『ビブリア古書堂の事件手帖』“「本の雑誌」が選ぶ40年のベスト40”第1位に輝く

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三上延氏著のビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』が、「本の雑誌」(http://www.webdoku.jp/)が選ぶ40年のベスト40の第1位に選出された。「本の雑誌」は、創刊40周年記念号(5月11日搬入)の企画として、「本の雑誌」が選ぶ40年のノンジャンル40冊のほか、エンターテインメント、日本文学、翻訳文学、エッセイ、時代小説、国内ミステリー、海外ミステリー、SF、ノンフィクションから選んだ各40冊を合わせ、9ジャンルプラス1の40年の400冊を紹介している。
『ビブリア古書堂の事件手帖』は、鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」のうら若き美貌の店主・篠川栞子(しのかわ・しおりこ)と、本が読めない無骨な青年・五浦大輔(ごうら・だいすけ)が、奇妙な客が持ち込む古書の謎と秘密を解き明かしていくビブリオミステリ。夏目漱石『それから』や太宰治『晩年』など実在の名作が登場し、古書に関する薀蓄や背景にある人間ドラマを丁寧な筆致で綴っている。

2011年3月にシリーズ第1巻となる『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』を発行、多くの書店員から支持を集め、人気に火がついた。2012年本屋大賞に文庫で初めてノミネートされたほか、本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベストテン第1位を獲得。2014年12月にシリーズ最新作となる第6巻『ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~』を発行、2015年5月12日現在、シリーズ累計発行部数は600万部を超えている。また、コミカライズもされ、カドカワコミックス・エース、アフタヌーンKCより単行本が発売中だ。

著者・三上 延氏より第1位選出によせて

40年間で1位というお話に心の底から驚いています。応援していただき誠にありがとうございます!

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