ドラマCD『「PEACE MAKER 鐵」四』梶裕貴、小林由美子、中田譲治、山口勝平、鳥海浩輔らキャスト陣のコメントが到着

黒乃奈々絵氏による『PEACE MAKER 鐵』の最新コミックス第8巻が4月14日に発売された。そして、ドラマCDシリーズの第4巻が5月27日、第5巻が7月29日、第6巻が9月30日に発売となる。ドラマCD各巻には、原作をアレンジしたストーリーに加えて、オリジナルミニドラマとキャストトークが収録されており、ジャケットはもちろん、ブックレットにも黒乃奈々絵氏の描き下ろしが掲載された豪華仕様だ。さらにアニメイトでドラマCD第4巻~第6巻を全て購入すると、オリジナルドラマ+キャストトークCDが付いてくるのでこちらもチェックして欲しい。

そんなドラマCD『PEACE MAKER 鐵』四より、キャスト陣の収録後コメントが到着したので早速紹介しよう。

――印象に残ったシーンやセリフなど、収録を終えてのご感想をお願いします。

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梶裕貴(市村鉄之助・青年期役/以下、梶さん):鉄之助が、龍馬から「PEACE MAKER」という言葉とその意味を聞くシーンは、原作を読んでいる時から印象深かったので、今回実際に演じてみて感慨深いものがありました。
小林由美子(田村銀之助&市村鉄之助・少年期役/以下、小林さん):今回はなんと言ってもサラ姉さん、もとい明里姉さんの強さに痺れました。せっかく龍馬という拠り所を見つけたのにまたしても……。それでも最後は鉄之助のことを案じるなんて……。私は明里姉さんにこそ幸せになってもらいたいです……!!

中田譲治(土方歳三役/以下、中田さん):「今は皆、選択の時なのだ」と言う斉藤の言葉通りに、隊士たちも各々揺れ動く時期の新撰組が切ないなぁと。そして、龍馬たちの国造りへの強い思い。やはり、一つの大きな潮流は必然だったのだなと。

山口勝平(永倉新八役/以下、山口さん):大政奉還なって、龍馬が倒れ、時代が大きく動き、新撰組にとっても、新八っつあん・左之・平助にとっても本当の幕末がやってくる。もう昔のままでいられない彼らの行く末を想うと胸が痛くなる、新たなプロローグでした。

鳥海浩輔(藤堂平助役/以下、鳥海さん):平助的には、やはり隊を出ていくシーンでしょうか……。全体でいえば、龍馬さんのシーンですかね。

乃村健次(原田左之助役/以下、乃村さん):龍馬のセリフで、「ピースメーカー。平和を造る人!」。感動するセリフでした。龍馬の偉業、もっともっと見たかった。

松山鷹志(斉藤一役/以下、松山さん):大和屋・一室での鈴と斉藤の密会シーン。見える斉藤が、鈴に何を見ようとしているのか? ああ斉藤一。いまだ理解出来ずに演じている。これでいいんだろうか……。

立花慎之介(大和屋鈴役/以下、立花さん):鈴が裏で伊東と会ったり、坂本を暗殺したりと、色々と物語が動き出した巻です。どんどんシリアスな方向に進んでいくので目が離せません。

藤原啓治(坂本龍馬役/以下、藤原さん):鉄之助とのシーンですねぇ。普段の龍馬とは違う顔を見せてるんですが、鉄之助への熱い想いが淡々と描かれていてナイスです。

根谷美智子(サラ役/以下、根谷さん):印象に残るシーンだらけでした。全体に漂う新撰組のあやうさや、龍馬と鉄之助の会話も。ただ、やっと見つけた希望、龍馬との出会いと、あっという間の別れは辛すぎました。鈴め――――!!

平川大輔(伊東甲子太郎役/以下、平川さん):和気あいあいとしながらも、収録になるとピリッと空気が引き締まる素敵な現場でした。やっぱり今回は龍馬暗殺のシーンが印象深いですね。そして、サラが何とも切なく感じました。早く次作の台本が読みたいです!(笑)

――ドラマCD第二シーズン、コミックス最新第8巻の発売と、ますます盛り上がる 『PEACE MAKER 鐵』。改めて作品の魅力についてお教えください。

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梶さん:沢山登場する個性豊かなキャラクターたち一人一人に、見せ場やドラマがしっかりと描かれている所が大好きです。黒乃先生の作品愛を強く感じます。
小林さん:第8巻!! 待ってましたぁ!! 改めて『PEACE MAKER 鐵』の魅力……、もう何でしょう……。コレ!と一言で表すには言葉が足りず……。気付けば夢中になっていて、何度も読んでもその時の自分の状況によって違う感動があります。月並みですが、『PEACE MAKER 鐵』に出てくる人物の魅力が、作品の魅力だと思っています。

中田さん:市村兄弟視線の物語設定が、新撰組を身近なドラマにしているのかなと。キャラ絵も個性的に好きです。

山口さん:何度も書いちゃってますが、新撰組そのものが滅びの美学を内包してますからね。話変わって、キャラクターデザイン的には勝先生がお気に入りです。何か新八っつあんと通じるモノを感じますネ。

鳥海さん:新撰組という組織がだんだんと崩壊していく中でのそれぞれの成長や友情、生き様といったところでしょうか。あとは、楽しくて、そして泣けるところ。

乃村さん:やはり魅力は、幕末を生き抜いた人達の人生が凝縮されていて、尚且つ視点を独特な所に当てているところですかねぇ~。感動てんこ盛り!

松山さん:何かのために。誰かのために。自分のために。それらが絡まって動いていく物語。動き、さ迷い、決断する。それぞれに強烈な意志が働いている。巻き込まれていってしまうんだよね。知らないうちに。

立花さん:さまざまな人物がそれぞれの思いを胸に動いていく群像劇なのではと思います。

藤原さん:この時代の実在の人物を題材にした作品は数多くありますが、史実とフィクションのバランスがナイス。黒乃さんの画も大好きなので余計にナイス!

根谷さん:強さとはかなさ。少しの明るさ、少しの幸せなシーンが悲しさを引き立てる……みたいなバランスが好きです。

平川さん:フィクションとノンフィクションをとても巧みに融合させて、素晴らしくドラマチックな展開のストーリーを創っていらっしゃるところではないでしょうか。そして個人的には科白ではなく、画や間で魅せる表現が美しくもどこか哀しかったりで好きです(笑)。

――ドラマCD(5月27日発売)の発売を待つファンヘのメッセージをお願い致します。

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梶さん:ドラマCDシリーズは「北上編」から始まりましたが、この第四巻からは、そこに至るまでの話……過去と真実が描かれています。新撰組の面々に何が起きたのか、どんな戦いと向き合っていくのか。ぜひ皆さんの耳で体感してみてください。よろしくお願いします。
小林さん:皆様、お待たせ致しました! ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』四にございます……!! 今回はサラや龍馬を始めとする大人陣の魅力に痺れていただきたいと思います!! お楽しみに!! そしてハンカチをご用意下さい……!!

中田さん:お陰様で二期の発売となりました。原作共々、『PEACE MAKER 鐵』を宜しくお願いします!

山口さん:新撰組が新撰組たらんとして時代に挑む、新たな幕開けを予感させる今回の話。三人組にとっても転機が訪れます。彼らが何を選び、どこへ向かって行くのか? 一緒に予感して下さい。

鳥海さん:どんどん話が動いていきます。目が離せないですよ~。

乃村さん:今回のドラマCDは、何といっても龍馬さんだと思います。やっぱり龍馬って人に愛されて生きていたに違いないと改めて思うかも!

松山さん:「ワシと世界へ行くぜよ!」「したくてたまらないだけだ」。大局の坂本龍馬に対し、私局?の大和屋鈴。この構図が交わる時のなんとも言えない高揚感! 一緒に体験しましょう。

立花さん:物語は大きく動きはじめ、各キャラクターに深みが増してくる巻となっています。出会いと別れに一喜一憂。

藤原さん:楽しみに待ってて下さる方~。そのまま楽しみにしてなさーい。

根谷さん:もう誰にも止められない大きな時代の転機を迎えます。それぞれが辛い目にあう、悲しい思いをするとわかっていても、聞かずにはいられませんよ!

平川さん:今回のドラマCDでも、大きな大きな展開があります。キャストの皆様の迫真のお芝居を是非、楽しみにしてお待ちいただけたらと思います。

ドラマCD『PEACE MAKER 鐵』

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四:2015年5月27日五:2015年7月29日
六:2015年9月30日
各巻価格:2,778円(税抜)/3,000円(税込)
発売元・販売元:フロンティアワークス
アニメイト四~六連動購入特典:オリジナルドラマ+キャストトークCD

公式サイト

(c)黒乃奈々絵/マッグガーデン