KENJI STUDIOおよびAWESOME JAPANがキックスターターにて共同で実施している、『サンタ・カンパニー』を使ったアニメ制作の教科書・資料集プロジェクトの支援総額が、目標である15,000ドルを突破したことが分かった。プロジェクトが終了する平成26年10月30日までに支援金額が2万ドルを超えた場合は、より深く『サンタ・カンパニー』を楽しめるために、アニメで描かれているストーリーの1年前の出来事や裏設定などを新たにまとめ、カラーイラストを交えながら解説するガイドを英語で作成し、25ドル以上支援したバッカーに贈るという。
※以下、メーカー発表の情報をもとに記事を掲載しております。
プロジェクトの概要について
このプロジェクトは今までに例を見ないもので、公になっていなかったアニメ制作の裏側を企画段階から完成までカバーする教科書を目指しています。総監督の糸曽賢志本人による説明の他、実際に制作で使用された原画や絵コンテなどの生の資料がPSD形式などでDVD-ROMに収録されます。アニメ業界に進む人はもちろんのこと、アニメファンにとってもアニメ制作に関する非常に貴重な資料になることは間違いありません。
なお、『サンタ・カンパニー』自体も、昨年にKickstarterで制作資金約700万円を集め、12月に公開を予定している短編アニメ作品であり、前回のキャンペーンで『サンタ・カンパニー』本編を購入することができなかった方々にも先行購入するチャンスとなっております。
【URL】http://kck.st/1vqZb2r
【終了時期】2014年10月30日 正午(日本時間)
【目標金額】15,000ドル
糸曽賢志プロフィール
今回のプロジェクトの総監督・企画・プロデューサーも務める。スタジオ・ジブリの宮崎駿氏に師事し、今敏氏の『夢みる機械』への参加や、SMAPの『CRAZY FIVE(GIFT of SMAP CONCERT’2012)』の監督を担当し、現在は大学教授として教壇にも立っています。