学生や養成所でのエピソードが明かされるなど、思い出話に華が咲いていた。

なお、イベントの冒頭ではライブコーナーもあり、そこでは野水いおりさんが本作のオープニングテーマ「D.O.B.」を披露した。衣装を披露するのは今回が初めてだったそうで、ファンもより一層盛り上がっている様子だった。

空戦魔導士候補生の教官

7月から放送開始予定

スタッフ

原作:諸星悠(株式会社KADOKAWA ファンタジア文庫刊)
原作イラスト:甘味みきひろ(アクアプラス)
監督:稲垣隆行
シリーズ構成:山口宏
キャラクターデザイン:堀内修
美術設定:加藤浩 米川信悟
美術監督:加藤浩 坂上裕文
色彩設計:村田恵里子
CGI 監督:片山鮎喜
撮影監督:伊藤康行
編集:小島俊彦
音響監督:稲垣隆行
音楽:久米大作
音楽制作:フライングドッグ
音楽プロデューサー:佐藤正和
オープニング主題歌:野水いおり「D.O.B.」
エンディング主題歌:la la larks「ハレルヤ」
エグゼクティブプロデューサー:安田 猛
プロデューサー:田村淳一郎、高木智香
アニメーションプロデューサー:せきやまあきひろ
アニメーション制作:ディオメディア
製作:E601 小隊

キャスト

カナタ・エイジ:松岡禎丞
ミソラ・ホイットテール:山本希望
レクティ・アイゼナッハ:東山奈央
リコ・フラメル:野水伊織
ユーリ・フロストル:種田梨沙
クロエ・セヴェニー:山田悠希
フロン・フラメル:藏合紗恵子
ロイド・オールウィン:柿原徹也
ほか

イントロダクション

地上を<<魔甲蟲>>と呼ばれる魔物に支配され、天空の浮遊都市へ追いやられた人類は、<<魔甲蟲>>に対抗しうる存在――空戦魔導士を生み出した。

空戦魔導士の育成機関である学園浮遊都市≪ミストガン≫の生徒、カナタ・エイジは<<黒の剣聖(クロノス)>>の称号を持つエリートエース。しかし、今では”とある事件”から「裏切り者」の烙印を押され、前線を退いていた。

そんなカナタが、”落ちこぼれ”と揶揄される E601 小隊の教官に任命される。この小隊に所属するのは、一癖も二癖もある3人の少女。彼女たちに叩き込むカナタの指導法は、荒唐無稽な常識外のものばかりで……。

「俺がお前たちを最強の空戦魔導士にしてやるよ」
”裏切り者”教官の型破りな指導で「最強の空戦魔導士」を目指す”落ちこぼれ”少女たちの成長の物語が今、始まる!

公式サイト

(C)2015 諸星悠・甘味みきひろ/KADOKAWA 富士見書房刊/E601 小隊