岩井俊二監督作品『花とアリス殺人事件』アヌシー国際アニメーション映画祭 長編コンペティション部門に選出

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岩井俊二氏が監督を務める『花とアリス殺人事件』が、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門へ選出された。本年は、95 カ国より2605作品の応募があり、グランプリにあたるクリスタル賞を選出するノミネート作品の一本に選ばれた格好だ。
同映画祭の長編コンペティション部門では、1993年に宮崎駿監督の『紅の豚』、1995年に高畑勲監督『平成狸合戦ぽんぽこ』がグランプリを受賞しており、細田守監督の『時をかける少女』(2007年受賞)や原恵一監督の『カラフル』(2011年受賞)が特別賞を受賞した。アヌシー国際アニメーション映画祭は現地時間6月15日から20日まで開催され、岩井俊二監督の現地入りも決定している。

『花とアリス殺人事件』について

岩井俊二監督が、2004年に原作・脚本・監督を務めた映画『花とアリス』。今でも多くのファンに愛され続けている、この『花とアリス』の前日譚となる二人の出逢いのエピソードを、岩井監督自ら、完全オリジナルストーリー&長編アニメーション作品として送り出します。2015年2月20日より現在全国上映中。

『花とアリス殺人事件』ストーリー

石ノ森学園中学校へ転校してきた中学3年生の有栖川徹子(通称アリス/声:蒼井優)は、一年前、クラスでひとつ年上の生徒が《四人のユダに殺された》という噂を聞く。アリスの隣の家が<花屋敷>と呼ばれ、怖れられていることも……。

<花屋敷>に住むという同級生の「ハナ」ならユダについて詳しいはずだと知ったアリスは、<花屋敷>に潜入する。そこで待ち構えていたのは、引きこもりのクラスメイト・荒井花(通称ハナ/声:鈴木杏)だった……。

STAFF:原作・脚本・音楽・監督:岩井俊二
CAST:蒼井優/鈴木杏/勝地涼/黒木華/木村多江/平泉成/相田翔子/鈴木蘭々/郭智博/キムラ緑子
制作:ロックウェルアイズ/スティーブンスティーブン

公式サイト

(C)花とアリス殺人事件製作委員会