日本アニメ(ーター)見本市第2弾『HILL CLIMB GIRL』予告が公開。全作品の“声”を担当する山寺宏一さん、林原めぐみさんのコメントも

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「日本アニメ(ーター)見本市」の第二弾作品『HILL CLIMB GIRL(ヒルクライムガール)』の予告編映像が公開された。本作は、谷東監督と3Dディレクター・宮城健氏がタッグを組んだフル3DCGアニメーション作品。11月17日に放送する「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」には両氏が出演し、『HILL CLIMB GIRL』の制作秘話の他、3DCGの魅力が語られるという。

第二弾タイトル「ヒルクライムガール」概要

作品名:ヒルクライムガール
監督:谷東
3Dディレクター:宮城健
キャラクターデザイン:米山舞
声ノ出演:山寺宏一 林原めぐみ
アニメーション制作:スタジオカラー デジタル部
予告編映像視聴URL:http://www.nicovideo.jp/watch/1415342944

ニコニコ生放送 番組概要

番組名:「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」
放送日時:2014年11月17日(月)22時~23時(予定)
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv199206611
出演者:谷東氏、宮城健氏、氷川竜介氏(アニメ特撮研究家)
放送内容:本放送では「HILL CLIMB GIRL」上映後、制作スタッフを迎え、制作秘話や込めた想いをうかがいます。

山寺宏一さん、林原めぐみさんのコメントが公開

日本アニメ(ーター)見本市では、公開される全作品において、登場するキャラクターの”声”を、同企画の立案者である庵野秀明氏の希望により、山寺宏一さんと林原めぐみさんの2名が担当している。今回、山寺宏一さんと林原めぐみさん、そして庵野氏のコメントが公開された。

株式会社カラー 代表取締役社長 庵野秀明 コメント

日本アニメ(ーター)見本市は、作品ごとの統一性を一切無用とするオムニバス短編集として企画しています。だがその実現化の際に、映像画面はバラバラでもいいけど声はどうする、という問題がありました。作品ごとに必要なキャストを毎回揃える事態は、スケジュール的にも予算的にもまるで現実的ではないからです。

そこで即座に思い付いた解決策がキャストを男女2人に絞って、全ての登場人物の声を演じてもらうというものでした。その方法で全話をこなしたアニメ番組の成功例もあるから大丈夫、とプロデューサーを説得しました。

では、具体的に誰に頼むのかとなった際に、瞬時に頭に浮かんだのが、山寺さんと林原さんのお二人でした。二人の名前にプロデューサーも速攻で納得しました。(ちなみに、アニメ版監督不行届のキャストはこれを踏まえて、具申しています)あれから約1年、次々と完成しつつある作品の声を聞き乍ら、その直感は正しかったと実感しています。やっぱ、巧いです。凄いや、あの二人!

山寺宏一さん コメント

素晴らしい企画!さすがカラーさん!注目を集めれば、そこから才能あるクリエイター達が世界に羽ばたいて行く事でしょう!えっ?声は二人?そりゃ大変有難いし、林原さんとなら面白いと思うけど、全部ってのは無理があるんじゃない?そのせいで作品の足引っ張る事になりゃしないか?いや、庵野さんがそう言うなら喜んでやらせて頂きます。

林原めぐみさん コメント

「でた!!」と思いました。そういう役回りかと…。我々は…。光栄です…たぶん。本当に…。

壮大なパイロットフィルム制作にお付き合いするという事と理解し、キッズアニメも、萌え?も、グラフィックスも、歴史物も、日本のアニメの幅の広さ、奥行き、個々の才能、技術、などなどを、ある意味、即行、世界に発信するにはネットはもってこいですものね。日本のアニメ(スタジオカラー制作の)世界へのプレゼン?と私は理解しました…違う?

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