コンシューマーゲームシリーズ計10万本以上、コミカライズシリーズ100万部以上、そのほかにノベライズ、オリジナルアニメ、ドラマCDなど幅広く展開し、2015年夏には3DS版をリリースするホラーゲームシリーズ『コープスパーティー』の実写映画化が決定した。
主演を務めるのは、乃木坂46のセンターを1stシングルから5thシングルまで務め、現在は同グループとAKB48の選抜メンバーを兼任する国民的アイドル生駒里奈さん。本作が映画初主演となる。脇を固めるキャスト陣には、舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』に出演し、映画「1/11 じゅういちぶんのいち」(2014)で初主演を果たした若手俳優、池岡亮介さん、popteen公式モデルであり、映画「リアル鬼ごっこ4」(2012)、ドラマ10「紙の月」(NHK/2014)などドラマ、映画でも活躍する前田希美さんなど、注目のキャストが勢ぞろいしている。
監督は、「ほんとうにあった怖い話」シリーズや、「ひとりかくれんぼ劇場版」(2009)「トイレの花子さん新劇場版」(2013)などホラー作品を中心に活動する山田雅史氏が担当。主題歌はゲーム･アニメ全シリーズで楽曲を提供している今井麻美さんが実写版でも担当する。
また、劇場公開と同時にドワンゴが運営するニコニコ動画と連動し、劇場とネットシネマで同時公開展開を実施。劇場公開は2015年夏シネ･リーブル池袋ほか全国順次ロードショーを予定している。
公開予定：2015年夏予定
撮影期間：2015年3月15日～(予定)
公開劇場：シネ･リーブル池袋ほか全国順次ロードショー+ ニコニコ生放送(同時公開)
出演：生駒里奈池岡亮介前田希美ほか
監督：山田雅史脚本：赤松義正主題歌：今井麻美(5pb.Records)
原作：Team GrisGris/MAGES./5pb. 製作：映画「コープスパーティー」製作委員会
配給：ツインピークス/ キャンター
目次
キャスト紹介
生駒里奈
1995年12月29日生まれ。秋田県出身。2011年に乃木坂46の1期生として選ばれ1stシングルから5thシングルまでセンターを務める。その後も、乃木坂46の中心メンバーとして、雑誌やバラエティなど多彩に活躍。「ピラメキーノ」「特捜警察ジャンポリス」(テレビ東京系)にレギュラー出演中！本作が映画初主演作品となる。
生駒里奈コメント
今回、私の人生で初めての、映画主演になります。嬉しいという気持ちよりも、私は演技が未経験なので、不安と焦り、私で大丈夫なのかという気持ちでいっぱいです。でも、もう二度とない機会かもしれません。一生懸命自分の今まで引き出せなかった魅力を出して作品を良いものにしていきたいと思います。自分らしく頑張ります！！
池岡亮介
1993年9月3日生まれ。愛知県出身。俳優集団D－BOYSのメンバー。主な出演作品は、映画「1/11じゅういちぶんのいち」(主演)、ドラマ「三面記事の女たちー愛の巣ー」、舞台「タンブリングvol.4」、演劇集団キャラメルボックス公演「涙を数える」、「つかこうへいTRIPLEIMPACT『ロマンス2015』」など。今年4月に「*pnish* vol.14 舞台版『魔王JUVENILE REMIX』」秋にはDステ17th『夕陽伝』への出演が決まっている。
池岡亮介コメント
ホラー作品は表現ひとつで大きく世界観を変えてしまう特殊なジャンルだと思うので、今までの舞台・映画・ドラマと様々なジャンルの現場で学ばせて頂いたことを活かし、山田雅史監督や現場のスタッフ、キャストの皆さまと「コープスパーティー」を作り上げて行きたいと思います。
また原作ファンの方々にも僕が演じる持田哲志を良かったと言って頂けるように、僕自身ホラー映画初挑戦ではありますが、頑張りたいと思っています。
前田希美
1993年6月16日生まれ。埼玉県出身。2006年、雑誌「ピチレモン」(学研)で準グランプリを獲得し、同誌のレギュラーモデルとして活動スタート。その後、2010年、ピチレモンレギュラーモデルを卒業し、2011年5月号よりpopteen公式モデルとして活躍。
モデル活動をしながら、2010年、大河ドラマ「龍馬伝」(NHK)、2012年、映画『リアル鬼ごっこ4』(2012)、映画『臨場劇場版』(2013)、ドラマ「牙狼
前田希美コメント
大好きなホラー作品。久しぶりの出演になりますが、とても楽しみです！！ あゆみの嫉妬深くて負けず嫌いなところなどが、自分と似ているなと思ったので、自分と照らし合わせながら、演じたいと思います。酷いことをしているのにどこか共感できて、なぜか嫌いになれない。そんなキャラクターになれたらな、と。そして高校が舞台ということで、制服をまた着られることが一番の楽しみです。
スタッフ紹介
監督：山田雅史
ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。自主製作長編『つぶろの殻』が「第26回ぴあフィルムフェスティバル」にて観客賞を受賞。その後、バンクーバー国際映画祭、釜山国際映画祭、サラエヴォ映画祭等数多くの海外映画祭にて上映され絵画的映像センスと独創的な世界観が高い評価を受ける。その後『ほんとうにあった怖い話』シリーズを監督。2009年『ひとりかくれんぼ劇場版』を監督。本作が商業映画デビュー作となる。その後『ひとりかくれんぼ新劇場版』を監督、2011年『天使突抜六丁目』2012年『×ゲーム2』が公開。2013年には『トイレの花子さん新劇場版』が公開された。
山田雅史監督コメント
これまでにも、学校を舞台にしたホラー作品や監禁映画は、いくつか作りましたが、今回の作品は、廃校からの脱出劇を軸に、さらにそこに恋愛要素が加わり、登場人物それぞれの感情が入り交じり、複雑な展開を見せて行きます。原作の持っている世界観を生かしつつ、実写ならではの恐怖描写、心理描写を織り交ぜ、突然幸せな日常を断ち切られ、異世界に迷い込んでしまった若者たちが追いつめられて行く様、懸命に生きようとする姿を、丁寧に切り取れればと考えています。
主題歌：今井麻美
東京都出身。大学在学中の1998年にエニックスアニメ大賞声優部門オーディションで大賞を受賞。翌1999年発売のドラマCD『刻の大地』で声優デビューした。2001年には『智一・美樹のラジオビッグバン』の第1期BGPに選ばれた。2009年4月22日発売の『Day by Day/Shining Blue Rain』でメジャーデビュー。2010年12月25日ソロライブ公演を開催し、その後、誕生日付近(5月)と年末(12月)頃を中心に、ライブ公演を継続的に行っている。2012年4月18日にはファミ通アワード2011で女性キャラクターボイス賞を受賞。声優としての代表作としては、、『STEINS;GATE』の牧瀬紅莉栖役、『THE IDOLM@STER』の如月千早役など多数。アーティストとしては現在まで14枚のシングル、5枚のアルバムをリリース。webラジオを含めてレギュラー3番組を担当し、本原作のコンシューマゲーム、アニメ、全ての主題歌を担当。
今井麻美コメント
とてもストーリーが面白い作品なのですが、実写映像となるとかなり攻めた内容になるのではと、今からドキドキしています。原作がゲーム作品なので、主人公たちの運命は、進行しだいで変わっていきます。実写映画版の彼らが、どうか苦しみから抜け出せることを祈っています。そんな作品に引き続き私の歌を主題歌として使っていただけるなんて、とても光栄に思っています。多くの方に観て頂けたら嬉しいです。
原作者：祁答院慎
大阪芸術大学・映像学科卒。SCEI、メディアファクトリーを経て、現在は有限会社グリグリ取締役。リメイク・外伝とシリーズを重ねるコープスパーティーシリーズのクリエイターであり、1997年制作の原作版は第2回アスキーエンタテインメントソフトウェアコンテスト最優秀賞を受賞。
コミカライズ、ノベライズ、OVAと幅広い展開が行われている同シリーズの原作監修を務めるほか、オリジナルシリーズ「DOLLSFALL」「コープスパーティーCEMETERY 0」「限界聖布★マジカルパンツァー！」など多数の漫画原作脚本を執筆する等、精力的に活動中。猟奇的ホラー作品を得意とする。
祁答院慎コメント
コープスパーティーは、長年暖め続けてようやく小さな毒々しい花を開かせた、愛情を沢山込めた作品です。これまでも沢山の制作スタッフや、プレイヤー、読者、視聴者の皆様に愛を注いで頂けた、果報な子供です。
今回の劇場版でも既に、愛情満点の製作陣とキャストの皆様に囲まれて幸せそうにしています。どんな猛毒の花を咲かせてくれるのか、僕も一ホラー映画ファンとして、心の底から期待させて頂きます！皆様もどうかお楽しみに！スゴそうですよ！